2010年9月28日火曜日

Amazonでヤカン購入

今日はAmazonから荷物が2点(正確には3点)届きました。まずは、自宅で使うヤカン。見るからにヤカンですが、商品名は「ドリップポット」と記されてます。我が家は毎朝コーヒーをペーパードリップで淹れるので、その際に便利なように、先っぽが細く長くなっているものを選んだのです。もちろん、コーヒー以外にも日常的にヤカンに使います。
参考価格3360円のところ実売価格1763円。いわゆるコーヒーポットはもうちょっと値段が高いし、ルックスも胴長でストイックな感じのが多いので、これぐらいがカジュアルです。2年前に同じものを買ってますよと、AmazonのDBがリマインドしてくれました。2年前に買ったのが壊れたわけではないのですが、外側がだいぶ汚れてきたので同じものを購入した次第。結構気に入っているので、山梨用と併せて2個購入。

もう1点届いたのは、サンワサプライのiPhoneケーブル。エネループのスティック・ブースターからの充電用に、短いケーブルも買っとこうと。


全長17センチ、ケーブル部分のみだと12センチです。ところで、このサンワサプライのケーブル、バイオレットやらグリーンやらピンクやらカラーが9種類もあります。でも、肝心の白がない。今回は仕方なくシルバーを買いましたが、何で白がないんでしょ。


何はともあれ、取り回しがだいぶスッキリしました。しかし今回は用途が決まっているからいいんですが、これだけ短いと、使う場面はかなり限定されますよね。参考価格1344円が775円。

2010年9月25日土曜日

今週末は、BBQできないので焼き肉屋

久しぶりに、東京で過ごす週末。今日は涼しくてなかなか快適です。とはいえ、ここのところ週末毎に山梨に行って、焼き肉に焼き鳥にサンマとBBQ三昧していたので、何か物足りない。

というわけで、夕飯はコリアンBBQに行くことにしました。2〜3カ月に一度ぐらい通う、茗荷谷の和という焼き肉屋です。この店はいつも混んでいて、午後イチぐらいに電話で予約して、席が取れるのが大体夜9時過ぎ。


タン塩やらカルビやらホルモンやら、一通り食べて、締めは必ずこれ。テールおじやです。土鍋には、牛テールに、大根、ニンジン、ニラが入ってます。焼き肉屋でおじやとは珍しいですが、ここに来るお客の8割ぐらいが頼む看板メニューです。


あとこの店は、焼き肉のタレに生卵がついてます。デザートのメロンシャーベットも、かなりチープでいい感じですよ。

2010年9月24日金曜日

エネループ、マイブーム

山の家用のLEDランタンにエネループを採用したことがきっかけで、今、エネループに夢中です。

充電器は、山に1つ、自宅に1つ、会社に1つ。電池は20個以上買ってます。こんなカラフルな電池も買っちまいました。



これを期に、「ところで自分の生活の中で、乾電池使ってる製品って何がある?」と検証してみたのですが、まず、電池交換の頻度が高いのは、会社で使うiMacのワイヤレスキーボードとワイヤレストラックパッド。これらのデバイスが単3乾電池2個で動くという仕様が、エネループ使用を後押しします。そういえばAppleも、つい最近充電器を発売していますし。

では、自宅はどうでしょう? 我が家において、乾電池が使われているデバイスは、テレビなどAV機器のリモコンと、時計(置き時計)ぐらいです。時計はともかく、リモコンの電池はなかなか消耗しませんから、ここにエネループを投入しても、燃費が良すぎてあまりコストパフォーマンスは期待できません(高燃費のデバイス向けにはエネループ・ライトという製品もあってぬかりないけど)。

じゃあ、エネループは何に適しているんだろうといろいろ考えた結果、やはりApple製品に行き当たりました。iPhoneです。外出時、こいつが弱った時のためにエネループ・スティックブースターを早速ゲット。


iOS4.1へのアップデートで、iPhone4のバッテリーは持ちが悪くなったという噂、私も実感しています。当分はこのスティックブースターを携帯しようと思います。

2010年9月23日木曜日

GENTOSのLEDランタンに唸る

山梨の家のベランダでBBQをするときは、照明にランタンを使うのですが、ホワイトガソリンを使うランタンは、着火するのにコツと力(ポンピングね)が必要です。マントルで燃える青白い炎はなかなか風情があるのですが、正直、毎回これに火をつけるのは面倒です。それに、燃料のホワイトガソリンを調達したり安全に保管するのが意外に大変。

