2022年9月9日金曜日

航行中の船の名前や目的地がバンバン分かるアプリ

 内房の家に来ています。眼前には東京湾が広がっており、日がな一日海を眺めています。


東京湾ですが、房総側(千葉県側)の海底は浅く、あまり大きな船は通過しません。大きな船は、対岸の横須賀沖を通っていきます。

実に色んな船が行き交う東京湾なのですが、果たして船はどこから来て、どこへ向かうのか、積み荷は何なのか気になります……。


……それが、分かるんです。船の正体を教えてくれるアプリがあるんです。

「Marine Traffic」というアプリがそれで、App Storeで無料でダウンロードできます。アプリは英語版のみね。


まずは、この船について調べてみましょう。船体に白いアルファベットが見えますね。東京湾に入ってきたところです。


こんな感じで、横須賀沖を通過中の船がマップに表示されます。

マップ上で見当をつけて、船アイコンをタップすると、その船に関するデータが現れます。


船名は「NIRAIKANAI II」ですね。自動車を運ぶ船のようです。日本船籍です。目的地は東京港ですね。

次は、この球体のタンクを4連装してる船。


こちらは、東京湾から出ていくところですね。


「GRAND ELENA」というLNGタンカーですね。「CY」なので、キプロス船籍です。目的地はPrigorodnoye(RU)と書いてあります。ロシアのサハリンにある、プリゴロドノエ港から天然ガスを運んで来て、またロシアに戻るってことでしょうか。サハリン2のガスでしょうかね。

こんな感じで、大きめの船ならどこから何を運んで来た船なのかはだいたい分かります。漁船など小さな船は、このアプリでは分からないものの方が多いです。ヨットなんかは、追加で課金をすると分かるものもあるようです。やったことないけど。


ほーら、東京湾だけじゃなくて、世界中の海の様子が分かります。黒海と地中海の船の混み具合はどうなってるか。スエズ運河はいつも船が連なっていますね。

以上、海を眺めながら楽しめるアプリのご紹介でした。

2022年8月24日水曜日

なんと、無料で汲み放題。富津の銘水2選

東京から富津の家に行く時は、2リットルのペットボトルを数本持ち込んで、市内の水源に水を汲みに行くのが恒例です。私たちがよく行く所は、2カ所あります。

【古船浅間神社(こせせんげんじんじゃ)】
館山道を富津中央インターで降り、国道127号を館山方面に左折すると間もなく、左側に見えてきます。この神社の境内で湧き水が汲めるのです。


朱色の鳥居をくぐると、樹齢300年を超えるという見事な銀杏が2本そびえており、その間の階段を登ると本堂があります。


水汲み場は階段の手前、左側にあります。開いている蛇口が2つだったり3つだったり、日によってまちまちです。基本的に無料ですが、賽銭箱が置いてあって、ここに小銭を放り込んでいる人が多いですね。


驚くのは、大量に水を汲む人のために、台車が常備されていること。なんとも太っ腹な神社です。軽トラックに大きなポリタンク満載で、ガンガン水を汲んでいる人もよく見かけます。竹岡ラーメンの木琴堂ってお店も、ここの水を使っています。

お水は「硬水」です。コーヒーや紅茶、炊飯に向いてます。直接飲むと、やや硬さを感じます。殺菌していない水なので、冷蔵庫に入れて数日で飲みきるようにしています。

【志駒不動様の霊水(しこまふどうさまのれいすい)】
2カ所目。国道127号の「湊」という交差点を「吉田屋」方面に曲がり、県道182号、いわゆる「もみじロード」に入り数キロ走ると「もみじの里公衆トイレ」が現れます。


車30台ぐらい停められそうな駐車場があり、トイレがあり、その脇に水汲み場があります。そこで流しっぱなしになっているのが、「志駒不動様の霊水」というわけです。


蛇口が4発あって、すべてに水栓がありません。水がじゃんじゃん流れっぱなし状態なので、これを頂戴するのに何の罪悪感もない。汲めるだけ汲んじゃいま〜す!って感じでw


ここでも、業務用と思しき水汲みびとをよく見かけますねえ。近隣に「銘水滝の不動尊」という水場もあるようですが、道路が細いので、行ったことはありません。恐らく、同じ志駒川の水系ではないかと。

こちらも硬水ですね。汲んだお水で、コーヒーを淹れたりお米を炊いたり氷を作ったりと、富津では大変にお世話になっております。ある日、古船浅間神社の水と、志駒不動の水を飲み比べてみようとなって、利き水をしてみたことがあります。


