2025年5月15日木曜日

沼津の遊覧船は例のえびせん案件、熱海の干物が美味すぎる

 ゴールデンウィークの合間の平日、伊豆〜熱海に1泊旅行しました。昨年も熱海に1泊しており、この時は館山港からジェット船で行ったのですが、今年は東京から車(テスラ モデル3)で向かいます。

午前中に出発し、デカい富士山を真正面に見ながらドライブ。房総から見える富士山とは迫力が全然違います。

ランチは沼津港で海鮮丼。「壱鉄」から「五鉄」までありますが、迷わず五鉄行っちゃいましょう! とても豪華で美味。途中から出し茶漬けにして食べる系ですね。


食事を済ませ、沼津港で遊覧船に乗ります。日中は1時間に1本出ています。駿河湾内を30分ほど周遊するカジュアルな船です。


乗船口でかっぱえびせんが売られていたので、ああ「そっち系ね」と理解しました。「体験型エンターテインメント」って表現でも間違いじゃありません。


展望台のついた水門をくぐったあたりから、カモメがワラワラ群がって来ます。えびせんタイムの始まりです。


右手に聳える富士山が凛々しい姿を見せていますが、誰も富士山なんか見ちゃいない。


乗客は、船尾に集まって、群がる鳥に向かってえびせんを投げる、投げる。


カモメに投げる分には特にリスクはないのですが、時々トンビが電光石火の急襲で乗客のえびせんを強奪します。これ、指先から流血の惨事になることも。

こうした、カモメにえびせんを与えて観客が楽しむ遊覧船は日本各地に存在しますが、カモメたちはこんなケミカルなエサを食べて、健康被害にはならないんでしょうか? 何とも不思議な気分になります。

およそ30分のクルーズを終え、三島スカイウォークへ。ここも賑わってます。めちゃめちゃ人が多い。伊豆は観光地が色々あっていいなあ。


宿泊は「寛一お宮の像」のお向かいにある「熱海パールスターホテル」。おそらく、全室がオーシャンビューで、なおかつ寛一お宮ビューだと思われます。夜には、部屋からライトアップされた像が見えます。


ディナーは丘の上の古民家イタリアン、アロマフレスカ。2年連続2度目の訪問です。ここのイタリアンは全室個室。しかも、温泉つきの部屋があって、帰りしなにお風呂も見せてもらいました。エラい立派な風呂です。これ、イタ飯屋の風呂なんですけどね。


食事を終えてホテルに帰り、部屋で一杯飲もうってなって、フロントに「氷をください」と電話したら、「かしこまりました。配達ロボがお届けします」って回答が。


5分もかからずに、こんなヤツが部屋までやってきましたよ! 「1Fからエレベーターに乗り、上階の我々の部屋まで到達」 → 「電話で到着を通知」 → 「氷を取ったあとはエレベーターに帰還」 → 「1Fフロントに戻って充電」以上を自動で行っていました。なかなか凄い。こりゃFSDだわ。

翌朝、テスラを充電するために「熱海網代スーパーチャージャー」へ。ここはファミマの駐車場です。


そして、このSCから徒歩2分のところに、伝説の干物屋があるんです。それは「干物屋ふじま」。お店のサイトには「ハイパー干物クリエイターが作る絶品の干物を、熱海市網代から全国の食卓にお届け」との惹句。ハイパー干物クリエイターって、なんかうさん臭い!


でも、お店のサイトからの注文は1年半待ちなんだと。でも、電話すれば、当日残っている分を売ってくれることもあると。で、早速電話してみます。


無事に電話はつながり、お店の前で店員さんの到着を5分ほど待って、見事に「定番お試しセット」をゲット!

この干物、東京に帰った翌日に食べてみました。同じ日に熱海銀座の「釜鶴ひもの店」で買ったものと食べ比べてみたのですが、全然レベチでした。釜鶴も名店なのですが、明らかにふじまの干物の方が上質です。魚の身も厚く、塩加減も絶妙。


ハイパー干物クリエイター、凄いよ。これはリピート確実ですね。熱海に行く理由がまた1つ増えました。

この日のランチは小田原の貝汁とお刺身。昨日は駿河湾、今日は相模湾でシーフード三昧。なんか、房総の同様のお店とは違うよなあ。魚の種類が違う? 味付けが違う? 客層が違う? 


伊豆はいいですねえ。房総に暮らしていると、その違いが歴然ですわ。こんな感じの1泊2日の熱海旅行、年次のイベントになりそうです。

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