香港では、「W」というホテルに宿泊しました。シェラトンやウェスティンを展開する、スターウッド・ホテルズ&リゾーツの系列のブティックホテルです。
部屋からは、「門」の字みたいなビルが見えます。これは、凱旋門(The Arch)という名前の超高級マンション。50平米の1DK、低層のフロアで賃料は36万円だそうです。
夜になると、この凱旋門マンションはブレードランナー的な景観に変化します。
景色はさておき、今回、なんでWに宿泊したか?
Wは九龍駅の真上にあるので、香港空港からエアポートエクスプレスで20分強で行けます。空港からのアクセスがいい。
しかも今回はスリランカの帰りということで、チェックインバゲッジがあります。そんな時は、エアポートエクスプレスの九龍駅あるいは香港駅でチェックインする作戦が便利です。日本に帰る際、駅でバゲッジを預けてしまえば、空港まで身軽でいけます(対応エアラインは要確認)。
そしてもうひとつ、Wに決めた理由。それは、iPhoneを部屋の鍵がわりに使えるキーレスエントリーを採用していること。
詳しくはこちらの記事が参考になるかと。
スマホアプリでホテルにチェックイン・入室できる新サービス、スターウッドが導入
動画もありました。
無事に予約できたら、SPG(Starwood Preferred Guest)のアプリをダウンロードします。メンバーシップにも登録しておきましょう。
ここまでやっておけば、あとはホテルが連絡をくれます。
ホテルに到着する2日ほど前に、ホテルからアラートがきます。
当日、フロントで確認すると「クレジットカードの情報が必要なのよ」と言われ、カードを渡します。いつもと変わらないチェックイン手続きの後、キーレスエントリーが使えるようになりました。
部屋のドアロックを解錠するには、SPGのアプリが必要です。あと部屋番号。そしてBluetooth。
やってみましょう。iPhoneのBluetoothをオンにし、SPGアプリを立ち上げ、部屋番号(今回は2617号室)を入力し、部屋のドアノブにある受信機にタッチ。
見事、ドアが開きました。
これ、通信はNFCではなくBluetoothを使ってるみたいです。「iPhoneタッチ即解錠!」ってわけではなく、タッチしてからカギが「ウィーン」って開くまで、ちょっと時間がかかるんですよ。2〜3秒ぐらい。
フロントのお姉さんから「これも一緒に持って行ってね」と普通のよくあるカードキーも渡されました。
そうだよねえ。iPhoneだとうまく動かないかも知れないしね。それに、iPhoneのバッテリーが切れちゃってたら、部屋に入れなくなるもんね。
キーレスエントリー、まだまだこれからですね。私の滞在中、部屋のドアは問題なく開くんですが、エレベーターのフロアボタンを押す時のセンサーとか、iPhoneだとうまく動かない時が多かった。
本質的にこのサービスは、フロントを通過することなくチェックインして部屋に入れるというコンセプト。ホテル側にとっては、ある意味常連さん向けのサービスですよね。一元さんは、ちゃんとフロントを通過させた方がいいわけで。
いずれにせよ、しばらく試行錯誤期間を経て、このサービスが定着するかどうか決まるでしょう。将来的には、iPhoneよりもアップルウォッチで使えるようになるといいですね。
今回、達成感は今ひとつ。でも、ホテルは良かったですよ。景色がね。あと、マットも良かったな。シモンズのピロートップ。
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