また、最近「LEDの光には虫が寄ってこない」という説も出回っており、ここはひとつLEDのランタンを買ってみようということになりました。

コールマンのLEDランタンを買うつもりでネットで調べてみると、これよりも評価が高くて安価な商品が。

GENTOSのエクスプローラーという商品です。実に気が効いてます。カバーを外してひっくり返すと、天井吊り下げの照明として使えます。なんとフックも内蔵されてます。


電源には単1の乾電池3個を使用しますが、ユーザーの口コミを読むと、多くの人がエネループの単3に、単1用のスペーサーを装着して使うことを推奨しています。(コールマンだと、エネループが使えない商品がある模様)。実はここが大きなポイントですね。BBQのたびに単1の乾電池をバンバン使う照明器具なら、ガソリン使うのと本質的に変わらないんじゃないかなと。その点、エネループ利用なら完璧にエコです。エコロジカルだし、エコノミカル。



このGENTOSのランタンは2700円ほどで購入可能。今回、楽天のショップで購入する際に、これ1点だと送料無料対象の金額(3500円)まで達してないので、ついでに同じGENTOSの、やはりLED使用のパトリオ8という懐中電灯を買ったのですが、これがまた優れもの。単3電池1個で強烈に明るい光を絞り出してくれます。Highモード、Lowモード、フラッシュモードと3モードあって、もっとも明るいHighモードだと電池は1.5時間しか持ちません。でも、そもそも懐中電灯って連続で数十秒から数分ぐらいしか使わないし、使いすぎたとしてもエネループ利用ですからノープロブレムです。パトリオ8はおよそ1500円。


ところで、本当にLEDには虫が寄らないか? まったく寄ってこないわけではないですが、確かに寄ってくる虫は少ないですよ。

2010年9月19日日曜日

千葉ダービー観戦、浦島太郎状態に

山梨から渋滞の中央道をひた走り、家について一息つく間もなく出発。今日はフクアリでジェフ対レイソルの千葉ダービーです。



結果は、2-3でジェフ敗戦。3位の福岡が勝ったため、4位のジェフとは勝ち点差が4に開きました。福岡は試合数が1つ少ないため、実質勝ち点差7ということになります。

あと11試合で勝ち点差7。J2からの1年での脱出、難しくなりましたね。

さて、今日はフクアリから帰宅する京葉線の車中で、マイチームがJ2に甘んじている状況下における、試合前後の自身の心境について考えてみました。J2サポのメンタリティの考察とでも言いましょうか。3つほど記します。

1. J2では、試合に勝っても嬉しくない。
J2は仮初めの場所。そこから這い上がって辿り着いたところが本来の勝負の場なわけですから、今いる所では「勝って当たり前」。なので、J2の試合に勝ってもちっとも嬉しくありません。当然、フクアリで勝ち試合を目撃しても、でんぐり返しなど見ずにそそくさと帰るわけですよ。

2. J2では、負けても悔しくない。
逆に、J2で負けるということは「あってはならないこと」。従って、どんなに僅差で負けようが、劇的な逆転負けを喫しようが、負けは単なる負け。悔しいという気持ちにはなり得ません。情けない気持ちになるだけです。

3. J2ばかり見てると、Jリーグの様子が見えなくなる
今日、フクアリに向かう電車の中でツイッターをチェックしていたら、FC東京の城福監督が解任されたという情報がありました。ほほうと思って久方ぶりにJ1の順位表を見ると、FC東京は16位で降格圏内に足を踏み入れています。なるほど、監督解任もやむなしですね。そして上位の方に視線を移していって驚愕したことには、名古屋が首位にいるではありませんか。それに、セレッソが3位? J1ではいったい何が起きているんでしょうか? 浦島太郎になったみたいですね。

ちなみに、今日のフクアリは入場者数1万8000人超。これまでのフクアリ観戦歴で、最高の観客数でした。満員の映画館で、主人公がクライマックスに死んでしまう、後味の悪いアクション映画を見たような気分です。

2010年9月18日土曜日

ジェフ千葉、J2でも大ピンチ


ジェフ千葉がJ2でも苦しんでいます。19日は久々にフクアリにかけつけようかなと。

私はここ5年ほどジェフ千葉のシーズンチケットホルダーなのですが、実は、Jリーグが始まった頃からジェフをサポートしています。仕事などで知り合った人々とサッカーの話になり、私がこのことを話すと「なんでまたジェフのサポーターなの?」と必ず聞かれます。

