今日未明、アップルはiOS6へのアップデートを提供開始しました。
ネット上では「地図がヒドすぎる」「Googleマップアプリ早く出して」と結構な騒ぎになっていますが、私も早速ダウンロードして、カーナビがわりに使ってみました。
世の中のカーナビのUIは、けっこうヒドいものが多いので、むしろiOSのマップは新鮮です。良くできているとさえ思います。
「800m 右折して本郷通りへ」この、800m部分がカウントダウンしていきます。分かりやすい。六角形に403という標識は県道・都道を表しますが、国道ならともかく、これは日本では無意味でしょう。
確かに地図は平版な印象ですが、気がつくのは、ランドマークが少なくて代わりにレストランの情報が多い。カーナビとして使うなら、これぐらいシンプルでも問題ないですが、徒歩で使うならもう少し情報が欲しいところです。交差点名の表示もあった方がいいですね。
ところで、この地図でもっとも不思議なのは、片側2車線以上の大きな幹線道路の標示です。中央分離帯が、グリーンベルトというか中洲のように表示されてしまいます。
例えばこの地図、↑の先に靖国通りの交差点がありますが、ここでY字路に差しかかるかのように見えます。
しかし実際には、現在地も交差点の先も連続する1本の路です。ただし、交差点を境に中央分離帯が敷設されています。この分離帯が強調されてしまい、道路2本が並行しているように見えるんですね。
これは、片側2車線・中央分離帯つきの道路が交差する交差点です。井桁のように表示されちゃってます。かなり未来的な道路を走っているかのよう。
なんか不思議ですねえ。慣れるまで少し時間がかかるかも。
30分ほど使っただけですが、カーナビとしての基本性能はまずまずと感じました。推奨ルートを外れると、リルートをちゃんと行うし、現在地の計測もあまり誤差を感じません。十分使い物になると思います。ただし、渋滞情報は反映されません(ページ右下をめくると「交通方法を表示」というボタンがありますが、まだ動いていない模様)。あくまで簡易的に使うってレベル。
とはいえ、カーナビ中はやたらと電池を消費するのと、iPhone本体がとっても熱くなるので困りものです。
この地図についてはいろいろ文句も多いようですが、iPhoneの地図は、今回、カーナビ利用という観点では明らかに進歩した印象。あとは、地図そのもののクオリティを上げていただくということでしょう。
<追記>
このiOS6のナビ機能、アンドロイドと比べたらどうなの?ってことで、帰宅の際にGALAXY IIと並べてナビってみました。
この地図についてはいろいろ文句も多いようですが、iPhoneの地図は、今回、カーナビ利用という観点では明らかに進歩した印象。あとは、地図そのもののクオリティを上げていただくということでしょう。
<追記>
このiOS6のナビ機能、アンドロイドと比べたらどうなの?ってことで、帰宅の際にGALAXY IIと並べてナビってみました。
しょぼーん。これがアンドロイド版ナビのスクショ。ランドマークなーんもナシ。
同じ場所で撮ったiOS6のスクショ。もう、何も言うことはありませんよね。
ナビの性能? 押して知るべし! Apple信者の皆さん、iOS6のマップは十分満足できるレベルです(少なくともカーナビ利用時は)。さあ、迷わずOSをアップデートして下さい。ええ、くれぐれも自己責任で。
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