ちょっと時間が経ってしまいましたが、2025年の1月は、ラスベガスでのCES(1月8日〜10日で参加)のあと、テキサス州オースティンで10日間ほど過ごしました。1月17日に、テスラのHQおよび工場がある「ギガテキサス」を見学することになっていたからです。テスラオーナーズクラブジャパン(TOCJ)から10名が参加する視察ツアーの抽選に当選したので、ラスベガスから一足先にオースティンに移動し、日本から来る9名のメンバーと1月16日に合流する旅程。
オースティンは、毎年3月に行われるテックと映画と音楽の祭典サウス・バイ・サウスウェスト(SXSW)で有名な町です。SXSWは私も何度か訪れているのですが、ここ最近、期間中のホテル代があまりに高いことにうんざりしていました。しかし今回、SXSWと関係ない時期のオースティン滞在だったので、宿泊費がだいぶ安くて驚きました。
安いと言っても、ホリデイインクラスで1泊100〜200ドルぐらいはします。しかし、SXSW期間はこれが500〜1000ドルぐらいになるのです。カンヌ映画祭みたいな料金設定。円安のせいもありますが、最近、この手のダイナミックプライス(=ぼったくりプライス)には、ちょっとウンザリしています。
今回、1月11日から16日までの5泊6日は、ダウンタウンからやや離れた「ザ・ドメイン」という地区に投宿しました。特に予定もイベントもないので、コンドミニアムに籠もってリモートワークです。
夕方、町を散策していると、思いがけずテスラのショップがありました。今回はテスラの工場見学でオースティンに来ているので、ちょうどいいリハーサルになります。
トランプ政権に、イーロン・マスクが加担してからというもの、世界中でアンチ・テスラのムーブメントが巻き起こりましたが、この時はまだ第2次トランプ政権誕生前です。極めて平穏でフレンドリーなテスラショップでした。
カウボーイハットをかぶったオプティマス(かなり初期のモデル)が立ってます。テキサスですねえ。
サイバートラックも展示されています。さっそく乗ってみましょう。この車に乗り込むのは初めてです。デカいっす。
このステアリングの形状がユニークです。真ん中にはサイバートラックのマークもエンボスになってますね。タッチパネルもデカい。18.5インチだから、MacBook Proよりデカいです。ちなみに、私が日本で乗っているテスラモデル3のタッチパネルは15.4インチ。
日本でもサイバートラックの展示車は見ることができますが、乗り込んで座ることはできません。
テスラショップを後にしましたが、街中でもサイバートラックをちらほら見かけます。ダウンタウンではほとんど見かけることはなかったのですが、ドメイン地区は富裕層が多い=サイバートラックが多いってことなんでしょうか。
ドメイン地区は、お洒落エリアです。街路樹がライトアップされていて、ハイブランドのお店が並びます。
レストランもけっこう小洒落てます。ダウンタウンとは全然雰囲気が違う。何度もオースティンに来ていますが、「何だこのお洒落エリア!」って驚きが止まりません。ダウンタウンのロックンロールな雰囲気も楽しいのですが、ザ・ドメインは大人の街って感じ。東京なら、ダウンタウンが新宿区で、ドメインは港区や渋谷区って感じです。
オースティン、奥が深いよ。これまで全然知らなかった一面が見られて楽しいです。そして明日は、いよいよ、サイバートラックを運転します。
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