一生に一回しか訪れる可能性はないだろうと思ってやって来たパキスタンですが、また来る可能性、なきにしもあらず。
だって、全然観光していない。やり残したことがたくさんありすぎます。とは言え、純粋に観光だけではまず来ない所ですね。いずれにしてもレアなデスティネーションであることは間違いなくて、フォートラベルの旅行記も、イスラマバードのものは全部で40件しかありません(2022年10月現在)。再訪の可能性はさておき、次回来るときに備えて覚書を残しておきましょう。
町を走る自動車は、80%が日本車です。自動車は左側通行なので、日本とおんなじ右ハンドルです。シェアはスズキが断トツ1位。以下、ホンダ、トヨタの順だそうです。
トヨタは、パキスタンでハイブリッド車とその関連設備に100億円投資するって言ってました。今さらハイブリッド! スズキは、パキスタン人は中古車を買うなって言ってました。最近、日本から中古車がたくさん輸入されてるんだそうです。……この国から排ガスが減るのは、早くて30年ぐらい先でしょう。
幹線道路は、舗装されてますが狭い路地は穴ボコ多し。あと、昨日通れた道が今日は通行止めってケースも大変多くて、迂回させられるのは日常茶飯事。警察は、コンテナを交差点に積んで道路をブロックします。
日本人の感覚からすれば、道路はカオスです。4車線の道路に5列で車が走ってる感じ。まあでも、路上に牛がいないだけインドよりはマシですが。この国で車を運転しようとは全然思いませんよ。
次回は、路線バスとか、最近敷設された地下鉄とか、公共の交通機関に乗ってみたいですね。是非。
町は乾燥していてほこりっぽい印象。雨が少ないのか、サンセットが毎日見られました。
この国ではお酒が飲めません。ホテルのレストランでもお酒は出しません。現地の日本人によると、一軒家で看板も出していないレストランに集まって、日本人はお酒を飲むそうです。
今回お酒が飲めたのは、ホテルのルームサービスだけでした。500mlの缶ビールが1本1000ルピー(700円)。ビールは現地に工場があって、けっこう美味しいビールです。
現地人はずん胴の長シャツに、同じ色の長パンツの民族衣装。凄くヒゲが長くてビンラディンみたいな人もいます。これは空港ですが、狭い道にこの装束の男たちがたむろしていると、ちょっと不気味に感じます。
洪水の被害は、都市部ではほとんどないそうです。しかし、カラチにいる駐在員が「カラチではデング熱が増えています」と言ってました。洪水の後は蚊が多くなるから、デング熱も増えるんですよね。
ホテルのロビーに、募金のBOXもありましたので、少額ですがお札を入れておきました。
「イスラマバード」「カラチ」「ラホール」がパキスタンにおける3大都市だそうです。イスラマバードは商業の中心。カラチは政治の中心。ラホールは文化の中心って感じみたい。
ショッピングモールにあるスーパーに行ったけど、ビールは売ってませんでした。コーラは国産とドバイ産でエラい値段が違う。カップラーメンも日清と現地メーカーではだいぶ値段が違う。日清385ルピー、現地メーカー120ルピー。
同じショッピングモールに映画館もありました。ちゃんとしたシネコンでしたよ。
イスラマバードの「セレーナホテル」は、大変エレガントなホテルでした。今度来ることがあったら、必ず泊まりたい。
ホテルの近くに「イスラマバード美術館」があって、Google Mapで調べたら「営業時間中」って出たので行ったみら、思いっきり閉まってたよ。悔しいから外観の写真を撮っていたら、そこら辺にいたオッサンに「撮るな!」って怒られたよ。
でもこの写真、よく見ると鉄格子の意匠がヌスラット・ファテ・アリ・ハーンですよ! ここは入ってみたかった。残念すぎる。
「ガンダーラ」「モヘンジョダロ」「ファイサルモスク」あたりですかねえ。次回観光で訪れるべきマストビジットなスポットは。
オレの携帯はahamoなんだが、イスラマバードではまったく使えませんでした。パケットが繋がらなかった。乗り継ぎで降りたバンコクでは普通に使えたんですが。
今回はマリオットホテルに泊まったんですが、バスタブはナシ。トイレは、イスラム式ウォシュレット(ホースの水でお尻を流すタイプ)。
パキスタンの若者がよく使うSNSは、InstagramとWhat's Upだそう。なんだかんだで、Facebook(Meta)はあちこちでやることやってんだなあって思ったよ。
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