2016年11月24日木曜日

青森県の美しい木造の橋を訪ねてみた


今日は東京に雪が降りましたが、私は今月の上旬に実家のある青森県で一足先に初雪を体験しておりました。

で、その時に青森で初めて訪れた場所があったので記録を残すことにします。


それは木造の橋です。鶴の舞橋というロマンチックな名前がついてます。青森県北津軽郡鶴田町という、名前からして寒そうな場所にあります。

実際に行ってみたら、相当に寒かった。


橋はRのついた太鼓橋で、3つ連なったなかなか風情のある橋です。岩木山(津軽富士)がちょっとだけ見えます。

日本一長い三連太鼓橋だそうですが、三連太鼓橋が日本にいくつあるかは誰も知らないと思うので、日本一にはあまり威力はありません。

むしろ、吉永小百合が出演する、JR東日本のCFに登場した橋って方が押しだしが強くなりましょう(15秒)。



なかなかフォトジェニックなんですが、撮影するポイントを選ぶのがちょっと難しい。


こういうジグザグの渡り廊下を渡ると、岩木山をバックに橋を収められるポイントがあります。しかしこの日はあいにくのお天気で(雪が降ったぐらいですから)、岩木山も麓の方しか見えません。


ススキの群れや木の枝と合わせて、まあこんな感じかな。


橋は、青森が誇るヒバの木でできています。


湖には、水鳥がわんさか飛来しています。この湖は津軽富士見湖と呼ばれるそうですが、正式名称は廻堰大溜池(まわりぜきおおためいけ)というため池です。

せっかくなので、橋を渡ってみましたが、とにかく寒いので早々に撤退します。


身体が冷え切ってしまったので、帰りは、思わず温泉旅館の日帰り湯に入ります。湖畔に立つ、つがる富士見荘で。

ここの温泉、なかなかいいお湯でした。ハンドタオルもバスタオルもフロントで調達可能です。ですが、シャンプー&ソープの備え付けがないことに、入ってから気づきました。次回は、ちゃんとフロントでシャンプー&ソープも買ってから入ろう。

青森空港から車でおよそ50分です。この橋も温泉も、ファイナルデスティネーションって感じではないですが、弘前方面や、津軽半島方面から青森空港に向かう場合に時間をもてあましそうな時なんか、ちょうどいい立ち寄り地になりますよ。 


2016年11月14日月曜日

ロサンゼルス空港に次々着陸する飛行機を、至近距離で眺められる絶好のポイント

さて、LA最終日です。15時45分のSQ便で東京へ帰ります。それまでの間、ロサンゼルス国際空港(以下LAX)の近くでプレーンスポッティングです。次々と飛来する飛行機を、間近で眺められる絶好のポイントがあるという情報を現地在住の友人から聞きつけ、行ってみることにしました。


場所は、S Sepulveda BlvdとW 92nd Stです。Google Mapで見ると、ちゃーんと「Airplane Landing View Point」と表示されてます。付近はちょっとした緑地になっていて、一眼やビデオカメラ持ってきてるウォッチャーが2〜3人います。


現場に行ってみると分かりますが、緑地から見物するよりも、緑地とハイウェイの間にある道路沿いの歩道から見る方が、はるかに大迫力。

道路には、こんな感じで誘導灯が5メートルおきぐらいに建っていて、その数百メートルぐらい上空を、次々に飛行機がLAXの滑走路に向かって降下していきます。


どんどん来ます。2〜3分おきに一機って感じ。ずーっと見ていても全然飽きません。

ただ、辺り一面にはタイヤの焦げたような臭いが漂っていて、この臭いがちょっと不快です。着陸する飛行機のタイヤ由来なのか、あるいは近隣の道路を走る自動車のタイヤなのか。


