2026年1月30日金曜日

ロボタクシー乗車3連発! まずはラスベガスでZooxに乗ってみた

ラスベガスでCESに参加するのが恒例になりつつあります。今年(2026年)で3年連続となりました。期間は1月6日〜9日で、私たちは1月6日の夜にLAS VEGASに到着、CESは7日、8日の2日間参加でした。

ラスベガス3泊の後はLAに移動してさらに3泊します。自動運転のEVに乗るというのが、主なミッションです。

さて、ラスベガスは意外と行きにくい所です。しかも、砂漠の街なので1月はとっても寒い。今回は、ハワイアン航空でホノルル経由というチケットにしました。


このルート、以前にも一度経験しているのですが、ホノルル空港で3時間ほど過ごすので、常夏のビーチから冬の砂漠への移動という、なかなか洋服選びの難しい旅になります。


今年のCESは、意外にもEVの展示が影を潜め、ロボティクス&AIといった様相でした。



ボクシングのリングを模したブースで、人型ロボがキレッキレの妙技を見せています。ギャラリーも盛大。これ、「Unitree」という杭州市の会社のブースです。


こちらは「Sharpa」というシンガポールのベンチャーで、手の動きが精密なロボです。紙のチラシを一枚一枚、通りがかりの客に配って喝采を浴びていました。

さて本題。ラスベガスでは、1〜2年前ぐらいから「Zoox」という自動運転車両がテスト運行されています。Amazonが開発しているロボタクシーです。過去2年、コンベンションセンターの展示車両は見学していましたが、路上を走っているのは見たことがありませんでした。


そして今回、けっこうな台数のZooxがCESを目がけて投入されており、私たちも試乗することができました。

これらのZooxは、ラスベガス市内ならどこでも乗れるというわけではなく、何カ所かのホテル&リゾートを結ぶルートを走っているだけです。オンデマンドで乗れるコミュニティバスみたいな感じですかね。

アプリで配車を依頼してみたら、到着まで44分かかると出ました。そんなに待てないと一度はキャンセル。翌日のAM11時、運行開始時間に再度配車をリクエストしてみたら、やはり40分以上かかるという表示。


これはもう、腹をくくって待つしかないなと配車を依頼し、ホテルのカフェで時間をつぶして待ちました。実際には、50分以上かかってようやくZooxが到着。珍しいのですぐにギャラリーが集まってきて、写真や動画を撮りまくりです。

アプリでドアロックを解除すると、ドアがオープン。観音開きです。



車内にはシートが4席あるだけで、運転席がありません。荷物を入れるトランクもない。もの凄くミニマルですが、「果たして、それでいいのか?」という疑問も湧き上がる。

ドアの横にある画面に表示された「Start Ride」をタッチして、ライドの始まりです。BGMはAmazon Musicのプレイリストから選ぶことができます。


ドライバーレス、ステアリングレス、ペダルレスという、何とも不思議な乗物ですが、感覚的にはゴルフ場のカートに乗ってる感じですね。無人の運転席でステアリングがクルクル回る画がないと、「自動運転に乗ってる感」があんまりありません。視界が狭いので前方の景色もほとんど見えずで、ちょっと物足りない。


ライドは10分ほどで終了しました。速度は35キロぐらいがMAX。追い越し車線は決して走りません。テスト運行なので、料金は無料です。

思うにこれは、Amazonが配達用に作ったカーゴビークルを、人間も乗れるように拡張しただけの代物ではないかと。テストしているエリアはラスベガスとサンフランシスコだけだし、周回コースも限られているしで、Amazon、本当にやる気あんのか?という疑問も湧きます。

でも、このZoox、日本では非常に素晴らしいソリューションになると思うんですよ。例えば、地方の町の総合病院と、イオンモールと、鉄道の駅と、学校などを結ぶような乗物に仕上げれば、地方の方々に非常に喜ばれると思います。

ルックも可愛らしいから、絶対に人気出ますよ。人間が乗らない時間帯は、配達や配送でも使えますし。

今回、実際に乗ってみたら、Zooxの正体が分かっちゃった感があります。言わば「配送もできるロボタクシー。ただし、運行ルートは限定されている」という結論でどうですか?

第2弾「お次はLAでWaymoに乗ってみた編」に続く。

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