初めての旅先では、当地の一番高い建物、あるいは展望台を訪れることを旨としています。高いところから、町並みを眺めるのが大好きです。
ただし、階段でしか上れない塔や施設はこの限りではありません。フィレンツェのクーポラとかはパスしたもんな。
さて、ベネチアではどこに上りましょうか? タワーなんてあるんだっけ?
ありました!
まずは、サンマルコ広場にそびえるコレでしょう。写真は夜のものですが、上るのは日中です。
広場に隣接するドゥカーレ宮殿は、いつ行っても長蛇の列。しかし、こっちの鐘楼(単に「鐘楼」と呼ばれているらしい)は、意外に行列が短い。
8ユーロ払って、エレベーターに乗ります。鐘楼のフロアが展望台になってます。
サンマルコ広場は足下にこのとおり。
海も見えます。いや、これは正確には「カナル・グランデ」というS字型の運河です。
展望台は吹きっさらしで結構寒い。この日は雨で気温も低かったので10分ほどで退散しました。
翌日。だいぶ天気は回復しています。
今日は、また別の鐘楼にチャレンジします。目指すのは、サン・ジョルジョ・マッジョーレ教会の鐘楼。
前日、サンマルコの鐘楼からこんな風に見えていたやつです。
サンマルコの対面にある小さな島、サン・ジョルジョに建つ教会の鐘楼。島へは、水上バス(ヴァポレット)で普通に行くことができます。
正面のファサードが威風堂々。
中に入ると、パイプオルガンの演奏が。これは、ベネチア・ビエンナーレの関連イベントで行われる演奏会のリハーサルでした。
パイプオルガンの左側にある扉から廊下に出て、奥の方に回り込むと、鐘楼に上るエレベーターがありました。
こちらは大人が6ユーロ。サンマルコより安い。
鐘楼から足下を見ると、生垣が迷路になってる庭園がありますね。これも教会の敷地内なんでしょうか。
サン・ジョルジョ・マッジョーレからだと、サンマルコの鐘楼はこんな感じに見えます。鐘楼の右側がドゥカーレ宮殿。
ぼちぼちサンセットの時間。絶景が広がります。エレベーターは19時までの運行です。
サン・ジョルジョ・マッジョーレの方が、サンマルコの鐘楼よりもビューがナイスだと思いましたね。ここ、意外な穴場かも。
ついでに、実に気持ちのいいルーフトップレストランもご紹介しましょう。
ホテル・ダニエリのテラスレストランです。
私たちはダニエリに宿泊したので、朝食をこのレストランで食べました。
運河を見下ろすテラスでの清々しい朝食。もう、朝からシャンパンいっちゃいますか!
ここからも、サン・ジョルジョ・マッジョーレが見えます。
実はここ、宿泊客でなくてもランチやディナーで利用することができますよ。
ルーフトップ好きの方はマストビジットです。もちろん、晴れの日限定ね。
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