延々プレーンウォッチしていましたが、お腹が空いてきたので、すぐ近くにある「IN-N-OUT Burger」というハンバーガーチェーンの店に行きます。ここは、オーダーしてから作り始める、できたてのハンバーガーを提供することで有名です。しかも、ハンバーガーが1.95ドル、チーズバーガーが2.25ドルとかなり安い。今のLAは好景気なので、何を食べても割高感があります。なので、このハンバーガーの値段は嬉しいですね。拍手したくなるレベル。


ジャンクなフードに、飛行機見物というジャンクなエクスカージョン。なんか相性いいね。

飛行機眺めるのに、もっといい場所がないか、LAX周辺の道路を小一時間ほど歩いてみました。こんな感じで、滑走路の真横からタッチダウンの瞬間を見られるポイントもありました。


ですが、やはり冒頭で紹介したスポットの方が飛行機が間近に見え、しかも腹を見せながらビュンビュン降りてくるのが見えるので、迫力が全然違います。マジでスゲえのよ。


オモロいとこ見つけました。LAでヒマな時には、また行っちゃいそうです。ヒマでなくても、わざわざ行っちゃうかも。

ここで注意したいのは、LAXの施設内に手荷物は預けられないってこと。スーツケースをガラガラ引きずっての飛行機ウォッチはさすがに厳しい。だけど、9・11以降、アメリカの空港では荷物の一時預かりは一切行いません。もちろん、コインロッカーもありません。

本来なら、日本への帰国便に乗る際にちょっと早くLAXに着いて、ついでに飛行機ウォッチと行きたいところ。しかしこの日、私は飛行機ウォッチの後、当日まで宿泊していたベニスビーチのホテルに戻り、荷物をピックアップしてからまたLAXに来ました。3〜4時間ほどの間に、ホテル←→LAX2往復。何だかなあ。

と、ここまで書いて、本当に荷物はどこにも預けられないのか気になってググってみると、こんなサービスがありました。

LAX LUGGAGE STORAGE

LAXからちょっと離れているけど、荷物を短時間(一日単位)預けることができる。IN-N-OUT Burger(=飛行機見物のスポット)から、車で6分、徒歩だと30分。荷物1個預けて、1日7ドル〜12ドル。一度ホテルに戻る手間を考えると、これを使うのはアリですね。

2016年11月10日木曜日

サンタモニカにある、TESLAのショールームに行ってみた

LA滞在、後半はビーチエリアに宿を取りました。今日は朝からサンタモニカをぶらぶらします。

3rdのプロムナードには、アップルストアがあります。ちょっと北に歩くと、ブルックストーン(Brookstone)があります。ここは意外に穴場なガジェット屋で、日本ではあんまり見かけないガジェットがわんさか売ってます。ただし「日本では見かけない」イコール「けっこう微妙」ってことでもある。


ほら、USBケーブルに栓抜きが合体したのとか。日本じゃ誰も買わないってwww

それから、サンタモニカでは、実にたくさんのテスラを見かけます。


顔が鉄仮面みたいですよね。エンジンがないから、フロントグリルに空気を取り入れる穴が必要ない。


そして、さっきのブルックストーンのショップからさらに北に歩くと、何とテスラのショールームがありました。


赤のモデルSと、白のモデルXが展示されています。


こんなカワいいテスラも。子どもが乗るヤツですね。ちゃんと動くみたい。人力かな。


あとねえ。Tシャツとかバッグとか、アパレル&グッズが売られてる。

これ、デザインけっこう微妙じゃないですか。全然欲しいと思わないし。


色々売ってますが、食指が動かなかったわ。

ところで、テスラといえば、自動運転が何かと話題ですが、カリフォルニアを車で移動していると、本当に自動運転が欲しくなりますよ。景色は単調だし、道路はドーンとまっすぐのところが多いし。運転していて、眠くならないワケがない。

これが例えば、箱根新道なんかを自動運転のテスラが制限速度ピッタリで走っていたら、後続の車は相当イラっとすると思います。まあ、日本ではなかなか難しいと思いますが、ロサンゼルスなら全然アリですわ。むしろ積極的に自動運転使いたいと思いましたね、今回の滞在で。