Jリーグは1993年に始まりましたが、開幕当初、私はサポートすべきチームを決めかねていました。折しもセリエA全盛期、当時の「マイチーム」はユベントス。ロベルト・バッジオが君臨していた時代です。トリノまでユーベ対ミランの試合を見に行ったこともあります。



でも、日本でプロサッカーが始まるんだから、日本における「マイチーム」も是非欲しい。イタリア人のように、週末をマイチームに捧げるというわけには行かないでしょうが、おらがチームの試合で一喜一憂したい。

東京に住んでいるのだから、気軽にスタジアムに行けるように首都圏のチームがいい。ただし、ベルディやマリノスのようなバブリーなチームはいやだ。でも、アントラーズはブラジルとヤンキーの融合したような妙なメンタリティだから微妙だな、などと思案しているところ、国立競技場で行われる浦和レッズxジェフ市原(当時)のカードがありました。

当時は、なかなか手に入らなかったJリーグのチケットですが、運良く手に入ったこのカード、「裏首都圏ダービー」みたいなカードの勝者のサポーターになろうと決め、私と友人は国立に出かけたのです。

試合は確か、オルデネビッツのゴールで市原が1-0で勝ったと記憶しています。市原にはリトバルスキーもいて大人気、一方の浦和は福田がいましたが、選手よりはサポーターの凶暴さで有名。なので、市原が勝ったという結果は、私にとって受け入れやすいものでした。

今日からジェフ市原を応援しよう。

私と友人は誓いの杯を交わしました。実は、併行して横浜フリューゲルスもチェックしていたんですけどね。

2010年9月12日日曜日

MacBookを旅行に持って行くなら、このケースが最強

私は、自宅ではMacBook Airを母艦として使っていますが(最近、内蔵のHD容量がちとキツい)、旅行にもだいたいこれをそのまま持って行きます。いずれ、旅はiPadでと考えていますが、仕事を持って行くには、まだiPadだと心もとない感じです。

日本の皆さんは、ノートPCを持ち歩く際、ケースに入れている方がほとんどではないかと思います。国民性ですよね。iPhoneしても、iPadにしても、ケースに入れて大事に持ち歩く人がとても多い。

かく言う私も、いろんなデバイスを入れるケースをたくさん持っているのですが、最近、MacBook用に買ったのがこれ。



spec社のSee Thruという商品です。これはけっこう以前から発売されているものですが、ポリカーボネート製のケースというかカバーで、MacBook本体にカパッとハメるタイプです。装着した姿はこんな感じ。分かりにくいですが、本体が2ミリほど膨れるだけで、ぴったりフィットするので、体積はほとんど変わりません。



このカバーの最大のメリットは、飛行機に搭乗する際の手荷物検査で実感できます。よくあるファブリック製のケースだと、検査でベルトコンベアを通す際に、ジッパーを開けてケースからMacBookを取り出すアクションが必要になります。つまり、機内に持ち込む手荷物がもしバッグ1つしかなかったとしても、バッグ、MacBook、MacBookのケースと瞬間的に3個になります。手荷物が1つだけの時はまだいいのですが、帰国便などでお土産が増えて、荷物が2個、3個になっている場合など、ベルトコンベアの手前でお店を広げることになります。あげく、最近は国によって、ベルト外せとか靴脱げとか言われることもよくありますから、手荷物検査場に何か忘れてしまうリスクも出てきます。

その点、このカバーであればMacBookから取り外す必要はありません。手荷物検査場でワンアクション確実に減らせます。

このカバー、amazonで大体5500円ほどで売ってます。MacBook Airだけでなく、通常のMacBook用やMacBook Pro用もありますね。ちなみに、iPadはパソコンとは見なされていないので、手荷物検査場でもバッグの中に入れたままでOK。早く、iPadだけで旅に出られるようになると、よりハッピーなんですが。

2010年9月9日木曜日

バンコクでSIMフリー

タイは、ソフトバンクの海外パケ放題の対象の国です。タイにおける「海外パケ放題」の対象キャリアはAISというキャリア。ただし、SBのiPhone片手に街中を移動していると、AIS以外にもTrueなどの電波をつかむこともあるので、不用意にパケを受信しないように十分に注意が必要です。

SBの海外パケ放題プランは、1日1480円。なかなか良心的な価格だとは思いますが、SIMフリー端末を持っている我々は、もっと安くiPhoneを使うことができます。

