2014年11月1日土曜日

ギガ速い光がやってきた!と思ったら、ちっとも速くなかった件

NTT東日本のサポートと小一時間電話しちゃいましたよ。3連休の初日っから。

昨日、自宅のフレッツ光を、ギガ マンションタイプに変える工事をやったんです。NTTの業者に頼んで。


ほら、速度が概ね1GB出るって書いてある。いよいよ我が家もメガからギガへ突入だ。ワクワクしますねえ。

工事が無事終わり、プロバイダーの設定も完了し、いざ開通! FLET’Sのアフロ田中のページで速度を測ってみましょう。


あれ、下り28Mbpsぽっち。こんなもんなの? 

あ、WiFiルーターだから遅いのか。モデムから有線でMacに繋いでみましょう。


だいぶ速くなった。80Mbps出る時もある。だけど、Webサイトにはギガって書いてあるよねえ。

NTTに対する不信感がこみ上げてきます。ギガって普通は1000メガ相当だよねえ。おたくの会社は、80メガで1ギガなのかと。

果たして我が家の回線速度は、このサービス(フレッツ光ギガ マンションタイプ)における標準的な速度なのか。それとも遅い方なのか。真実を究明すべく、まずは工事を担当した日本コムシスに電話します。

休日出勤のオッサンが出て、「あのですねえ、速度はですねえ、お使いの環境にもだいぶ影響されますよ」的な、何とものらりくらりな対応。で、「NTT東の故障受付ダイヤルがあるので、そちらに連絡したらどうですか?」と教えてくれたので、すかさずNTT東に電話。

さすがに故障対応だけあって、オペレーターのお姉さんは隙のない応対をしてくれました。「よろしければ、より正確な速度を測る方法があるのでこれからご案内します」というので教えてもらうことに。

ところが、「Macに有線LANを繋いでください」→「これから言うアドレスにアクセスしてみてください」→「設定をこのように変更してください」→「次にこのアドレスに」→「設定をこのように」の無限ループに陥り小一時間。接続がうまくいかないのです。さすがにうんざりして「もういいです」と電話を切りました。

サポート嬢が言うには、WiFiで28メガならばまったく健全な速度であって障害でもなんでもないとのことでした。完全なる想定内だと。



iPhone 6のWiFi接続で測った数値は、FLET’S NEXT時代が下り5.5Mbps(左)、ギガ時代が9.1Mbps。正直、まったく変わった感がありません。

要するに「ギガ速い」ってのは紛れもなく誇大表現なわけです。NTTはこんな商売してて大丈夫なんですかね。公正取引委員会的にもOKなの?

それにしても、期待して損した。ギガの時代はまだまだ当分先ってことですね。

2014年10月26日日曜日

iPhone 6 Plus、どうなのよ? いい点と残念な点

iPhone 6 Plusが届いて1カ月ほど経ちました。SIMフリー版を買って、それまで使っていたiPhone 5sのソフトバンクSIMをブチ込んでそのまま使っています。

私の周りには、すでにたくさんのiPhone 6/6 Plusユーザーがいます。5sに比べ、明らかに6/6 Plusの方が売れていると実感します。まあ、2サイズで、カラバリも3種類で、容量も16GBから128GBまで3タイプあるわけですから、SKU単位では2x3x3=18種類です。いや、これに3キャリアとSIMフリー版をさらにかけると72種類ということになる。今回、歴代のiPhoneの中でもっとも売れてるというのは、選択肢がたくさんあるという点も貢献していそうです。

だって、みんな「6にしようか、6 Plusにしようか」迷ってる。「iPhone 6にしようか、GALAXYにしようか」悩んでいる人はいませんよ。私の知人では。

さて、iPhone 6 Plusですが、私の場合、以前にもこちらのエントリーで書いたように、GALAXY NOTEで予行演習していたので、大きさについては完全に想定通りです。

iPhone6は予想通り、Apple Watchはかなり微妙。本日のアップル発表会
http://naokomai.blogspot.jp/2014/09/iphone6apple-watch.html