はっきり言って、全然違いが分かりません。

しかし、意地になって何度も利いてみたところ、志駒不動の霊水の方が、ほんの少しだけ甘みが強いような気がしました。

以来、我が家では「志駒不動の霊水 > 古船浅間神社のご神水」というプライオリティになっています。内房へお出かけの際は、是非、美味しいお水を楽しんでください。

2022年7月19日火曜日

素晴らしい空間。でも、道が狭すぎて再訪するか悩むカフェ

 富津市の佐貫町、東京湾観音からほど近い場所に「カフェグローブ」というカフェがあります。


客席のほとんどがアウトドアで、一帯に大きな木や草花が生い茂る、大変気持ちのいい空間です。

休日の午後、ランチの後にここを訪れて、コーヒーを飲むのが内房生活における楽しみの一つです。

しかし、この店を訪れる人に重大な申し送り事項があります。

お店に接続する道路が狭いのです。激狭です。


カーナビに目的地「カフェグローブ」をセットして、車を走らせると、こんな道しるべが田んぼの中に現れます。

なおも進んで行くと、こんな感じの「車一台やっと通れる」幅の道になります。


「お願い。対向車来ないで!」と念じながら走ります。激狭い道は、全長1キロぐらいの区間ですかね。帰りもまたここを通るのかって思うとカフェ滞在も楽しめないレベル。


しかし、この気持ちのいいカフェは、お店の外にも素敵な場所があって、さらに楽しめます。

駐車場の前の道(今通ってきた激狭な道)を、さらに先に進んでいくと、車は通れないのですが、人間ひとり通れるパスがあって……


突然、ドーンとビーチが現れるのです。


ここでピクニックランチして、帰りにカフェでコーヒーってのもアリかも知れません。

お気に入りの場所です。しかし、あの狭い道路はなんとかならないか……。

2022年6月7日火曜日

初夏の内房、キラーコンテンツ「ホタル」。しかし、インスタ映えは至難の業

週末は富津市で過ごしています。例年、5月下旬〜6月は、内房にホタルがたくさん出るという情報を聞きつけて、早速見学に行ってみました。

場所は君津市の「三舟山」。ナビの目的地には「三舟の里観光案内所」と入れます。


5月28日土曜日の日没は18時49分。サンセットを見届けてから車で三舟山突撃です。19時15分頃、駐車場到着。50台収容ですが、8割方埋まっています。もちろん、みんなホタル目当てです。通常は17時15分に駐車場がクローズするところ、ホタル見物客向けに夜も開放しているとのこと。


車を停めたら、三舟山方面ではなく、駐車場の向かい側「梅田川遊歩道(ホタルの里コース)」を歩いていきます。空にはまだ、若干明るさが残っています。

20メートルも歩くと、短い橋が右手に見えます。ここにホタルが2〜3匹見えました。

橋を右に見て左側に行くと、川沿いの茂みにちょいちょいホタルが見えます。見物客もどんどん増えてきました。

少しずつ移動しながら歩いていくと、一面に10匹ほど見られるポイントがありました。けっこうたくさん出ています、ホタル。

しかし、ホタルをスマホで撮影するのは至難の業ですね。


やっぱ一眼レフでレンズ開放しないと無理かも。この感動を伝えたい。しかし、殆ど伝わらない。凄いアガるけど、全然インスタ映えないコンテンツ。

30分ほど滞在し、20時手前ぐらいに帰ろうとしたら、駐車場は満車になっており、近隣が軽く渋滞していました。


帰り道、車の中にピカっと光るものが見えたので、停めて調べると、なんとホタルが1匹乗り込んでいました。私の衣服にくっついていたんでしょうか。近くのコンビニの駐車場で解放しましたが、ちょっと気の毒なことしたな。ホタルって、水がきれいな場所じゃないと生育できないんだよね。


以上、ホタル狩りは、毎年恒例のイベントになりそうです。花見みたいな感じで、初夏に2〜3回行く感じだと思います。今回見たのは源氏ボタルとのことなので、次回は平家ボタルを見に行こうと思います。

2022年5月17日火曜日

東京湾一周クルーズに行った件。金谷港出発→久里浜経由ね

 5月15日の日曜日、3年ぶりの実施だという「東京湾周遊特別クルーズ」に参加しました。富津の自宅から見える海上や沿岸の建物や風景を、間近で見られるいい機会だと踏んだのです。数日前に、主催の東京湾フェリーのウェブサイトで申し込んだところ、チケットはまさかの郵送で届きました。めっちゃアナログw


当日は、早起きして9時頃に金谷港に到着。いつも運行しているフェリー船に乗って、まずは久里浜港に向かいます。この時点で、参加者は15人ぐらいだったか。


久里浜につくと、実に大勢の参加者がウリウリ乗り込んで来ます。合計300人ほど。それでも、主催者によると、船室が密にならないように、定員を半分程度に絞ってあるんだそうです。