そんなわけでバンコクでは、SBの提携先でもある、AISのプリペイドSIMを使いました。スワンナプーム空港の到着ロビーにAISのブースがあるので、バンコクに着いたそばから簡単に買うことができます。ただし、クレジットカードは使えず、キャッシュで支払わなくてはなりませんでした。

今回買ったのは、1-2-CALLというSIMで、けっこう料金体系が細かく設定されています。Max99というSIMの料金が99バーツ。50時間パケ使い放題を加えて、399バーツでした。およそ1000円ちょっと。




その場でiPhoneにSIMを刺して、開通したことを確認します。パケット通信をするのにAPNの設定は必要ありませんが、利用時間が決まっているので、長時間パケットを使わない場合は、APNの設定画面に「aisnodata」と打っておくといいわよと、ショップのオバサンが教えてくれました。

パケットはそれほど速度が速くないですが、料金を気にしなくていいということで、まあよしとしましょう。日本のSBの3G回線よりは、かなり遅い感じがします。

ググってみると、タイではAIS以外にもiKoolという高速のSIMがあるみたいですね。これは是非次回使ってみようと思います。

2010年9月7日火曜日

バンコクからの帰国便は、左側の席を選ぶべし

バンコクから日本に帰る便は、08時10分BKK発、16時15分NRT着というJL708でした。日本上空にさしかかると機長のアナウンスがあり、「左手に富士山がご覧いただけます」と。我々は機首に向かって右側の席にいましたが、わざわざ左側の非常口まで行って窓からパチリ。




次回、バンコクに行くことがあれば、帰りの便は左側の席を指定することにしましょう。覚えとかなくちゃ。

さて、帰国して思うに、東京はバンコクよりも暑い。湿度は東京の方が低いんでしょうが、気温は東京の方が上ですね。うんざりです。

ということで、週末はまたもや逃げるように山梨へ。途中、初狩サービスエリアで見えた富士山がこれ。談合坂の次のSAが初狩です。



マジックアワーに中央道を走るのは久々でしたが、ご覧の富士山含め、なかなか味わいのある景色を楽しめることを発見しました。

2010年9月6日月曜日

バンコクの電脳街、そして空中バー

ブータンからの帰路。ドゥルック・エアーは、インド北部のバグドグラという空港を経由して、バンコクに向かいます。

バンコクは、まだ戒厳令が解除になっていないせいか、以前に比べてホテルがだいぶ安いと感じます。なので今回は、川沿いのちょっとリッチなホテルに宿泊することにしました。空港から市街地に入ってみると、ものものしい感じはまったくありませんが、地下鉄の駅には兵士がいて、時折荷物チェックなど行っています。やはり戒厳令、やることはやってます。

空港からは、開通したて(試験運転中)のエアポート・レール・リンクという鉄道でターミナル駅まで行ったのは良かったんですが、そこから乗ったタクシーがバンコク名物大渋滞につかまって、鉄道30分、その後タクシーが1時間30分、都合2時間というアホらしい移動となりました。Google Mapを起動してみると、バンコクの地図には道路に赤やら緑やらのラインが乗っかります。もしかして、渋滞に対応しているのでしょうか? だとしたら、カーナビ並みですね。



さて、翌日は気を取り直してバンコクのMBKへ。iPhone4の白版が売られているという情報がTwitter上を飛び交っており、興味津々状態で4階の電脳街へ。

一回りしたところ、10軒以上の店にiPhone4白版を見かけましたが、箱のみ、偽物、本物ぽいけど不明、などなど色々ありました。鉄板の正規品があれば買ってもよかったんですが、10月頭に香港に行くこともあって、今回はちょっとパスですね。



夜は、バンコク名物、超高層ビルにあるオープンエアーのバーへ。以前、バンヤントゥリーの屋上にあるバーティゴ(ヒッチコックの映画で有名、「めまい」ですね)に初めて行った時は「あり得ねえ」と思ったものですが、今回は、ザ・ドームの64階にあるDISTILへ。本当は、同じビルにあるSCIROCCOへ行きたかったのですが、「ドリンクだけ」と言ったらこっちになった。



ソファ席にはガラスがしっかりハマっていて、あまり怖さはありません。足を投げ出してまったり過ごす白人が多いですね。ありがち、ありがち。と、いきなりモデル風情のお姉さんとカメラマンがやって来て、グラビア撮影開始!