ほら、並べてみるとほとんど同じ。厳密には、右の6 Plusの方が若干縦に長いんですが。

文庫本と並べてみましょう。縦はほぼ同じ。幅は文庫本の方がだいぶ大きい。文庫本って、電子書籍の場合1冊の容量は1MBもないので、128GBのiPhone 6なら、電書化された文庫本を何万冊も持ち歩くことが可能ってことですね。


では、iPhone 6 Plusを1カ月使ってみて、いい点と残念な点をあげてみましょう。

いい点

1. 文字が大きくなって読みやすい!
はい、画面が大きくなって、文字もデカくなって、老眼には大助かり。ただし、アプリによっては、設定で文字が拡大されないものがあり、若干の不便はありますよね。SmartNewsのトップページとか、Facebookとか。あと、Gmailアプリとか。


まあでも今のところ許容範囲です。巷間言われているように、おかげで私もiPad miniを使わなくなりました。
iPad miniは、文字が小さいんですよね。ブラウザとかメールとか。

2. 容量が大きくなって、アプリも写真も音楽も入れ放題!
128GB、マンセー!です。私のように、じゃんじゃんアプリをダウンロードするユーザーには、64GBなんてあっという間。今回、128GBモデルが出たことは2番目に嬉しい出来事。

3. バッテリーが凄く長持ちに!
これも嬉しいですね。朝満タンで出かけたら、夜家に帰るまで充電しなくても大丈夫。これで、モバイルバッテリーを持ち歩く必要がほぼなくなったもんね。

4. カーナビとして十分つかえる!
ウチのカーナビはiDriveなんですが、これがもうクソナビ以外の何ものでもないという……。とにかく、操作はダイヤル状のデバイスをグリグリ回して行うタイプなので、目的地を入力するのに2〜3分もかかる。しかも、走行中は操作できない(ここは当たり前か)。なので最近は、出かける前にiPhone 6 Plusのナビアプリに予め目的地を登録しておき、車に乗ったらそのまま6 PlusをiDriveの手前にちょこっと置いて使ってます。いやあ、快適快適。



以上、すべての長所は、iPhoneの「大型化」に起因するものです。じゃあ、残念な点は……。

1. 端末がデカすぎて、ポケットからハミ出してしまう!
これまた、大型化ゆえのデメリット。特に残念なのは、時間を見るのに不便すぎるという点。これ、2台持ちの時には気がつかなかったポイント。ちなみに私は、日頃腕時計を使ってません。


ジーンズやパンツのお尻のポケットに入れると、頭がちょろっとハミ出るほどの存在感。ジーンズが重さでズルっと下がります。だからとっても邪魔。しょうがないので、上着(ジャケットとか)の脇腹ポケットに入れることが多くなる。この、脇ポケットはまだ出し入れが簡単だからいいんですが、上着にポケットがない場合は、手で直に握りしめるか、カバンに入れることになる。カバンに入れてしまうと、時間を見るためだけにiPhoneを取り出すのがなかなか難儀です。時計がすぐに見られないって不便だよ……。

だからアップルは、こないだのイベントで、Apple Watchを一緒に発表したんじゃないかと強く思いましたね。

腕時計、復活は時間の問題ですわ。ちきしょう。

まあ、Apple Watchについては、少なくとも1台は買うと決めているんですが、生涯使い続けるかどうかはまた別の話です。せっかく解放された我が左手に、また異物を巻き付けるというのはちょっと残念。

2. Kindleアプリにおいて、ページめくりにボリュームボタンが使えない!
これは細かい話ですよ。でも、個人的にはとても残念。Kindleアプリの、アンドロイドにできてiPhoneにはできない元々の仕様です。アンドロイドは、Kindleでの読書中、ボリュームボタンでページ送りができて、大変楽なんです。もしかして、iPhoneも6 Plusにはこの機能が加わるかなとちょっと期待したんですが、あえなく不採用に。

でもよくよく考えると、iPhoneで音楽聞きながらKindleアプリで本を読むという状態って、けっこう各地で起こりそう。この場合、ボリュームボタンをどっちに割り当てるかという問題がありますよね。普通は音楽だわな。……自己完結してしまった。