配布された書類から、スケジュールと行き先を抜き出しておきます。

10:10 久里浜出航
10:20 鋸山
10:30 浦賀水道航路
10:35 東京湾観音
11:00 第一海堡・第二海堡
12:00 海ほたるパーキングエリア
12:10 風の塔
12:20 東京スカイツリー
12:30 羽田空港D滑走路
13:10 横浜ベイブリッジ・ランドマークタワー
13:40 横須賀港
13:50 旧東京湾海上交通センター
14:10 久里浜港入港

ね、なかなか盛りだくさんでしょ? 久里浜を出て、東京湾を北上し、羽田空港あたりでぐるっと回って久里浜まで戻ってくるという、総行程4時間のなかなか盛大なイベントです。チケット代は大人6000円、子ども5000円。金谷港から参加の人は、金谷〜久里浜の往復チケット代がプラスでかかります。


定刻通りに船は出発し、東京湾をゆっくりと走ります。船内放送を聞いていると、色んな学びが得られます。「船は世界共通で右側通行であること」「東京湾は、1日に600隻を超える船が往来する過密な湾」「東京湾内は12ノット(約22キロ)未満で走行しなくてはならない」……なるほどなるほど。

リストにある「鋸山」とか「東京湾観音」などはかなり遠目に眺め、「我が家はあの辺かなあ」など目をこらしながら進んで行きます。「東京湾観音は、1961年に建立された」とのこと。そうこうするうち、「第二海堡」が現れます。説明は省略します。


続いては「海ほたる」。よくぞこんな施設を作りましたね。そもそもアクアラインって、ウルトラ変態ハイウェイですよね。半分が海中トンネルで、半分が海上のブリッジだなんて世界中探してもここ以外にないんじゃね?


お次、「風の塔」。これまた変態的な建築物ですわ。トンネルの空調のためにあるというね。


いずれも、アクアラインユーザーにはお馴染みですね。今回、海上から見るのは初めてです。

「ダッシュ海岸」にも出演しているという海洋環境専門家の木村先生が、船内放送のゲストで来ていて、「東京湾の水はとてもキレイになってるが、生き物の数がなかなか増えない」みたいな話をしていました。道中けっこう長いので、客が退屈しないように、主催者もいろいろ考えていますね。

だいぶ東京に近いところまで船が来ると「ディズニーランド」や「スカイツリー」も見えるっちゃ見えますが、スマホで撮影しても、あんまり大きく写らないので割愛。そんな中、今回の周遊クルーズで最大の見せ場がやって来ます。


「羽田空港D滑走路」です。D滑走路なんで、羽田空港で4本目の滑走路。そんで、このD滑走路が環境に配慮するために、なかなか大変な工法で建造されたという話が放送から聞こえてました。

このD滑走路では、離陸する飛行機と着陸する飛行機をそれぞれ眺めることができます。


乗船時に、バッジをもらったんですが、左側のはフェリーの絵柄なのでこれは分かります。でも、右側のが飛行機の絵柄で、「船のツアーなのになんで?」って思ったのですが、謎が解けました。いい感じに飛行機が見られるよって意味だった。そして、ツアー最大のカタルシスがD滑走路にありました。興奮しているカップルがいます。動画撮ってる人もたくさんいます。


やっぱ、飛行機が飛んでるの見るとアガるよねえ。

そして、ここからは復路です。

驚くことには、乗船直後からお酒をガンガン飲んでる人がけっこういる。ずーっと飲みっぱなしのグループもある。周遊ツアーの常連さんなんですかね。


甲板には、出店がずらりと並んでいます。「富津市」「鋸南町」「館山市」といった房総の自治体が、甲板で土地の名物(おもに食べ物)を売っているのです。ここでおつまみや食事を買って、酒飲みながら食べる喋る。みんな楽しそうですよ。


左上に見える三角形は「八景島シーパラダイス」。さっきの風の塔もそうでしたが、ヨットの帆をモチーフにしたデザインなんですね。ヨットと一緒に見るとよく分かる。そうそう、房総界隈ではあんまり見かけないヨットが、神奈川の海にはたくさん見られます。

さらに、横須賀港や観音崎を右手に見て、船は久里浜港に戻りました。



久里浜で乗船のお客さんたちは、タラップからゾロゾロと降りていきました。私たちは、同じ船で金谷港に戻ります。

総行程4時間超えのクルーズでしたが、めったにないツアーでなかなか楽しかったですよ。東京湾はもう堪能したので、次は瀬戸内海とかクルーズしてみたい。地中海とかね。

2022年5月9日月曜日

フクアリで「オシムさんを偲ぶ観戦」に行ってきた

 2022年5月8日、今年はじめてのサッカー観戦に行ってきました。ジェフ千葉vsファジアーノ岡山、J2の公式戦です。

4月30日の夜、イビチャ・オシムさんの訃報を聞き、自他ともに認めるオシム信者であり、ジェフ千葉サポーターである私は、深夜に友人とチャットして「これは追悼に行かねば」と。そして、直近5月8日のフクアリでのジェフ千葉の試合のチケットを確保したのです。


