2015年3月1日日曜日

上海でリニアに乗ってみた。話が違う!2階バスは天気次第でね

今回、上海に行ったら是非乗りたいと思っていた乗物。それは、リニアモーターカーです。浦東空港から竜陽路までのおよそ30キロを、最高時速430キロで走るんです。乗車時間はおよそ7分。

今回、我々は虹橋空港の発着なので、リニアに乗る必然的理由はありません。そう、わざわざ乗りに行くってことです。


地下鉄で竜陽路駅に行き、リニアに乗り換えます。ホームに看板がそびえ立っています。リニアモーターカーは、中国語では「磁浮」なんですね。英語だとMaglevって言うのか。Magnetic Levitationの略なんだと。

運賃は、片道50元(約1000円)です。ICカードに残高があれば、そのまま改札を通れます。竜陽路から浦東空港まで、通常の地下鉄で移動した場合の運賃が6元ですから、8倍以上の値段です。


車両が駅に入ってきました。車輪らしきものは見えません。浮いてるわけですもんね。右の窓の赤いランプが「2001年宇宙の旅」のHALみたいでナイス。

このリニアは、15分おき、1時間に4本が運行してるっぽいです。

車内にはスピードメーターがついており、現在の速度を表示します。


あれ、300キロしか出てないよ。430キロじゃないの? ……結局この日は、301キロ以上の速度になることはありませんでした。話が違うんだけどなあ……つか、東北新幹線のはやてより遅いじゃん!

一応、動画を撮影したので貼っておきます。1分17秒。だいたい、120キロぐらいから300キロに到達するぐらいまでの加速感が伝わるかなと。


往復乗ったのですが、車内はガラガラでした。全席自由席です。乗って損したまでは言いませんが、新幹線を上回る速度を体感ってことにはなりませんでした。

もう一つ。私は2階建てバス(の最前列席)が大好きで、各地でホップオン・ホップオフタイプの2階建て観光バスに乗るんですが、上海でもこれに乗ってみました。


上海の2階建てバスは2社が運行していて、今回は、BIG BUS TOURSのバスに乗りました。100元で24時間乗り放題なんですが、バスがとても混み合っていて、最前列がなかなか空かない。


しかも、乗った日が雨模様で、車窓からの景色がさっぱりです。ちょっと残念な感じでした。単純に移動のために乗ってたわけで、結果的に高くつきましたね。まあでも、2階建てバスは、基本的にどの街でもオススメです。街をざっくり把握することができますから。とはいえ、雨の日は魅力半減ではありますが。

ところで、車窓からの景色が今ひとつだったのは、雨のせいだけではなかったんですよ。次のエントリでは、そこら辺にフォーカスします。

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