2010年6月2日水曜日

シンガポールでSIMフリー

シンガポールはSIMロックフリーの国です。なので、香港で調達したiPhoneを持っていくことにしました。


今回は、StarHubというキャリアのプリペイドSIMを空港で買いました(1シンガポールドル=65円)。このSIMは、パケット通信とSMSのみで通話はできません。過去、シンガポールではM1というキャリアのM1ブロードバンドというパケット専用SIMも使ったことがありますが、こちらは今回空港では見つかりませんでした。とにかくこれで、事実上パケットが使い放題になりました。スピードも7.2MBコースを選んだのでなかなか速く(2.0MBコースと二択)、快適にネットに繋がります。

プリペイド分を使い切ったら、このカードでトップアップ(チャージ)できます。トップアップカードは、セブンイレブンで簡単に手に入ります。この間iPhoneは、テザリングにも対応しています。シンガポールではホテルのインターネット接続は有料のところがほとんどですが、このiPhoneをPCに繋げば、ホテルでネット接続料金を払う必要がありません。

それから、シンガポールではいたるところにWiFiが飛んでいます。国をあげてWiFi社会を目指しているそうですね。なので、チャンギ空港に着いたら、まずは到着ロビーのインフォメーションに行って、国営のWireless@SGというWiFiサービスのIDとパスワードをもらいましょう。これでWireless@SGの電波が拾えるエリアは、WiFiが使い放題になります。SIMロックフリーの端末がない方も、WiFiでそこそこネットが使えますよ。

ところで、パケットが使い放題になるということは、iPhoneのGoogle Mapアプリが使い放題になるということです。アプリで目的地を入力し、現在地をGPSで認識させ、移動の最短経路を調べるのに、何の気兼ねも必要ありません(ローミングだと「パケ死」の恐怖に苛まれまくり)。そして、いざ移動という段になって活躍するのがこのカード。

EZ LINKは、Suicaと同等のIC決済カードです。シンガポールは地下鉄(MRT)に加え、バス網がかなり発達しているので、いずれもタッチ&ゴーで乗れるこのカードを持っていると移動の選択肢がグンと広がります。Google Mapで経路を調べ、MRT・バスを駆使して効率よく移動する。ICカードの使える町は、公共の交通機関での移動がとても楽しくなります。EZ LINKも、残高が減ったらセブンイレブンでトップアップ可能です。

こんな具合に、シンガポールもキャッシュレスでそこそこ生活できる町です。クレジットカードはもちろん、ICカードとコンビニの普及が進んでいるからですね。そして、サービスに対してチップが不要であるいうのもキャッシュレス社会の必要条件です。

追記:シンガポールでのSIMフリーに異変?

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