2021年12月30日木曜日

2021年宿泊した宿ベスト3。第2位は「星のや京都」

 2021年宿泊した宿ベスト3。第2位は京都、嵐山の「星のや」です。ここは初めての宿泊です。

妻と義母と3人で、秋の京都を訪ねることになりました。お祝い事もあったので、ゴージャスに行こうぜってことで、嵐山の星のやに1泊することに。合計2泊3日の旅でしたが、もう1泊は普通のホテルです。


京都駅でレンタカーを借りて、広隆寺の弥勒菩薩を見たり、妙心寺で庭園を見たりした後、渡月橋を渡って星のや専用の船着き場へとたどり着きます。川べりに星のやのチェックイン用建物があって、そこからは船で宿まで行きます。レンタカーは近隣の民間の駐車場に1泊となります。駐車料金は有料。


船はモーターボートです。陸路で行くことも可能ですが、道路がかなり狭く、自家用車やレンタカーでは絶対に通りたくない感じ。徒歩でも15分ほどで行けるそうです。18時以降は船が運航していないので、星のやの専用車での送迎となります。


桟橋でスタッフがお出迎え。この宿は女性スタッフが多いのですが、重い荷物を軽々と運んでいきます。


今回、私たちは3人で「月橋メゾネット」という部屋を予約しました。部屋番号は122号室。洋風に言えばメゾネットですが、日本家屋なので「2階建て」の方がしっくりです。そして、この2階からの眺めが最高なんですよ。


紅葉もいい感じに残っていました。前を流れるのは桂川(=大堰川・保津川)です。対面には観光用のトロッコが走っています。船が頻繁に行ったり来たりしていて、眺めているだけで飽きません。


京都の星のやは、近隣に食堂もなければコンビニもありません。一度中に入ってしまったら、宿の中ですべて調達しなくてはならない。「おつまみ買ってくりゃ良かった」「いつも飲んでるウィスキー持ってくりゃ良かった」などの後悔をしないよう、ちゃんと準備しないといけません。孤島に行く感じで。


夕食は敷地内のレストラン、朝食はお部屋です。京都だけあって、料理のクオリティは相当ハイレベルです。


夜のライトアップもかなり綿密ですね。この季節(11〜12月)は、虫も多くないので、窓を開け放っても大丈夫。寒さを感じるなら閉めるでOK。


客室は、全室リバービュー。施設内にあるカフェにも、リバービューの一角があって、ご覧のように足を投げ出してコーヒーを楽しめるスリリングな席があります。ここは「空中茶室」と名前がついていました。


京都の星のや、相当に気持ちのいい宿です。川を楽しむ宿ですね。これは必ず再訪したい。お値段は公式サイトをご覧ください、

翌朝、チェックアウト前に、敷地の隣に見える道路に「絶景」の看板が。星のやのスタッフに聞いたら、「道の先にお寺があって、30分ぐらいかかりますけど、登ったら京都市内が一望できますよ」とのことで、登ってみました。


実際には15分ぐらいの行程で「千光寺」というお寺に着きました。絶景はまあまあで、やたら張り紙の多いお寺です。入場料は400円だったかな。入場者は、無料で釣り鐘を3回突いていいとのことで、「ゴオ〜ン」と突いてきました。これ、除夜の鐘でないと、なかなか出来ない体験ですよね。


星のやチェックアウト後は、竜安寺の石庭など、ポピュラーな観光地をいくつか訪れ、別のホテルに1泊して東京に。なかなか充実した旅となりました。やっぱ京都はいい。また行きたい。そして、星のやの122号室に泊まりたい。(第1位へ続く)

▼ 星のや京都




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