3. エッジが丸くなっちゃった!
iPhone4以降、5sまでは、端末の周囲の面取りがフラットなので、iPhoneは自立できましたよね。スタンドがなくても。あまりiPhoneを立てて使う機会はないと思いますが、私の場合、会議の時にiPhoneをデスクにそっと立てて、Bluetoothキーボードでメモを取るみたいな使い方をよくします。……もうこれができなくなった。

あと、ケースをつけない裸の状態で握ってるときの感触が、ソリッドなのにソフトな感じで凄く気に入ってたんですよね。5sって、冷たくて、硬くて、柔らかい。だけど6/6 Plusは、縁がツルツルして怖いんですよ。落っことしそうで。

色々考えるに、いっそ5sと6 Plusの2台持ちか?とも思ったんですが、そうなると5sは時計の役割でしかないので、結局却下となりました。今は、6 Plus1台持ちで快適に暮らしています。GALAXY NOTEの出番がほぼなくなった……。

さあ、使わなくなったGALAXY NOTEのSIM(Docomo)はどうするかな?

iPad Air 2のセルラー版買っちゃうかな。

2014年10月13日月曜日

イダン・ライヒェル初来日ライブに行ってみた!気になる裏事情

10月7日は、イダン・ライヒェル(イダン・ライヘル改め)の初来日ライブが、六本木のビルボードライブ東京で行われました。


私は昨年、エル・スール・レコードのTwitterで彼とそのバンド、イダン・ライヒェル・プロジェクト(以下IRP)の存在を知り、一発でハマってアルバムを全部買い、ニューヨークで行われたライブも見に行ったほどのファン。

もちろん、来日公演が決まった際には、速攻でチケットを買って楽しみに待っていました。ある大きな疑問を頭の片隅に抱きながら。

その疑問解明にトライする前に、まずはライブの感想を短めに。

バンドは、演奏スタート時、イダン(Piano, Vo)に加えドラムスとベースのトリオ編成。

この、ロンドンのライブが参考になるかな。

ピアノ・インプロビゼーション


https://www.youtube.com/watch?v=ZjAgw1xeUuk

このロンドンのライブは4人編成でしたが、東京のライブは最終的に6人編成。

トリオでスタートして、30分ほど経過して笛吹きを追加。さらに女性ボーカルが1人、また1人とジョインして総勢6名の編成となり、6名で最後まで演りました。

ビルボードというベニューに合わせてか、演奏は非常にスロウでジャジーで、アダルト・オリエンテッドな雰囲気。

ピアノは、いつもは電子なのですが、この日はスタインウェイのグランドピアノがデーンと鎮座しており、かなりゴージャス。

楽曲は、インストルメンタル・ナンバーも含め、知らない曲も何曲かありました。バンドのメンバーが少ない分、それぞれのアーティストがしっかりフィーチャーされて、インプロビゼーションも随所に織り込まれています。改めてその実力に感服です。このバンド、みんな恐ろしく演奏(歌)が上手い。

9月中旬の、ベルリンでのライブが同じ6人編成だったようです。

Mi’Ma'amakim



https://www.youtube.com/watch?v=3B73ioYeYvM

この曲と、「Bo'ee」と「Im Telech」は凄い人気ですね。最後の方のアップテンポなナンバーでは、お客さんも立ち上がって踊ってましたよ。外人さんたちがね。

率直に言って、昨年のニューヨーク公演よりも遥かに良かったですよ。構成、アレンジ、そして雰囲気も。イダンが帽子かぶっていたのもグッドだね(笑)。

さて、疑問に戻りましょう。それにしてもこの来日公演は、どうやって実現されたんでしょう。この日本で、彼とバンドのことを知っている人間が何人いるのか? この公演、経済的に成立するのか?