何の撮影だったか分かりませんが、モデル2人にカメラマン2人で、20分ほど撮影して撤収していきました。一般客は、そのまま飲み食いしてましたが。

ブータンの人が見たら、鼻血流しそうなバンコクの夜の一コマ。カクテル1杯1500円だなんて、平均的ブータン人の日給×2日分ですよ。

2010年9月5日日曜日

ブータン旅行 総括

たった4日間ではあったが、まったく慌ただしいことのなかった4日間。過去の旅の中でも、今回のブータン旅行はなかなか重要で貴重だったと断言できます。

ブータンに興味を持った方のために、また、自分が再訪する時のために、今回の旅を軽く総括しておくことにします。

【人々】
まず、ブータンは人間がすれてない。敬虔な仏教徒だからなんでしょう。町ですれ違う人々は皆優しい顔で、旅行者がカメラを向けても警戒されることはありません。恥ずかしがる人は時々います。下の女性たちも、カメラを見たら下向いちゃいました。



我々のガイドとドライバーも、とても親切でした。ただし、必要以上に気を使わないところがあり、ツアー慣れしている人は物足りないと思うかも。

商店に入っても(お土産物屋なども非常に少ない)、店員はしつこくないし、物乞いもいない。日本人にはありがたいことこの上なし。

いずれにせよ、人がいいということは治安がいいということで、旅の間中、身の危険を感じることは殆どありませんでした。むしろ怖いのは犬でしょうか。野犬の数は凄まじいし、狂犬病のリスクもあるようです。

【見所・環境】
ブータンは観光地に乏しく、見所はそれほど多くありません。ただ、町の様子や一般の人々の生活を見てるだけで十分楽しいですね。例えば、学校の見学なんて他の国ではなかなかできないと思いますが、ブータンでは学校は貴重な観光地だったり。そして、毎日午後4時にはスケジュールが終わるので、かなり余裕のある日程を過ごすことができました。

ホテルは、今回そこそこのグレードのところを指定したため、設備や部屋など概ね満足がいくものでした(写真はティンプーのタージ・タシ・ホテル)。ただ、難点はネットが今イチ繋がりにくい点、そして食事のメニューにバリエーションが少ない点。



4日とも標高2000メートル以上の場所にいましたが、空気は薄いと感じるものの、体調をくずすほどではありません。以前、チベットに行った時は、ラサ(標高3700メートル)の空港に着いた瞬間から高山病が始まって、かなり辛い思いをしましたが、ブータンではそんな心配はありません。

【食事】
食事は単調、ただし日本人には食べやすい。赤米と野菜炒め、そしてモモ(餃子)などは日本人の口にも合うのであまり心配はいりません。問題は、連日同じようなメニューが続くこと。ホテルの夕食では、インド料理(カレーです)がセカンドチョイスです。



ちなみに、食事代は全食分が旅行代に含まれていて、アルコール代のみ追加で現地精算します。ビールが1本200〜300円、ワインが4000円から。いいホテルだと、ワインがちと高い。

高地で乾燥しているので、衛生状態もまずまずなんですが、何がすごいかって、道に落ちているフンがすごい(馬とか牛とかの)。フンにはハエがたかっていて、ハエは人間にもまとわりつくので、これがちょっといやでしたね。ハエの怖さを久々に感じました。ちなみにブータンの人々は殺生をしないので、ハエも蚊も殺しません。

【貨幣】
ブータンの通貨はニュルタムといいますが、今回は旅の間、結局一度も両替はしませんでした。米ドルとインドルピーを持っていったのが正解でした。インドのお金はそのまま使えるし、米ドルもかなりの確率で使えます。ATMのマシーンも時々見かけましたが、ガイドによれば、国外のキャッシュカードは使えないとのことです。



それから、クレジットカードもあまり使えません。ホテルの精算の時だけ使いましたが、カードはオンライン端末で決済できないため、一度インドの口座に郵送し、それから手続きするから少し遅れるとのこと。それはまあ分かるんですが、実際にカードを切る時に、ホテルの係員がカードの上に薄い紙を乗っけて、鉛筆でゴシゴシこすってカード番号を浮き出さしていたのには驚きました。カードが複製されてインドあたりで不正使用されないか、ちょっと心配ですね。

以上、思いつくままに綴ってみました。ブータンは、空気がきれいで、自然も豊かで、文明もあまり発達しておらず、東京みたいな都会から行くと色んな衝撃を受けられます。「世の中にこんな場所が残っていたのか」みたいなね。ところが、そんな秘境みたいなところで、民族衣装着てる人々が流ちょうに英語を話すから、さらに面白いんですわ。