2011年1月9日日曜日

南インド旅行記2010 5日目 アジャンタの日本語ガイドは5人いる

引き続き旅行記。アウランガバードなので、南というより西インドですね。この日は、朝9時出発でアジャンタ観光です。アジャンタまでは、アウランガバードのホテルから車でおよそ2時間。途中、車窓からはこれといった楽しめる風景もなく、なかなか退屈な道のりです。助手席のガイド氏も居眠りしています。

今日のガイドはインドラ・セティさん、58歳。日本語は3カ月勉強しただけという割には流ちょうです。ただし、日本語はしゃべれるだけで、読み書きはできないそうです。

アウランガバードには、日本語が話せるガイドは5人いるそうです。チェンナイでは殆ど会わなかった日本人も、ここではそこそこ見かけます。あと、韓国人の若者が目立ちます。韓国のグループは、20代の5〜6人組というのが意外に多い。

アジャンタの入場料は、インド人なら10ルピー(20円)、外国人は250ルピー(500円)。ま、いいんだけどね。


石窟の中では、19番が一番の見物でした。


大乗仏教と小乗仏教の融合した石窟です。仏舎利塔にも見事な彫刻がほどこされています。


さて、この日は2010年の大晦日です。ホテルの宿泊客は、ガラディナーに参加しなくてはなりません。しかし私の経験上、ホテルのガラディナーは楽しかったことなどありません。

案の定この日のガラディナーも、民族的ダンスのショーの後は、地元のセミプロと思しきロックバンドが西洋ロックを奏でる予想通りの展開。コールドプレイとか、エリック・クラプトンとか、ボーカルの兄ちゃんが自己陶酔しながら大音声でわめき歌う最悪のパターン。ガラディナーは大体がこのパターンです。何なんでしょうね。我々、腹だけ満たすと早々に辞退して、部屋でTVを見ながら年越ししました。

TVでは、ボリウッドのアカデミー賞みたいな番組をやっていて、これは、昨年の大晦日もデリーで見た記憶があります。アミタブ・バッチャンが、この10年の最優秀男優賞を受賞していました。女優賞はアイシュワリーヤ・ライ。


番組の間に挿入されていたCFに、「JAPANI OIL」という精力剤みたいな製品がありました。

この手の商品で、「JAPANI」ってネーミングはどういう狙いなんでしょうね。勤勉なオイル? マジメに効くぜって感じ?

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