逝去の翌日から、オシムさんを追悼する記事が続々とネットに溢れています。巻、阿部、佐藤勇人ら、ジェフ時代のいわゆる「オシム・チルドレン」はもちろんのこと、代表で指導を受けた中村憲剛や遠藤保仁、中村俊輔など、一見繋がりが薄そうな選手たちも、けっこう熱く思い出を語っているのが印象的です。私も、これまで見てきたサッカーの選手や監督で、オシムさん以上に影響を受けた人物はいません。「オシムの言葉」をはじめ、「オシム」と名のつく書籍はすべて読んだし、試合もほとんど見ているし、試合が終わった後も、勝っても負けても、オシムさんが何をいうか楽しみで、その言葉を心待ちにしていた記憶があります。

当日、フクダ電子アリーナに行くと、献花台が設置してありました。また、キックオフ前のセレモニーでは、オシムさんがジェフの監督だった頃のハイライト映像が流れ、オシムさんの肖像が描かれた横断幕が入場。


この横断幕は、いつもは、ゴール裏席の左端に張ってあるヤツです。こんな感じでね。


黙祷を行い、試合が始まりました。選手の腕には喪章。

しかし、オシムさんがジェフを指揮したのは2003年から06年まで。もう15年以上も前なんですね。なので、今の選手の中にはオシムさんの薫陶を直接受けた選手はいないし、あんまりピンと来ないんじゃないかとも思います。

しかし、これを見てください。「イビチャ オシム 私達の心に生き続ける。永遠に」


そうなんです。サポーターからすれば、チームの最盛期を現出した「伝説の監督」なわけで、その時代があったから、13年連続でJ2にいるチームにも愛想をつかさず応援し続けているというのは間違いない。ウチのチームが強いチームを倒していた、週末になるとサッカーを見に行くのがとても楽しかった、あの頃がまた戻って来ないかなと密かに思ってDAZNを見守っているわけです。


「走りながら考えろ」「ライオンに追われた兎が肉離れを起こしますか?」「日本のサッカーを日本化する」……オシムさんの残した言葉を今でも覚えています。サッカー監督でありながら、哲学者のように言葉を紡ぐ、凡百の監督たちとはレベルの違った名匠でした。冥福を祈ります。

ちなみに、試合は1-0でジェフが勝ちました。アディショナルタイムのゴールという辛勝っぷりでしたが、いいはなむけになったと思います。少なくても、私はいい気分で帰路につきました。

そして「オシムの言葉」をまた読み始めています。大好きな本です。

2022年4月5日火曜日

絶品!店主自ら釣ったアジを提供する鋸南食堂

 東京都新宿区と千葉県富津市で二拠点生活をしています。ランチタイム、内房の国道127号線を車で走っていると、行列のできているお店が何軒かあります。竹岡ラーメンの「梅乃屋」とか、あじフライやカジメラーメンの「さすけ食堂」は、いつも凄い行列で、なかなか入ることができません。あと「孤独のグルメ」に登場した「はまべ」もけっこう混んでいます。


そんな中、今日は、人気なんだけど行列はあまりしていないレストランをご紹介。それが「鋸南食堂」です。2021年9月開店なので、まだ半年ちょっと。

場所がちょっと分かりにくいんです。喫茶「みゆき」を目指して下さい。みゆきの奥に鋸南食堂はあります。


この店は、店主が自分で釣ったアジを調理して提供するというのがコンセプト。メニューは「鋸南定食」1800円と「アジフライ定食」1500円。300円の差は、刺身がつくかつかないかの違いです。



刺身も食べたいので、「鋸南定食」を頼んでみました。「なめろう」か「タタキ」か選べます。

ふわっふわのあじフライ、絶品です。衣が白くてサクっとしていて繊細です。チリとケチャップのソースが合います。これは美味い。

基本、土日のみ営業ですが、前日、アジが釣れなかったらお休みだそうです。釣果が今イチの時は、営業するけどすぐに売り切れじまいの日も。

なので、お店の公式インスタグラムなどで確認してからお出かけください。


それから、お店の真後ろが保田中央海岸なので、食事の後はビーチを軽くお散歩がオススメです。いい感じに寂れてますよ。季節によっては富士山も見えますよ。


▼ 鋸南食堂 Instagram
https://www.instagram.com/kyonan_shokudo/