2018年10月2日火曜日

トロントに行ったら、CNタワーに登ろう

トロント映画祭に来ています。スクリーンをはしごしながら映画を続けざまに見ていくと、身体が硬直してくる感覚に苛まれます。1日に4本、5本と映画を見続けていったら、エコノミークラス症候群になるんじゃないかと真剣に心配します。

飛行機に乗っている時は、席を立って歩き回ることができますが、映画館では身体が硬直してきても、立ち上がって屈伸したり、席を離れるのはなかなか厳しい。

なので私は、1日に見る映画の数を「3本まで」と決めました。ということは、1日に最大6時間ぐらいを映画鑑賞に割けばいいと。

となると、当然、かなりの空き時間が生まれます。

となると、空き時間でまず行ってみたいのはここでしょう。


「CNタワー」。トロントのシンボル的タワーです。シアトルにおけるスペース・ニードルですね。CNはCanadian Nationalの略だそうです。

私の泊まっているハイアット・リージェンシーからは、徒歩10分ぐらいで訪れることが可能。早速、映画鑑賞の合間を縫ってGO!

高さ553メートル。1976年の開業から2007年まで、30年あまりにわたって「世界一の建物」だったそうです。07年にドバイのブルジュ・ハリファ(828メートル)に抜かれたんだね。その後スカイツリー(634メートル)にも抜かれてるし。



根元からのビュー。こら、思ったよりデカいわ。チケット売り場に突撃です。

「今日は風が強いから、アウトドアのフロアは入場できないわよ。それでいい?」

「よく分かんないけど、それでいいよ」

チケット代、意外に高い。42.94カナダドル。約3700円。スカイツリー並みじゃないですか。もう世界一じゃないのに。まあいいよ。

エレベーターの行列に並ぶこと15分、エレベーターに乗ってから3分、346メートルの高さにある展望台に到着しました。東京タワーより高いじゃん。


トロントの町並みが一望できます。当たり前ですが。


西側のビュー。サンセットの直前ですね。

南側には、小さな空港が見えます。これは通称「アイランド空港」と呼ばれるプロペラ機専用の空港です。確かに、島がそのまま空港ですね。


この空港から、小型のプロペラ機が次々に離陸していきます。ずっと眺めていても飽きません。空港全体をこんな斜め上から眺められる場所って、ちょっと記憶にないなあ。

CNタワーでビビったのは「エッジウォーク」です。エレベーター待ちの通路にモニターがたくさんぶら下がっていて、そこで繰り返し映像が流れています。

要は、地上356メートル付近に、完全にオープンエアの回廊があり、ハーネスで固定されたワイヤーを命綱に、タワーの縁を歩くというツアーです。コワすぎ!

これは動画を貼っておきましょう。参加者がアップしたものですね。1分31秒。


シビれますねえ。恐ろしいアトラクションだわ。

そうそう。チケット売り場のお姉さんが言った「アウトドアのフロア」というのは、ワンフロア下、342メートルにあるグラス・フロアのことでした。フロアの一部がアウトドアになっていて、床がガラスになっている部分がある。


あれ、人がいるじゃん。

フロアには行けるけど、アウトドアには出られないという意味だったみたいです。なるほど。


東京スカイツリーの場合、ツリーの南側や西側は見ていて楽しいのですが、東側や北側には見どころが乏しいので今ひとつですよね。その点、CNタワーは360度楽しめます。海のある南側に、島と空港があるところがポイントです。


夜はライトアップされるCNタワー、まさにトロントのシンボルですね。トロント訪問の際は、是非登ってみてください。

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