イダン・ライヒェルはイスラエルのアーティストで、もちろんユダヤ人です。

過去、全米ツアーの際にこのエントリでも書いたんですが。
イダン・ライヘル、全米ツアーの謎について考察してみる

北米には、あちこちの町にユダヤ人コミュニティが存在し、しかも富裕層が中心なので、それほど知名度の高くないIRPでも全米ツアーが可能だということは分かりました。

ちなみに、今回のIRPのツアーは、東京のほかに、ソウルと台北も周ったんだそうです。どの町にもユダヤ人コミュニティは存在しないに等しい。純粋に音楽好き、しかもワールドミュージック好きだけで客席を埋められるんでしょうか?

東京公演には、SABONという、イスラエルの美容関連企業がスポンサーについていました。しかし、それだけではまだ不安ですよね。関係者でも何でもない私が外野でどうこう言う話でもありませんけど。

実際、当日のビルボード東京は空席もちらほら。そもそもキャパが大きくない(300席程度)ので、動員かければある程度埋まりますが、それは売上げにはならないでしょう。

疑問は頭を離れませんが、ライブは非常に素晴らしい内容で終了しました。そしてその直後、ユダヤルートから気になる情報が!

やはり、SABONの他にもスポンサーがいたっぽい。公式に発表されていないのでここでは明言できませんが、とても意外な筋のスポンサーが。

いやあ、驚いた。

驚いたというか何というか、なるほどザワールドって感じですw。

ユダヤ人、半端ねえわ。集金能力から何から。

京都の山奥にある、古民家移築の宿に泊まってみた

9月下旬の飛び石連休で、私と私の母、奥さんと奥さんの母の4人で京都へ行って来ました。

私の母が、50年ぶりの京都だということもあり、金閣、銀閣、竜安寺など、初日はベタに観光し、次の日はちょっと足を伸ばして美山(南丹市美山町)まで行きました。レンタカーを使います。

かやぶき屋根の家で有名な美山地区では、原生林がそのまま残り、そのふもとに田園が広がる、日本の正しい里山の風景に出会えます。まさに風光明媚という形容がふさわしい。



この美山で、粋仙庵という宿に宿泊しました。一日一組しか予約を受けません。

夕刻、宿からの風景はご覧の通り。


できれば、夕食までベランダでのんびり過ごしたかったのですが、さすがに蚊が多くて無理でした。

夕食は豆乳の鍋のほか、野菜が中心。食材に対するこだわりが伝わってきます。


関西ではちょっとした人気者、英国人杜氏のフィリップ・ハーパーさんが、この宿のために作った「京美山」という日本酒を試してみます。

アルコール度数が18度ぐらいと、通常よりやや度数高め。だけど、フルーティですっきりした飲み口です。なかなか美味い。


ボトルもオシャレで、13年には京都デザイン大賞を受賞したそうです。

古民家なので、高級という感じではなく、なんだか、知人の家を訪問したらあまりに居心地が良かったのでそのまま泊まっちゃった、みたいなカジュアルなステイです。値段もお手頃。


