2012年11月3日土曜日

iPad miniを買ってみた。問題点は予想通り

昨日、11月2日、iPad miniが届きました。黒の64GBです。私はAppleの通販で予約していたのですが、銀座のApple Storeも当日余裕で買えたみたいです。


ご覧のように、iPadと比べるとだいぶ小さい。そして軽い。もちろんこれは嬉しいポイントですね。


iPhone5と並べるとこんな感じ。iPad miniは、iPhone/iPod touchのデカい版って評価もありますが、大きさ的にはだいぶ大きいので、まったく別物と考えた方がいいでしょう。


Nexus 7と並べてみます。両者が同カテゴリであることが分かります。このNexus 7や、Kinde Fire、Kindle Fire HDといった機種が、iPad miniの当面のライバルとなるのは間違いありません。

で、1日使ってみた感想は、良くも悪くも「思った通り」というのが正直なところです。

これは、iPadとNexus 7を比較したエントリでも述べたことですが、7インチタブレットについて、私にとって最大の懸念は文字の大きさ。老眼との戦い。

ブラウザで、普通のHTMLページを見ている分にはまだいいんですよ。ページをピンチアウトすれば、文字を拡大できるから。あと、Twitterもアプリ内にいる分には大丈夫。アプリの設定で文字のQ数を大きくしておけばいいので。困るのは、Twitter内のURLから飛んだ先が、スマホ用に最適化されたページの場合。


アゴラのページなんかがそうですね。ページ面積が端末に対して固定されてしまっているので、文字が小さい状態で大きくできない。

iPad miniは、iPadと同じ解像度だってことですが、モニターの面積そのものが小さいので、こういう場合はちょっとストレスですねえ。さらに「Safariで開く」コマンドを使うか、あるいは老眼鏡を使うしかありません。

基本的に、ipad miniは、OSの「設定」で「テキストを大きな文字で表示」を選べば、6段階まで文字を大きくできます。これが効くのは、メール、連絡先、カレンダー、メッセージ、メモの5つ。これ以外のアプリについては、アプリ固有の「設定」を開いてみて、文字が大きくできるならラッキー。できないならアンラッキーというところです。

ところが、OSの設定にも穴があります。このメールの画面をご覧ください。本文を24Qにした状態ですが、左側のメールボックス部分は大きくできません。こういうところがちょっと残念です。


Nexus 7をレビューした際に、このサイズ(7インチ)のタブレットはおもに読書用に使う人が多いのではないかと予想しましたが、その点、Kindleアプリは一日の長がありますね。


文字を大きくする操作は簡単です。しかも、大きさは11段階まで可変可能(そんなにイラネw)。

いずれにせよ、今、我が家にはiPadとiPad miniが両方あります。この1週間で、それぞれの使い道がより明確になることでしょう。

iPadとiPad miniのどちらを買おうか迷っている方。あなたがまだ若く、当分老眼の心配がないのであれば、ipad miniをオススメします。小さいし、軽いし、安い。64GBモデルを買えば、音楽や写真や映画もたっぷり持ち歩けます。

だけど、シニアの方やその入り口にいる方は、iPadと両方比べて、できれば店頭で見比べてご検討された方がいいですよ。ほぼ読書中心ってことならば、iPad miniでもOKなんです。だけど、それ以外の文字を読んだり書いたりするアプリケーションも多く使うようなら、敢えてデカいiPadを選んだ方がいいでしょう。

小さい文字を読んでいると、本当に目が疲れますよね。さらに液晶画面で読んでいると、目の奥まで疲れる感じがします。ということで次回は、疲れ目を緩和するガジェットをご紹介(予定)。

1 件のコメント:

  1. iPad mini いいですね。 
    関係ない話ですけど、iPad3でこのブログを見ると物凄く
    処理落ちします。なぜでしょう

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