2025年10月14日、平日のラッシュアワーで超満員の京王線で、飛田給へやって来ました。味の素スタジアムで日本代表対ブラジル代表の試合を観戦するのです。
味スタで代表戦を見るのは初めてです。ここは、ジェフ千葉サポーターとしては、2023年に東京ヴェルディに、2014年にモンテディオ山形に、昇格プレイオフで敗戦した辛い記憶……まあ、過去の話(ジェフの話)は忘れましょう。今日戦うのは日本代表です。しかも、過去に一度も勝ったことのないブラジルが相手。
試合開始から、日本はほぼ5バック(左サイドバックに中村敬斗が、右サイドバックに堂安律が下がっている)状態で、セイフティーに試合を進めていましたが、ほんの少しの隙を突かれるようなゴールを2発も食らい、前半終わって2-0。
この時点で、日本は一生ブラジルには勝てんなあって思いました。ところが後半、思いがけず、日本のゴールラッシュが始まります。
後半7分、ブラジルのディフェンダー、ファブリシオ・ブルーノのパスミスを拾った南野がゴールに突き刺して一点返すと、突如スタジアムがヒートアップ。選手もヒートアップ。
伊東純也が交代で入ると、攻撃モードがさらに加速。17分、その伊東のクロスから中村敬斗が決めて同点。スタジアム、さらに盛り上がる。
両チーム、選手交代を重ねる中、日本は攻勢を維持。そして26分、伊東のCKから上田綺世がヘディングでゴール! 逆転に成功します。伊東純也、本日2アシスト。
スタジアムはもう、異常な盛り上がり。サポーターも立ち上がって興奮状態に。
結局、試合はそのまま3対2で日本が逃げ切りました。終わった後は、劇的だった勝利の余韻と充足感に包まれて、なかなか席を立たない観客が多かったですね。
個人的にも、実に久しぶりの感覚です。スタジアムがここまで一体となって勝利に浸る感じにはなかなか出合えません。
2026年のワールドカップ、俄然楽しみになってきました。でも、その前にジェフ千葉のJ1昇格ですね。今週末はアウェイ水戸戦、チケット完売なので、DAZNで応援です。
帰路、京王線は臨時列車を増発していて、ストレスを感じることなく帰宅することができました。自宅からの距離で言うなら国立競技場が最も便利ですが、埼玉スタジアムより遙かに近い、味の素スタジアムは案外ありかも。
最近、味スタは陸上競技には使われていないようなので、サッカー専用にしていただけたら最高ですね。モスクワのルジニキスタジアムみたいに、トラック部分を掘り下げて観客席を増設すれば、6万人ぐらいのキャパシティになるんじゃないかと(現在は4万9970人)。
ということで、色々と夢が広がった楽しい夜でした。
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