2017年3月7日火曜日

グルテンフリー、2カ月目に突入。体調、どんな感じ?

今年(2017年)の1月下旬、「ジョコビッチの生まれ変わる食事」という本を読んで、突然グルテンフリー生活を始めました。


この本は、試合中に突然頭が真っ白になってプレーが続けられなくなったり、頭の中に霧がかかったようにもやもやする症状に悩まされていたノバク・ジョコビッチが、彼の試合をテレビで偶然見た同郷(セルビア)の医師に、「不調の原因はキミの食事にある。グルテンを2週間止めてみなさい」と告げられ、半信半疑ながらも実践してみたところ、みるみる体調が回復し、世界ランキング第1位に上り詰めたという俄には信じがたい内容です。

ジョコビッチの場合、検査の結果グルテンアレルギーだということが判明したので、グルテンを抜いたら当然のように体調が良くなったワケですが、このグルテンアレルギーは5人に1人ぐらいの割合でいるんだそうです。

私の場合、特にアレルギーだと思い当たる節はありませんが(検査もしていない)、面白そうだと思ったらとりあえず試してみる質なので、ちょっとやってみようと。ウチの奥さんも道連れです。実は、半年ほど前に「シリコンバレー式 自分を変える最強の食事」ってのも読んで、これもチャレンジしたのですが、奥さんに却下された過去があります。

さて、グルテンフリーはズバリ「小麦粉抜き」の食事です。食べられないものを箇条書きにしてみましょう。
・パン
・ラーメン
・パスタ
・うどん
・そば(十割そばはOK)
・ビール
・天ぷら
・カツ
・カレー(インド料理店のはだいたいOK)
・ケーキとかドーナツ
・クラッカーやクッキー

どうですか。なかなかハードルが高いと思うでしょ?

しかし、お米がOKなんですよ。日本人にとって、西洋人がグルテンフリー生活をするのに比べて、大きなアドバンテージだと思います。


ほら、鮭とイクラの親子丼(マグロ多め)は全然オッケー。日々のランチがヘルシーになりますよ。

あと、厳密には「醤油がダメ」って説もありますが、これは諸説あるので今回は除外してます。

丸1カ月が経過し、2カ月目に突入していますが、果たして体調に変化はあったのか?

体重が3キロぐらい減りました。もちろんハッピーです。そして、これが自分でも一番驚いたのですが、ガス(おなら)が出なくなった。

気になったので「グルテンフリー」+「おなら」とググってみると、けっこう同様の経験をしている人がいるんですね。どうやら、グルテンフリーは腸に良い影響を及ぼすようです。

いろいろ調べてみると、いま世界中に流通している小麦は、1960年代に品種改良(=遺伝子組み換え)された小麦で、大量生産が可能になった代わりに、リスクの高い食材になってしまったということも分かりました。気になる人は「小麦」+「品種改良」でググってみてください。


最近は、スーパーでも「グルテンフリー・コーナー」ができたりと、ちょっとしたブームですね。

では、私はまったくグルテンを食べていないのかといえば、それはNOです。会食の席で出てきた中華料理のコースに、焼売や小籠包が含まれていたのを食べましたし、お弁当に入っていたマカロニサラダを、それと分かっていて食べたこともあります。ちょっとは食べることもある。だけど、積極的に注文はしない。

とはいえ、やっぱりたまには豚カツとかお好み焼きを食べたいよねって話はよくでるので、2カ月に1日ぐらいは「グルテンデー」を作って、何でも食べられる日にしようかなんて考え中です。

こういう、ちょっとした不便を楽しむ感じはなかなか新鮮です。食事の制限が厳しいイスラム教徒やユダヤ教徒の日常が、ほんのちょっとだけ理解できますよね。


そして目下の最大のチャレンジは、今週からのオースチン(テキサス州)出張です。ニューヨークやロサンゼルスはグルテンフリーの店もそこそこありそうですが、テキサスはどうなんでしょ。毎日タコスかなw 

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