朝は朝で、向こうの山に雲がかかって神秘的。ちょっと暑くなりそうな空模様。

この宿では、大学の教授を退官したご主人と、奥さまのお2人が、適度な距離感でおもてなししてくれます。

チェックアウトの10時までのんびり過ごし、日本酒のお土産を宅配で頼んで宿を後にします。支払いは現金のみでした。

紅葉の時期や、桜の時期にまた再訪したいですねえ。

京都への帰りがてら、知井地区のかやぶきの里へ。


38棟残る茅葺きの家には、今も人々が暮らしています。この屋根を葺くのに、1500万円ぐらいかかるんだそうです。

だから、かやぶきの里以外のエリアは、家の形状はそのままで、瓦やトタンで葺いた屋根の方が圧倒的に多い。


家の本体はまだ耐用可能なのに、屋根が葺き替えの時期を迎えて、こんな家になってしまうんでしょうか。でも、これはこれで忍者屋敷のようでカッコいいですね。

さて、美山を堪能しました。京都に戻ってすきやきでも食べよう。

夕食は、河原町の三嶋亭というお店ですき焼きを食べることになりました。

お肉の上に白砂糖をちゃっちゃっと撒いて(ザラメではない)、甘くない割り下をじゃーっとかけて焼かれる牛肉は、かなりの甘さです。

これは、食べ慣れていないとなかなか厳しいかも知れません。

美味しいんだけど、甘い。インドのデザートみたいな感じ? いやちょっと違うか。


野菜セッションは、タマネギが大量なのと、カボチャやお麩なども主張していて斬新です。東京とは全然違うっす。

7時の予約でしたが、我々が食べ終わった8時半には、もう他のお客さんは誰もいなかった。

以上、やはり京都はたまに行くといいですね。

それにしても京都、寺院の数がハンパない。どうやって維持してるんだろ……。

2014年9月10日水曜日

iPhone6は予想通り、Apple Watchはかなり微妙。本日のアップル発表会

9月9日は忙しい一日でした。朝6時から錦織が出場する全米オープンの決勝(テレビ観戦)、終わってから会社に行って、夜は横浜で日本代表vsベネズエラ代表(現地で観戦)、そして深夜26時からは、アップルが新製品の発表会を行ったというわけです(ネットで視聴)。

テニスとサッカーはさておき、ここはやはりアップルの発表会についての雑感を記しておきたいと思います。


まずはiPhone6。これはもう、発売前から情報ダダ漏れでしたから、何も驚きはありません。4.7インチのiPhone6と、5.5インチのiPhone6 Plusの2機種が発表されました。以上!って感じ。

続いてはApple Watch。

iPhone6の情報がダダ漏れだったのに対して、Apple Watchはほとんど情報が漏れていませんでした。名称も「iWatch」だと思われていたし、競作されてたコンセプトアートにも、正解はなかったかなという印象。何しろ竜頭つきですからね。


しかしApple Watchは微妙です。もちろん、発売されたら1個は購入する予定ですが、使い続けるかどうかはまったく未知数ですね。

私は、そして私の他にも多くの人がそうだと思いますが、iPhoneを、いや携帯電話を携帯するようになってから、腕時計をつけることをやめてしまいました。一時、ナイキのフュエルバンドをしていた時期もありましたが、フュエルバンドが故障してからは、やはり腕時計はしていません。

そして今日発表されたApple Watchは、どこからどう見ても腕時計です。一度解放された左腕の手首に、またこれを巻き付けて生活するのか? どうにも気が進まない。

これはもう、買ってから考えるしかありませんね。Apple Watchにできることはだいたい想像がついてますし。

さて、iPhone6に戻りましょう。

私は、この5.5インチのiPhone6 Plusに備える意味もあって、GALAXY Noteを何年か使っていましたので、もう準備万端w。

GALAXY Note 3を買ってみた。良くも悪くもデカさ炸裂!

そうなんです。「良くも悪くもデカさ炸裂!」なんですよ。

画面が大きくなって、Webや電子書籍を読んだり、動画を見たりするにはかなり好都合。だけど、デカすぎてジーンズのポケットに入らなくなるという……。デバイスにおける表現力と携帯性はトレードオフなんですよね。

あ、あと、GALAXY Noteを使い始めたら、iPad(iPad mini)を使う機会が激減してしまったことも付け加えておきます。

一応、私はいま使っているiPhone5sとGALAXY Note3を一本化し、iPhone6 Plus一台を持ち歩くようにする計画です。

で、ここでさっきの問題ですね。デカすぎてポケットに入らない。まあ、入らなくはないんですが、かさばるんですよ。もの凄く。だから、カバンに入れて持ち運ぶことが多くなりそう。

もしかしたら、この問題を解決するのがApple Watchである可能性はあるかなと思っています。

iPhoneはデカすぎて身につけられない。だけど、電話はともかく、メッセンジャーでのコミュニケーションとか、ニュースアプリを見たり、地図などのアプリを使ったりというちょっとしたアクションだったら、Apple Watchでできちゃう。iPhoneはカバンに入れっぱなしでOK……。

