テスラがやって来ましたが、自宅に充電設備がないので、あちこちの充電器を渡り歩いています。いずれ、勤務先の駐車場にテスラ純正の充電器が敷設される予定です。
今回は、テスラ純正以外の充電器についてご紹介しましょう。
まずはチャデモ方式の急速充電器を使ってみます。高速道路のサービスエリアなんかにあるヤツです。日産リーフ御用達って感じの。
無料充電・有料充電含め、充電施設を探す時は、こんなアプリが便利です。
「EVsmart」です。iOS版とアンドロイド版があります。
最寄りの充電施設を地図から調べて、「マイリスト」に登録しておくのがオススメです。
今日は中央区役所の駐車場に突入します。ここには、30分まで無料のEV充電器があるのです。東京には、こうした無料の充電施設があちこちにあります。かつて無料だったけど、今は有料の施設も増えてきましたが。
さて、中央区役所の駐車場で充電します。チャデモ方式なので、テスラとはノズルの形が違います。
なので、こんなコンバーターを使います。これは別売オプション。これがけっこうデカくて重たい。
充電器のメニュー画面が経年劣化していてかなり操作しづらいのですが、試行錯誤の結果、無事に充電が始まりました。
充電は30分経つと強制的に終了します。今回の30分の急速充電で、残高は285キロ→396キロまで回復。111キロ分充電できました。まずまずじゃないでしょうか。
終了後におかわりして、もうあと15分ほど充電できれば満充電までいけそうでしたが、この駐車場は警備員さんが常駐しているので、おかわりは諦め、30分でおとなしく撤収します。ここ、充電が無料な上に、駐車料金も無料です。EV、PHVユーザーなら誰でも使えます。
続いては、新宿のサブナード駐車場に突入します。ここに普通充電器(急速ではない)が1台だけあるのは、さっきのEVsmartで調査済み。90分まで充電可能ですが、充電料金100円取られます。まあ、100円なら許す。別途、駐車料金も必要です。30分370円。
ここもテスラのコネクターと形状が違うので、こういうコンバーターをアタッチします。
チャデモに比べ、設備が貧弱に見えますが、MAXの1時間半充電してみました。
207キロ→235キロ。1時間半でわずか28キロ分しか回復しません。吉祥寺と新宿の往復キロ数相当。ここのは急速充電ではなく、普通充電です。
このスペックじゃあ、誰も使わないのでは?
船橋のIKEAにも同じのがありました。ここは無料で60分まで充電できます。結果、375キロ→393キロ。1時間で18キロ分。船橋から自宅まで帰ることができない分量の充電しかできなかった。
結論。チャデモの急速充電はなかなか使える。必要十分。とりわけ、無料充電器がサイコーです。究極、毎月の充電費用をゼロで運用することも可能でしょうね。
一方、普通充電のタイプは、電気を補充するという観点では、ほぼ存在価値はありません。商業施設や公共の駐車場に敷設する意味はナシだと断言できます。ただしEVユーザーからすれば、こういう充電スペースは、施設の出入り口の近くなど利便性の高い場所にあるので、「便利な場所に駐車できる」というメリットはあるかと。
以上、あくまでテスラユーザーとしての見解ですが、他のEVでも似たり寄ったりではないでしょうか。
ぼちぼち、充電難民生活にもオサラバです。次回はテスラのウォールコネクタについて。