2023年9月24日、両国国技館に大相撲を見に行きました。古い友人のお誘いで、桟敷席(西側1階の枡席)での観戦。
土俵も近く、拍子木の音や行司の声もリアルに聞こえるなかなか素晴らしい席です。客層も、もっとシニア寄りかと思いきや、老若男女さまざまでちょっと驚きました。女子もとても多いんですね。
この日は九月場所の千秋楽で、我々は15時ぐらいに席に着きましたが、その時点では十両の取り組みの後半が行われていました。
十両の取り組みが終わったところで表彰式となるのですが、十両ならびにそれより下位の、序の口、序二段、幕下において同率首位で優勝が決まっていないカテゴリがあって、優勝決定戦が行われます。とくに、幕下では7人が同率首位になっていて、7人がトーナメントで優勝決定戦を闘いました。本割に加えて、3番を勝ち抜かないと優勝できないということで、これはなかなか大変だなあと。
枡席でご招待なので、焼き鳥や焼売や、お弁当、さらにおつまみがたくさん入った紙袋をもらいます。
こんなに食べられませんよねえ。ほとんどを持ち帰ることになりました。
幕入りになると、テレビで見たことがある力士がちょいちょい登場します。遠藤、阿炎、翔猿なんかは人気ありますね。観客は、みな「推し」の力士に熱い声援を送っています。
そしてこの日、もっとも声援が凄かったのが、大関の貴景勝です。私たちグループにも、ひとり熱狂的なファンがいて、いろいろ教えてもらいました。貴景勝は芦屋の出身で、奥さんがモデルで凄い美人なんだと。「貴景勝+妻」でググってみろと。
◆貴景勝と結婚した千葉有希奈さん【写真】
確かに凄い美人です。
そんな貴景勝ですが、10勝4敗で千秋楽を迎えました。平幕の熱海富士が11勝3敗で単独トップ。しかし、本割で朝乃山に敗れ11勝4敗に。貴景勝は大栄翔に勝って、同じく11勝4敗。優勝決定戦となりました。
隣の枡席には、黒系の洋服でコーディネートしたハイソな感じのご婦人がた。お嬢様も上品な感じでやんごとないオーラを発しているのですが、そのハイソな枡席からひときわ大きな「タカケイショー!」の叫び声。
両国国技館、なんかオモロイ。年に数回サッカーを見に行くフクダ電子アリーナとは似ても似つかない空間です。年収高そうなお客さんが多いです。
優勝決定戦は、立ち会いで貴景勝が左に変わって、はたき込みで熱海富士を破りました。「そんな勝ち方で嬉しいかあ〜!」ってヤジが聞こえましたが、勝利優先ってことかな。
貴景勝、千秋楽を優勝で飾りました。表彰式も見られてよかった。
大相撲、生まれて初めて生観戦したけど、とても面白かったですね。私は相撲の盛んな青森県の生まれなので、子どものころは毎日テレビで大相撲を見ていました。小学校でもグラウンドに土俵書いて相撲取ってたなあ。若乃花、貴乃花、舞の海なんかも青森県出身ですしね。
そんなわけで、人生でやり残していたことリストのひとつに、チェックマークが入った感はあります。また機会があれば、是非大相撲観戦してみたい。何しろ、江戸時代から連綿と続いてきた格闘技なわけで、非常に神聖な雰囲気を感じました。サッカーとは対極にある競技かも。
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