上海で使う予定のアプリをフォルダーに次々入れていったら、こんな感じになりました。VPNアプリを入れるまでは、Googleが使えませんでしたので、百度(Baidu)と百度地図がメイン。あとは、地下鉄の路線図アプリを併用しながら移動を行います。
グルメアプリもいくつかインストールしてみたのですが、中国語が分からないので、あまり使うことはありません。それに、たとえ検索結果で気になる店があっても、春節で休み。「休息中」の店がやたらと多い。
まあ、いずれにせよ、その後VPNアプリをインストールしたので、Google MapやらFacebookやら、日本で使ってるアプリがまんま使えるようになったので一件落着でしたけど。
そして、この旅行中でもっとも活躍したのがこのアプリです。
Beijing/Shanghai Air Quality
そうです。PM2.5など、中国各地の大気汚染の状況を1時間おきにアップデートするアプリです。「Data from US Embassy」とあるので、アメリカ大使館がソースなのでしょう。対象となっている都市は、北京(Beijing)、上海(Shanghai)、成都(Chengdu)、広州(Guangzhou)、瀋陽(Shenyang)の5都市です。
上海に到着した翌日は、こんな数値でした。
157。「Unhealthy」と表示されています。不健康なレベルってことですよ。
ちなみに、この日の外灘における視界はこんな感じ。うわー、なんも見えん。
同じ日、同じ時間の北京のAQIはどうでしょう?
281。「Very Unhealthy」だって。北京ヤバい。朝の6時からずっと200オーバーじゃないですか。紫禁城が真っ白になってる光景が目に浮かびます。
この数値が何を意味するのか調べてみました。
0-50 良好
51-100 中程度
101-150 特定のグループにとって不健康
心臓・肺疾患患者、高齢者及び子供は、長時間又は激しい屋外活動を減少すべき。
151-200 不健康
心臓・肺疾患患者、高齢者及び子供は、長時間又は激しい屋外活動を中止すべき。すべての者は、長時間又は激しい屋外活動を減少すべき。
201-300 非常に不健康
心臓・肺疾患患者、高齢者及び子供は、すべての屋外活動を中止すべき。すべての者は、長時間又は激しい屋外活動を中止すべき。
301-500 危険
中国の大気汚染、衝撃的すぎる。この日我々のいる上海は「不健康」、北京は「非常に不健康」なわけですよ。
翌日の朝、ホテルからの景色はこんなもん。
上空は煙ってるように見えますが、グランドレベルは視界も良好で、息苦しいとは感じません。だけど、アプリの数値をみると「不健康」なわけですよ。おおコワ。
この手の大気汚染情報アプリは、AppStoreに山のように転がってますので、「Beijing」「air」とか「China」「AQI」とかで検索して、お好みの一本を見つけてください。北京や上海に行く人は必携ですね、ほんと。
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