2014年8月18日月曜日

フランス・バスクの青い空、インスタグラムでどうぞ

「特殊聖地」ルルドを後にし、俗世に戻りましょう。

復路も、高速を爆走してバスクに戻ります。今日から2泊3日はフランス・バスクをめぐる行程。そのスナップをインスタグラムでアップしていたので、ここでリバイバル。(Instagram: @naokomai)

まずは、「フランスでもっとも美しい村」のひとつと言われる「サール(Sare)」です。


青い空と白い雲、ドーン! 晴天に恵まれました。現地はとても蒸し暑く、あまり快適ではなかったのですが、この写真はインスタグラム・マジックの産物ですね。実際、サールはこぢんまりとして、人も少なくて、見える山並みがキレイでとても美しい村です。あと、ここの村のAkokaというレストランで食べたランチがしみじみ美味かった。
何というか、スペイン・バスクからフランス・バスクへやってきて、料理がいきなり洗練されたという衝撃。山の中の小さいレストラン(つか、食堂)なのにすごい実力。スペインのバルなんか目じゃないよっていうか、てやんでえ、こちとらフレンチだ。文句あっか!みたいなね。周囲を飛び回るハエが多いのが難点なんですけど。


昼食後、車でしばらく走り、ラ・リューヌというところで登山鉄道に乗りました。全長4.2キロ。片道35分の小旅行。車両が木製で、時速8キロしか出ない割にはなかなかスリリングです。道中、「山だ!」「谷だ!」「花だ!」「馬だ!」「人だ!」「海だ!」「対向車だ!」と景色は次々に(しかしあくまでスローに)移り変わります。道中は予想以上にスペクタクル。超おすすめです。ひょっとして「鉄」クラスターの人は狂喜乱舞するんじゃないかと。

それは「この鉄道、何のために作ったんだ?」と考えたら分かるんですよ。石炭の採掘場もない、木材の伐採場もない、産業に何も関係ないのに作られた鉄道。昔の貴族が、山の上で景色を楽しむために作った鉄道なんです。何という贅沢、何という景色。

フランス・バスクを旅するなら絶対に乗った方がいいですよ。この鉄道、コスト構造考えるに、いつまで存続してるか分からないもん。鉄道の駅まで行くのに、車がないとちょっと不便なんだけどね。


途中、サンチャゴ巡礼のスタート地点(の1つ)でもある、サン・ジャン・ド・ポーなど通って、本日の宿泊地サン・ジャン・ド・リュズへ。

海沿いの町です。サン・セバスチャンと同じ海岸線に戻ってきました。


従って、ビーチはやはりこんな感じで芋洗い。これは、ビアリッツの海だったかな。 まあ、スペイン・バスクであれフランス・バスクであれ、海岸に行ってしまえば、アノニマスな大西洋のビーチという感じ。 フランス・バスクにいる間は、天気が良かったのでラッキーでした。しかも夏だから日が長い。夜10時過ぎでこんな感じだもんね。


サン・ジャン・ド・リュズに1泊した後は、山間のオーベルジュに1泊し、ビアリッツとバイヨンヌを軽く巡って(雑貨屋とかチョコレート屋とか)おみやげを探し、最終的にビルバオ空港でレンタカーをドロップしました。


道中、海沿いのドライブがなかなか楽しかったですよ。サーファーもたくさんいたな。だけど、みんな駐車場難民になってた。当地で駐車場ソリューション・ビジネスを始めたら絶対成功するよなあって思いつつ。

次のエントリでは、今回のバスク旅行の最後の宿(ディナーも素晴らしかった)をご紹介。

しかしインスタグラムだと、写真がデカく見えますね。サイズが正方形になるからね。

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