だいぶ時間が経ってしまいましたが、伊勢に初めて行った件の続きです。まだ初日。
あわび釜飯を食べたあと、我々はトヨタレンタカーまで徒歩で車をピックアップに行こうとしました。しかし、8月の伊勢は異常な暑さ。伊勢市駅まで戻ったところで徒歩を諦め、駅前のタクシーに乗り込みます。
「トヨタレンタカーまで」
「どっちの?」
当地のトヨタレンタカーは、伊勢店の他に、宇治山田駅前店があるのです。
「伊勢店でお願いします」
このタクシーの運転手さんは、伊勢でレンタカーを借りるという我々の行為を奇異に感じたらしく、「レンタカーでどこまで行くのか」「今日はどこに泊まるのか」「レンタカー代はいくらかかるのか」などいろいろ質問してきます。
そして、「お伊勢参りは、まず二見から始めなさい」。「その後、外宮→内宮の順にお参りする」のが正統なんだと教えてくれました。
プリウスをゲットして、早速二見を目指します。
二見興玉神社にお参りし、夫婦岩をパシャリ。季節によっては、この夫婦岩の間に富士山が収まる時があるらしい。
観光客、たくさん来てます。YOUもたくさんいるね。アジア人YOU。
駐車場に隣接した「めおと横町」という商店街にあった生け簀に、アワビがビッシリ。うーん、美味しそう。
帰りしな、「岩戸の塩」を買いに「岩戸館」という旅館に。
この塩は、海水を薪でゆっくり煮詰めて水分を飛ばし、さらに焼き上げて苦みを飛ばして仕上げるというとても手間の込んだ、昔ながらの製法で作った塩なんです。
オーガニックで、ミネラルたっぷりで、大変おいしい。お土産に最適ですよ。
さらに近郊には、「御塩殿神社(みしおどのじんじゃ)」という神社があります。
ここは、伊勢神宮に納める塩を作る、製塩設備のある神社。
観光客はまったくいません。厳かで、静謐な空間が広がっています。
神殿の内部を見学することはできませんが、「シャッシャッ」という、熊手みたいな器具を引くような音がして、製塩作業が行われている雰囲気を感じることができます。
ホーリーソルトが作られる、ホーリーなプレイス。境内の小道を抜けると、海原が広がっていました。
さあ、ホテルに行って、アワビを食べよう。
アワビ&伊勢エビのディナーを堪能し、伊勢における1日目が終わりました。
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