2020年5月18日月曜日

iPad Proのマジックキーボード、評判に違わぬ使いやすさです

「世界が驚く製品」をAppleが発表することも殆どなくなり、こちらのブログでApple製品をレビューする機会も年々少なくなっていますが、今回、久々に「届くのを楽しみに待ち」「届いてから毎日気に入って使っている」Apple製品をご紹介。

それは、iPad Proのマジックキーボードです。


こいつです。実機を写真で見ると、あんまり浮いているのは分かりませんが。


私は、会社のデスクトップはiMacの27インチ、自宅のメインはMacBook Proの15インチ、MTGのお供と出張のお供にはiPad Proの12.9インチを使っています。会社の27インチはまあ「大は小を兼ねる」からいいのですが、自宅を含めてモバイルユースで使う端末は、やはり小さいに越したことはないですよね。

だけど、年をとると老眼との戦いになるので、どうしてもデバイスが大きくならざるを得ない。本当は13インチのMacBook Airがいいんだけど、文字の小さい状態に耐えられないので、モニターのデカい15インチのMacBook Proになっちゃう。これが結構デカい。

並べてみましょうか。MacBook Pro15(左)とiPad Pro12.9。


12.9インチiPad Proはなかなかコンパクトで優秀です。Retinaディスプレイなので、画面が15インチよりやや小さいけれど、MacBookの13インチよりは遥かに読みやすい。

MacBook Pro13(左)とiPad Pro12.9。ほとんど大きさが変わらない。むしろMacBookの方が小さく見える。


さて、これまでのiPad Pro用スマートキーボードは、キーボードのフィーリングが「ポコポコポコポコ」って感じでちょっと残念な代物で、文字を打つのがなかなか厳しかった。メールの返信はまあいいけど、原稿書くのはちょっとイヤだって感じ。

そして今回のマジックキーボード。キータッチはMacと変わらないし(むしろ、MacよりGood)、トラックパッドもついてるし、これまでのとは全然別モノ!


キーのタッチは以前のとは比べものにならない。原稿書くのは、なかなか快適でっせ。慣れてくると、どんどん気にいる。

とは言え、12.9インチサイズなので、指の腹がキーボードのエッジからはみ出たり、モニターの下部に、指が当たったりとか、まあちょいと残念なところもある。

しかし、我慢できるレベル。

他にも、escキーがない、F7キーが使えない、GmailのKコマンドが使えないなど、MacOSで慣れてしまってる機能が使えないストレスはありますよ。でも、カーソルが動かせるから、指で画面タップする回数が激減。作業ストレスがとても緩和されます。


この画面の「ソフトウェア・アップデート」の上部にある黒丸がカーソルです。黒丸ってのが、何気に新しい。

最大のデメリットは、重いこと。12.9インチ用のマジックキーボードは、重さ700グラム。iPad Pro本体(630グラム)よりも重たいんです。

でもね、合計1330グラムでしょ。MacBook Pro15インチは1830グラムなんですよ。500グラムも軽い。

私は、iPad Proの新型機を買ったわけではなく、1世代前のiPad Proにマジックキーボードを取り付けたので、本来はカメラ部分がこうなるべきところ……。


こんな感じで一つ目になってますが、まあご愛嬌。そんな立派なカメラ、iPadには要らないし。


あとは、いろいろアプリの操作性ですかね。注文つけるとしたら。

まあでも、このエントリもiPad Pro + マジックキーボードで作ってますけど、写真を貼り付けるところとか、MacBookより簡単だなあ。

個人的には、久々の大ヒットですね。これで、モニターを縦位置にクルって動かせるヒンジがついたら完璧!って思っちゃう。

そりゃそれで、重量バカ重でしょうけどね。

ちなみに、こちらのマジックキーボード、お値段は3万7800円。買うときに一瞬悩みましたけど、使ってみて納得。

もう戻れないですね。このキーボードから。

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