あ、ちなみに私、テスラのモデル3を予約してます。2017年末に納車予定。それまでに自宅に充電設備を用意しないと。実はここが凄いハードルなんですよね。賃貸住宅なもんで。

ランチは、サンタモニカの陣屋でとんこつラーメンを食べましょう。半年ぶりだな。


前回は人気No.1の「スパイシー・チキン」を頼んで今イチだったので、今回はNo.2の「チャチャチャ」にしました。「for garlic lovers」という副題がついてます。餃子もいっちゃいましょう。


……こっちの方が全然美味しかったですよ。No.1のラーメンより。次回はNo.3の「スパイシー・ウマミ・ミソ・ラーメン」を食べてみよう。 

2016年11月9日水曜日

LAにおける和食の新名所!マリナ・デル・レイの寿司屋「Moto Azabu」がウマい

トランプが大統領に当選してしまいました。大統領選史上最大の番狂わせですよ。明日以降、世界経済に何が起こるか分かりませんが、気を取り直して、少し間が空いてしまったロサンゼルス旅行記を再開します。

今回のロサンゼルスにおける2つ目のミッションは、LAにおける私のボスがマリナ・デル・レイに開店した寿司屋を訪ねることです。

私が泊まっていたダウンタウンからマリナ・デル・レイまでは30キロ近くあります。いきなりUberでもいいのですが、今回は、LAで5月に開通したばかりのメトロ、エキスポラインに乗ることにします。エキスポラインは、ダウンタウンからサンタモニカを47分で結んでいます。

日本のSuica/Pasmoに相当するタップカードを購入し、10ドルほどチャージして、いざ突入。LAのメトロは、1回の乗車運賃が1.75ドルと激安です(2016年10月現在)。一度にどこまで乗っても1.75ですが、乗り換えてしまうと、そのたびに1.75取られるので要注意。



終点のサンタモニカ駅で降りると、ちょうどサンセットの時刻だったので、ピアに寄り道。ゴージャスな景色に出会えました。

ピア付近でUberを手配して(混雑エリア&混雑時間なので、これはいいチョイスではなかった)、マリナ・デル・レイに向かいます。

お店は、マリーナの北西、W・ワシントン・ブールバードに面した小さなモールの2階にあります。


カウンター席の寿司エリアと、テーブル席の居酒屋エリア、さらにテラスエリアに分かれています。けっこう広い。

カウンターの隅っこの席をアサインしていただき、板さん自慢の「OMAKASE」をオーダーします。


アワビは、やや小ぶりです。すなわち、トコブシです。近海で獲れるそう。ワサビはおろしたてで、とってもフレッシュ。


おつまみパートは端折って、握りセッションをご紹介。ヒラメ、金目、ノドグロのコンボ。ネタの50%は現地調達、50%は築地から空輸だそうです。ノドグロなんかも、一度築地を経由して届くんだとか。


エビはプリっプリです。皿に乗っている頭は、この後、焼くかみそ汁に入れるかチョイスできます。


光り物も活きがいい。ぶっちゃけ、東京の寿司屋と変わらないレベルです。板さんは、ケンさんという日本人です。大ベテラン。


日本酒もかなりこだわっています。客が酒好きだと分かると、いろいろ珍しいお酒が出てきます。


締めはアンキモ。温かいデミグラスソースがかかっています。アンキモのフォアグラ風。

すっかり堪能しました。海外でこれだけ美味しい、本格的な寿司を食べたことはありません。


YELPの評価もこの通り。ハリウッド・セレブや日本のセレブもよく訪れるらしいですよ。

マリナ・デル・レイやサンタモニカ方面に滞在の際は、是非訪れてみてください。かなりオススメです。お値段も、安くはないけどそれほどじゃありませんよ。

Moto Azabu Sushi Bar and Grill
日本語オッケー。年中無休。17:30〜23:00。