……だけど解放された左腕の手首を、また差し出すのか? それにレティーナとはいえ、画面はかなり小さいぞ。42ミリしかない。小さい方は38ミリ。

まあ、買ってから考えよう。

ところで、今日の発表会の数日前に、こんな本を読みました。



「沈みゆく帝国 スティーブ・ジョブズ亡きあと、アップルは偉大な企業でいられるのか」

スティーブ・ジョブズ亡き後の、アップル社内での権力闘争。FOXCONNを筆頭とする、サプライチェーンにおける労働問題(従業員の自殺とか)。また、サムスンとの特許をめぐる泥沼の法廷闘争など、アップルのダークサイドを鋭くえぐり出していてなかなか読ませる一冊です。

この本を読んだおかげもあって、私は今日の発表会にかなり注目していました。だって、Apple Watchは、ジョブズ亡き後初めてアップルがリリースする新しいラインの製品です。

言い換えれば、ジョブズがいなくても、アップルがイノベーティブであり続けられるかどうかが評価される製品なわけです。


発表会当日のアップルの株価の推移です。クパチーノの10時に始まった発表会ですが、ニューヨーク(NASDAQ)では13時です。発表会の最中、14時ぐらいにピークを迎えていますが、ここがまさにApple Watchの発表のあたりでしょうか。その後株価はジリジリ下がり続け、前日の終値を下回って終了しました。

残念ですが、これがApple Watchを含めた、今日の発表会に対する市場の評価です。やはり、帝国はじわじわと沈みつつあるのかも知れません。

だけど、スマートウォッチに関して言えば、先行しているサムスンにしても、ソニーにしても、かなり中途半端な製品しかリリースできていません。それらと比べれば、Apple Watchは比較にならないほど素晴らしい。そこは間違いありません。でも、果たしてスマートウォッチにどれほどのニーズがあるのか? 微妙です。むしろ、腕時計全般と競合していくと考える方が自然でしょう。案外、カシオとかセイコーとかが警戒感を強めていそうな感じ。

いずれにせよ日本では、当面、Apple Watchよりも、妖怪ウォッチの方がはるかに市場のニーズが高いということは、疑いのないところでしょう。

ジバニャン人気、ハンパないよ。

2014年9月1日月曜日

ケイト・ブッシュのライブ、チケット代が20万円超だって!

昨日(2014年8月31日)、ウチの奥さんが出張でロンドンに旅立ちました。およそ10日間の出張です。

時々、私は奥さんの出張に便乗して旅行することがあるのですが、今回もその可能性について探っていました。追っかけ1週間後ぐらいに私がロンドンに行き、出張に休暇をつなげて遊ぶ作戦ですね。

さて、この時期(2014年9月上旬)ロンドンで何かやることはあるか? 特にロンドンでやることがなければ、無理に渡航することはありません。会社だって何日か休むことになるわけで。さあ、YOUは何しにロンドンへ?

TIME OUTのサイトなどをちょろちょろ調べていたら、凄い獲物が出てきました。


ケイト・ブッシュです。35年ぶりのライブをロンドンでやるんだそうです。会場はハマースミス・アポロです。

「おおおおおおおお。それは是非とも見たいぞ」ということで、Ticketサイトを覗いてみました。


なんとなんと! もの凄い値段になっています。

995ポンド(17万2000円)、1300ポンド(22万5000円)、1080ポンド(18万7000円)……東京〜ロンドンの航空券より高い!

ライブは、8月26日に始まって、10月1日まで合計22回あります。ケイト・ブッシュの公式サイトを見ると、チケット代は49ポンド(8500円)から135ポンド(2万3300円)と書いてあります。定価は極めて常識的なお値段。しかし、チケットサイトではおよそ8倍から10倍ってとこですか。

いやあ、今年56歳のケイト・ブッシュに20万円はちょっと厳しい。あ、年齢は関係ないか。

しかし、35年ぶりかあ。一生に一度ですよ。

日本なら、そうだなあ、山口百恵がライブやったらこれぐらいの値段がつくかもしれませんね。

しかも、ケイト・ブッシュは「ライブ会場では、スマホで写真や動画を撮らないで」と言っているため、ライブが始まって数日経ちますが、その様子が流出していません。

で、どうするかって?

