7月末に、日本のAmazonでも販売の始まったAmazon Echo Spot。球型の斜め上をスカっとカットしたような形状で、モニター画面がついているEcho端末です。
我が家では、Echo、Echo Dotに次いで、3台目のEchoとなります(その前にEcho Plusもあったのですが、故障したのですでに廃棄済み)。写真左側のEchoは日本語版アプリで寝室での利用、一番小さいEcho Dotは英語版アプリでリビングで利用しています。
早速セットアップしていきましょう。これまでのEchoはスマホのAlexaアプリを介してセットアップを行っていましたが、Echo Spotはモニターがあるので、単体でのセットアップが可能です。これはめちゃめちゃ便利ですよ。
使い方は、従来のEchoとまったく同じです。「アレクサ!」と話しかけ、「今日の天気は?」とか「5分のタイマーをスタート」とコマンドを続ける。
基本、使い方は同じなんですが、やはり画面があるというのは感動的。
例えば、天気を尋ねると、ビジュアルで天気と気温が表示されます。
また、タイマーは複数を稼働させることができますが、モニターに残り時間が表示されて大変便利。タイマーは2本まで表示可能です。
このタイマー、画面にタッチでストップさせることも可能です。何気に便利機能です。いちいち「アレクサ、ストップ」と声に出して言う必要がない。
「アレクサ、今日のニュースは?」ってやると、動画が出ます。TVのNHKニュースが流れます。
「アレクサ、何か音楽をかけて」って言うと、我が家のアレクサはだいたいビートルズをかけるんですが、ご覧のように歌詞が表示されます。アレクサはカラオケのお供にもなる。
そして……「アレクサ、『カメラを止めるな!』はどの映画館で見られる?」
はい、最寄りの上映劇場がちゃんと表示されました。チケット購入はまだ無理です。このスキルを使うときのポイントは「どの映画館で見れる?」のように、「映画館」というワードを入れることですね。「上映劇場を教えて」だとリターンがありません。
買い物も、画面なしアレクサより数段機能的です。「アレクサ、ティッシュを買いたいんだけど」
注文履歴の中にあったティッシュに加え、Amazonオススメの商品がいくつか紹介されます。こちらは購入も可能。
寄付もできると、どこかのメディアで読みました。「アレクサ、赤十字に寄付したいんだけど」
残念ながら、寄付はAmazon Payが有効じゃないと無理みたいです。これはパス。
従来のEchoでの我が家における最大のネックだった、スマート照明「Hue」のコマンドも動かせるようになり、めでたしめでたし。このEcho SpotをリビングにおけるメインEchoに採用し、英語版のEcho Dotは退役いただくことになりました。
そうそう。英語といえば、アレクサは翻訳もできるようになりました。「アレクサ、蝉って英語で何て言うの?」
単語だけでなく、短文もいけます。翻訳エンジンはマイクロソフト翻訳です。実は、アレクサは検索もBingなんですよ。何気にMSと握ってるんだよね。
以上、一番新しいアレクサの使い勝手でした。かゆいところに手が届いている感じはまったくないですが、リクエストに対して30%ぐらいのリターンはあるという感じ。
何気に重要なのは、置き時計としての機能です。アレクサの時刻は狂わない。機械式や水晶式など、ネット(あるいは電波)に繋がっていない時計は、基本的に狂います。少しずつ、進んだり遅れたりします。その点、Amazon Echoなら大丈夫。ただ、時計の画面デザインが恐ろしくダサいので、お好みにあう画面を見つけて使いましょう。
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