2013年1月26日土曜日

マラケシュのお洒落ショップでiPhone用拡声器を買ってみた

復路、アトラス山を超えてマラケシュに帰ってきました。


マラケシュのランドマーク、クトゥビア・モスクの塔とヤシの木がお出迎え。

モロッコ最後の夜は、メゾン・アラベというリヤドに投宿です。リヤドというのは、「屋根のない中庭のある邸宅風の建物」という意味だそうで、部屋数のそれほど多くないこぢんまりした宿です。大手チェーンホテルとは対極にある、モロッコの定番アコモデーションです。

ありましたよ。屋根のない中庭。こじんまりと。左上の窓ガラスの向こう側が我々の泊まった部屋です。


レストランはプールと隣接しています。モロッコでは、プール見ながら食事するのが一般的なのか。2日前に行ったレストランも、店の中にプールがあったし、マムーニアも朝食はプールサイドでした。


このリヤドは、スタッフのサービスが素晴らしく、リピーター多数とのこと。帰りがけには、モロッコのイミグレに提出する出国カードが記入済み(!)で用意されてました。そういえば、パスポート一晩預かられっぱなしだったんだがこのためだったのか。これは凄い。痒いところまで手が届いてるわ。

こんなにサービスよくて、マムーニアの3分の1の価格ですよ。いや4分の1かも。嬉しくなりますねえ。


さて、マラケシュでもっとも有名な観光地といえば、ジャマー・エル・フナ広場。世界遺産。


ここを訪れるなら、夕方がベスト。そして夜まで粘る。カフェの屋上が人気です。絶好の撮影ポイントなんですよ。


露店が建ち並び、色々な食べ物を提供してくれます。これはエスカルゴ。


羊の頭かな。ちょっと客引きがしつこいんだ。「アタマ! アタマ!」とか言って。


テーブルにパンとジュースが並んで、学校の給食みたいです。


夜になると、どんどん人が出てきてお店も賑わってきます。


広場の奥にはスークがあって、骨董品やら民芸品やらカーペットやら履き物やら、ありとあらゆる物が売られています。


ここも客引きがうるさいんだよね。「ジャポネ!」「スズキ、ホンダ!」とかやたらと声をかけてくる。

スークではちょっと買う物がないかなって感じの我々ですが、マジョレル庭園の入り口にナイスなお店がありました。

マジョレル庭園は、フナ広場からはちょっと離れますが、例のバス・ツーリスティックを乗り継いで行くことが可能。イブ・サンローランが愛した庭園として有名です。


この青い色がふんだんに使われています。ラピスラズリ? 庭には、サンローランの墓もあります。

この庭園の向かいにあるのが、「33 Rue Majorelle」という雑貨屋。


入り口には、草花で作った顔が2つ。熊か? ガンダルフか? 雑貨屋というか、セレクトショップですね。食器や洋服なども売っていて、どれもかなりのハイセンス。


モロッコ名物のバブーシュも、この店にあるものは何だか高級です。


Tシャツのコーナーには、ジャッキー・チェンのポスターもあった。「蛇拳」でしょうか。

で、この店の2階で見つけたのがこれ。


iPhone用スピーカー。スピーカーというか拡声器。メガホン。「Cornet Acoustique」という商品名がついてました。

Facebookに写真を上げて「買おうか迷ってる」とつぶやいたところ、「買え!」のコメントがたくさんついたので買っちゃいました。

迷った理由は2つあって、値段が8500円とちょっと高いなというのが一点。もう一点は、イージージェットで運搬する際、割れてしまうリスクです。お店のお姉さんに、プチプチでぐるぐる巻きに包んでもらって、無事に日本へたどり着きました。

正直、音はまあまあと言ったところ。AMラジオを聞いてるみたいな音質です。iPhoneのスピーカーの音を拡声してるだけですからね。

それにしても、なかなかお茶目な商品ですよね。何か、豚の蚊取り線香ホルダーに似てないか?

モロッコでiPhone周辺機器を買うことになるなんて、まったくの想定外でしたよ。

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