2011年12月30日金曜日

南インド旅行記2011-2012 その3 コーチンでSIMフリー


Jet Airwaysでコーチン(コチ・COK)へやって来ました。到着ロビー内にAirtelの出店があって、すかさず「SIMある?」と飛び込みます。次々にお客が訪れるので、お店のお兄さんもてんてこ舞いです。

通常インドでSIMを買う場合は、パスポートのコピー、ビザのコピー、写真(3.5×4.5センチ)、さらにはホテルのコンファメーションのプリントアウト(か同等のもの)が必要。事前に書類を準備していないと結構面倒なんです。インドにはコンビニとかないので、現地でこれらを手配するのは至難の業。


ところが、この空港の出店は、到着便が着いてから数十分しかビジネスチャンスがないため、次々に訪れる客を逃さず全員処理したい。いちいち書類の提出を求めていたら、まったく商売になりません。

ということでお店の兄さんが、申込書を作るかたわら、私のパスポート、VISAのページ、私の顔、ホテルのコンファメーションを次々にデジカメで撮影していきます。これはある意味合理的。おかげで、持参した書類は何一つ提出しなくて済みました。お兄さん、後でデジカメの写真見ながら書類を作るの大変だろうけど、インド人もやればできるじゃん!

AirtelのSIMはiPhone4で使います。海外でSIM購入した場合の鉄則は、お店でパケット通信の開通までをしっかり確認すること。

まずは、ノーマルサイズのSIMをSIMカッターでカットしてもらい、マイクロSIMサイズに。iPhone4本体に挿入し、Airtelの電波を受信します。

しばらくすると、Airtelの表示は現れますが、データ通信の表示が見えません。お店のお兄さん、色々試すもうまくいかず、ここでいったんiPhone4を再起動。

すると、「Airtel」の表示の右に「E」の文字が出て、データ通信が使えるようになりました。やはり困った時は再起動です。ちなみに「E」はエッジのことで、3Gに比べるとエラく遅い。どうやら、コーチンでは3Gにまだ未対応のようです。

いずれにせよ、これで道中ネットに繋がるようになりました。しかし、スピードが絶望的に遅い……。



空港から送迎の車で1時間15分、我々を待っていたのは素晴らしいサンセットでした。海沿いのガーデンで、何やら宴の準備が。ひょっとして……。(続く)

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