ちょっとだけ悩みましたが、ここはきっぱり諦めましたよ。金額の問題だけじゃないんですけどね。

今回の渡航はパスして、横浜にアギーレ・ジャパンでも見に行きますわ。

さて、今回の探索のおかげで、ケイト・ブッシュの楽曲を毎日聴いています。



http://www.youtube.com/watch?v=wp43OdtAAkM

これなんか、1985年の曲ですけど今だに感動しますね。超絶的な名作です。もう30年前かぁ。

ケイト・ブッシュ本人のパフォーマンスももちろん素晴らしいのですが、曲のアレンジがまた絶妙。めっちゃセンスいいね。

ライブ行きたかった。残念。今回はライブ情報に気づくのが遅すぎた。

ところで、ケイト・ブッシュってカラオケ屋とかに曲あるんですかね。「嵐が丘」とかカラオケで歌う女子とかいたら凄いね。

2014年8月20日水曜日

バスクで大活躍したアプリ。ヨーロッパ行くなら必携だよ!

バスクでもiPhoneが大活躍しました。もはや、iPhoneのない旅は考えられません。

今回は、HuaweiのWiFiルーターを持参し、フランスではOrangeのプリペイドSIM、スペインではVodafoneのプリペイドSIMを買って使っていました。日本から持って行ったソフトバンクのiPhone5sをメインに使いますが、これを機内モードにし(バッテリー節約のため)、WiFiをオンにしてルーターに繋ぎます。

どこの国へ行っても同じですが、旅先でもっとも使うアプリはGoogle Map、次にTripAdvisorって感じです。Google Mapは目的地までのルートと交通機関を調べるために使うほか、カーナビとしても使えます。ただし、機内モード+WiFiだと、位置情報の精度が若干落ちるので要注意。WiFiルーターと一緒に移動しているのが原因でしょうか。


そしてTripAdvisorについては、海外の旅先で、レストランやホテルの入り口にステッカーが貼られているのを本当によく見かけます。私もアプリはよく使いますし、レストランは、Yelpなどのグルメアプリと比較しながら決めていくとハズれません。


あとは今回、バスクの観光系アプリもいくつか使いました。ビルバオの地下鉄路線図とか。

そしてこの度の旅で、超絶便利だったのがこれ。


Word Lens

動画のリンクを貼っておきましょう。文字にかざすだけで、どんどん翻訳してくれる。
https://www.youtube.com/watch?v=h2OfQdYrHRs#t=30

バスクは、英語が今いち通じないお店が多いんです。特にスペイン側は。レストランなんかで、メニューがスペイン語(とバスク語)だけしかないことが多い。そんなときにこのアプリが大活躍します。


これが元のメニュー。スペイン語。これを解読するため、Word Lensを起動します。


アプリを立ち上げ、iPhoneをかざすと、ほら、この通り。リアルタイムで英語に翻訳してくれます。7〜8割方解読できてます。


カメラが対象の文字からずれると、翻訳結果が揺れて読めなくなるので、そんな時は画面右端にある「||(ポーズ)」ボタンを押すと、翻訳箇所を静止させることもできます。

しかも、辞書はダウンロードしておけばいいので、ネット環境がなくても使えます。素晴らしい。

このWord Lens、Googleに買収されたみたいで、私がDLした5月の時点では3000円分の辞書が無料になっていました。エグジット記念無料セールってことだなw。

いまApp Storeで見たら、辞書はまだ無料のようです。西英、仏英、伊英……、露英もあるね。


ほら、全部「無料」って書いてある。

このアプリ、iPhone版、iPad版、Android版があります。お早めにどうぞ!(無料期間が終了してたらごめんなさい)

 iOS (iTunes)
https://itunes.apple.com/jp/app/word-lens/id383463868?mt=8

Android( GooglePlay)
https://play.google.com/store/apps/details?id=com.questvisual.wordlens.demo&hl=ja

凄い時代になったもんです。これ、日本語の辞書も搭載されるといいのにねえ。