2011年10月1日土曜日

ドブロブニクの変貌 フランス・クロアチア旅行記2011その3

アドリア海の真珠、ドブロブニクにやって来ました。金曜日の午前11:35の便、パリのCDG空港からクロアチアン・エアーで2時間半。帰りは日曜日の午後2時半DBV出発の便です。パリからの直行便は、週にこの往復しかありません。パリからこの町を訪れる客は、もれなく週末2泊3日を同地で過ごすよう強制されるフライトスケジュールです。


2008年の9月以来、3年ぶり2度目のドブロブニクですが、前回に比べ、たくさんの日本人を見かけます。

例えば、ドブロブニク港で人気のシーフード・レストラン「KONOBA」でランチを摂りましたが、店の中を見回すとお客の5組に1組は日本人という状態。イカスミのリゾットはじめ、ここの料理は実に日本人好みということもありましょうが。

それから、今朝乗ったスルジ山頂行きのケーブルカーは、一台まるごと日本人! げー。

ここ最近JALがチャーター便を飛ばしたりして、日本からも半直行で行けるようになりました。治安がいいし、食事も合うしで、世界遺産好きの日本人にとっては格好の観光地です。にしても、たった3年でこんなに増えているとは! ちょっとした驚きです。

先ほども出てきましたが、このたびのドブロブニク旅行最大のサプライズは、ケーブルカーの再開通です。


ほら、真新しいケーブルカーが、ドブロブニク旧市街とスルジ山の山頂を行ったり来たりしているでしょ。

実はこの山頂のケーブルカー駅、2008年にはこんな状態だったんですから。


1991年から4年間に及んだユーゴスラビア紛争で、ドブロブニクはNATO軍から激しい砲撃を食らったんですよね。頂上のケーブルカー駅を降りると、戦争記念館があり、戦争当時の模様をいろいろ知ることができます。NATO軍の砲撃がこの世界遺産の町に次々に着弾する模様の映像なども流れていて、かなり衝撃的です。

しかし、まさかこのケーブルカーが再開するとは思ってもいませんでした。ググってみたところ、2010年7月に復活した模様。

朝から大人気ですよ。

そして今回、現地でその存在を知り、参加できなかったのがこれ。セグウェイのツアー。ちょっと気がつくの遅すぎたな。

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