2015年10月11日日曜日

サン・セバスチャンからバスで30分、バル遠足へ行ってみた

サン・セバスチャンと言えばバル。バルと言えばピンチョスです。昨年(2014年)もサン・セバスチャンを訪れ、バルめぐりしたんですが、今年はどこにいこうかなと「サン・セバスチャン バル」でググってみると……。

何ということでしょう! 自分の旅行記が検索結果の第1位に。へえ〜。Bloggerではなくてフォートラベルの方です。このエントリの最後にリンクを貼っておきます。


さて、今回のサン・セバスチャンの初日(土曜日)の夜は、昨年訪れたバルを中心に4軒ほど訪ねました。どのバルも昨年と変わらぬ安定の美味さ。ただし、サン・セバスチャンのバルは、土日休みのところが多い。月曜日も休む店が多い。お目当ての店がある場合、定休日チェックは重要です。

そしてサン・セバスチャン滞在2日目のお昼は、バル遠足に出かけることにしました。ランチを食べるためだけに、近隣の町のバルを訪ねるという。遠足というか、遠征ランチ。

目的地は、サン・セバスチャンから東へ22キロ、フランス国境の町オンダリビアです。

ホテル至近のバス停(バスターミナルではない)から、サン・セバスチャン空港経由でオンダリビアに行き、ぐるっと戻ってくる行ってこいルートのバスに乗ります。


E21のバスですね。バス停にダイヤが掲出されてます。平日と日曜・祝日でダイヤが違うので要注意。Google Mapの路線検索にも、バスのルートが出てくるようになって久しいですが、検索結果に表示されるバスの発着時刻は案外アテにならないので、必ず現地での裏取り作業が必要ですね。

この時刻表の見方もなかなか難解なんですが、夫婦でこうじゃないの、ああじゃないかと議論しているうちに、正解らしき見解にたどりつきました。右上の枠が、我々が今日乗るバスです。今日は日曜日、なので「DOMINGOS」ってところを見ます。本数がとても少ない。10:15のバスが一番早いので、それに乗ろうと思います。しかしこの時刻は、私たちのいるバス停ではなくて、始発のバス停を発車する時刻だということが分かりました。近所のマーケットで買った寿司(シャリがアルデンテだった)をつまみながら30分ほど待った結果、10時20分頃、E21のバスに無事に乗ることができました。バス停にいる現地の人に聞くっていう方法もあるんですが、サン・セバスチャンではあんまり英語が通じません。


バスはオンダリビアに到着しました。海沿いの小さな町です。入り江にはヨットがたくさん浮かんでいて高級リゾートみたい。対岸はフランスですね。

お昼時まで時間があったので、30〜40分ほど適当に観光し、今日の目的地GRAN SOLに向かいます。


天気がいいので、外の席が人気です。ワインの樽がテーブル代わりになってる。外の席は、基本、立ち食いです。


店内に突撃してみると、カウンターの上はご覧の通り! 宝石箱のようなピンチョスの数々。まさにピンチョス天国だね。


GRAN SOLの開店時間は11:30ですが、開店当初はできあいのピンチョスしかオーダーできません。で、12:30を過ぎると、メニューに掲げられている温かい料理をオーダーできるようになります。


こんな感じで。左はミガス(パンくず)の上に半熟卵を乗せ、鶏のスープをかけたもの。卵にかかった黒いのはイカスミです。ピンチョスコンクールで優勝した一品。何これ!エラく美味いんですけど。

右はコロッケですね。このコロッケの中身が何だったかは覚えてませんが、このお店はイカスミのコロッケも名物です。昼間っから赤ワインも飲んじゃって、大満足の遠征ランチとなりました。


帰りがけ、ビーチをのぞいてみると、9月末だというのに海水浴の皆さんが。明らかに還暦過ぎてるご婦人が、水着姿でくつろいでいる秋の海って、日本ではまずお目にかかれませんよねえ。いい町なんだろうなあ、オンダリビア。

さあ。食うもん食ったし、海も見たし、バスに乗ってサン・セバスチャンに帰ろう。

美食の町サン・セバスチャン到着。まずはバルめぐりでしょ!
http://4travel.jp/travelogue/10917511

これが、昨年フォートラベルにポストした旅行記です。「サン・セバスチャン バル」でGoogle検索すると1位に出ます(2015年10月現在)。Blogger上の私のブログのうち、旅行関連のものはフォートラベルに同じものをポストしていますが、Googleの検索結果ではフォートラベルの方が圧倒的に上位に出現します。さすがですね。SEOがめっちゃ効いてるw

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