2017年10月29日日曜日

「ブレードランナー 2049」の「例のシーン」について、ネタバレ気味にサクっと

日本でも先週末に公開されました、「ブレードランナー 2049」が。私にとっては、まさに至福の2時間43分という感じで、文句なしに今年のベストワン映画です。

ドゥニ・ビルヌーブ監督の変態っぷりは「メッセージ」でも相当凄かったんですが、今作はその凄さが10倍増しになってる感があります。とにかく、クラクラするシーンが連発で出てくる。


ここから先は、「ネタバレ」ってほどでもないんですが、知らずに見た方が驚きもひとしおなので、映画見た人だけ読んでください。

とにかく一番凄かったのは、K(ライアン・ゴズリング)と、ジョイ(アナ・デ・アルマス)が情を交わすシーンです。AIの未来と、VRの未来が、非常に分かりやすい形でここに描かれています。これについて、GIZMODEがビルヌーブ監督にインタビューしていましたので、まるっと引用しますよ。


──映像的に度肝を抜かれるシーンがたくさんありましたが、AIと娼婦の体が重なり合って一心同体になるラブシーンは非常に美しかったです。あのシーンはどのようにして撮影されたものなのでしょうか?
ヴィルヌーヴ:あのラブシーンはクラシックな映画のようなアナログで写実的な雰囲気をもたせたかったんです。その一方で、催眠術のようでちょっと恐ろしく、エロティックでSFらしいものを目指しました。そのためにも役者に自然に演じて欲しかったので、撮影時は一切道具や機器を彼らの間に用意しませんでした。
撮影としては、2人の女優を使ってまったく同じ動きをするシーンを2回撮りながら、それぞれに微妙な差を持たせシンクロしている時とそうでない時の表現をしています。とにかく時間のかかる撮影でしたが、みんなが協力してくれました。
そしてそこからはCGの出番です。まさに悪夢のような作業で、2人の女優を完全に3Dスキャンし、1人の女優の映像の上にもう一方の女優の3D映像を重ね合わせています。
腕のいいCGアーティストたちが、可能な限り自然になるよう融合させてくれました。このポストプロダクションにはおそらく丸1年かかっているので、本当に本当に大変な作業だったと思います。

現場で撮影を見ていたVFXアドバイザーが汗を垂らしながら気を失いかけてたのをよく覚えていますよ(笑)。(引用終わり)



なんと、CG作業だけで丸1年かかっているという……。どんだけこだわりの監督なんだよ、ビルヌーブ! 次の「デューン」はもっと期待しちゃうからな! そうなんです、次は「デューン」なんですよ、昔デビッド・リンチが監督して激しくコカしたあの「デューン」のリメイクをビルヌーブがやるんです。

他にも言いたいことは山ほどあるんですが、とにかく、「ブレードランナー 2049」は150億円かけて作った壮大なカルト映画です。こんなモノが、今どきのハリウッドで製作されたってことが奇跡ですね。

ほんと、今年はこの映画で締めって感じでよかったのに、正月にまた「スター・ウォーズ」があるんだよね。いらねえのに。

それにしても2017年は、「ツイン・ピークス」の25年ぶりの新シーズンは放映されるわ、「ブレードランナー」の35年ぶりの続編が公開されるわで、忘れられない年になりました。

さてと、年内に「ブレラン」あと何回見よっかな。

▼ 映画『ブレードランナー2049』ドゥニ・ヴィルヌーヴ監督にインタビュー:「観客は可能な限り内容を知らずに観て欲しい」 GIZMODE

2017年10月19日木曜日

Google Homeが届いたよ。おかげで、LINEのクローバは退場決定


日本でもにわかにマーケットが立ち上がってきたスマートスピーカー/音声アシスタント領域ですが、今週、我が家には3機種目となる「Google Home」が届きました。日本語で動くヤツです。


開梱してみて驚いたことには、これが意外に小さいんですよ。iPhone 7 Plusより背が低い。

Amazon Echoや、LINE Waveと並べてみると、その小ささがお分かりになるかと。一番右の背が低いのはAmazon Echo dotですね。


早速使ってみましょう。本体に電源を入れ、アプリをDLし、WiFiに接続します。セットアップは5分たらずで終わります。Googleのアカウントでログインし、自宅の住所や職場の住所を登録し(これは任意。でも入れておくと便利)、あとは、音楽サービスのアカウントをヒモづけましょうか(任意)。私の場合はSpotify。

ここまでやったら、端末に話しかけてみましょう。Google Homeを動かす「呪文」は「OK、グーグル」あるいは「ねえ、グーグル」のどちらかです。

「ねえ、グーグル、今日の天気は?」

「今日は、予想最高気温13度、最低気温11度で、雨でしょう。新宿は現在14度、雨が降っています」

女性の声で答が来ます。音声はなめらかですよ。でもなんか、気温の表現に矛盾があるような……。


「OK、グーグル、今日はどんな日?」

「(天気予報に続いて)職場までの所要時間は21分、今日のニュースはNHKラジオの8時のニュースをお聞きください」

ほー。Google Home アクション早い! レスが早いですよ。LINEのクローバより数段早い。音楽行ってみよう。

「OK、グーグル、Spotifyでビートルズかけて」

♪~「サージェント・ペパーズ」来ました。Amazon Echoだと「ヒア・カムズ・ザ・サン」なんだよね。

しかし、音質はダメダメですわ。こりゃ、ふだんの音楽リスニングに使えるレベルじゃない。BGMならまあ許せるけど。

「OK、グーグル、ニューヨーク・ヤンキースは今日勝った?」 

「はい、ニューヨーク・ヤンキースは今日、ヒューストン・アストロズに6対4で勝利しました」 

ほんとレス早いわ。速攻で返って来ますよ。凄い凄い。アレクサより早いかも。 

現時点では、Google Homeのスキル(レシピ)はそれほど多くありません。外部デバイスだと、スマート照明のHueとか、Chrome Castを操作できる程度。あと、言語は日本語以外の選択肢はありません。英語が選べると面白いのにねえ。英語の勉強にもなるし。


これ、AIはGoogleアシスタントがベースなんですね。Googleアシスタントというのは、iPhoneにおけるSiriね。最近アンドロイド使ってないから知らなかったけど、日本でも今年(2017年)の7月から音声アシスタントが使えるようになっていたのか。 

Google Homeを、すでに先行しているLINE WAVE(呪文は「クローバ」)と比較してみるに、レスはGoogleの方が遙かに早い。サウンドのクオリティはほぼ同等かな。まあしかし、この点で言うならAmazon Echoも含め、個人的にはどれも全然ダメです。音楽好きなら耐えられるレベルじゃないでしょ。

そして、ひとつ確実に言えるのは、LINEクローバは我が家から退場ってこと。もうイラネ。何でかというと、誤作動があまりにも多すぎるんですよ、クローバは。


例えば、テレビの音声に勝手に反応して、突然クローバが……。

「すみません。何と言ったのか分かりません」

「お前には何も聞いてねーよ!」

例えば、リビングでの我々の会話に勝手に反応して、突然……。

「もう一度、お話してもらえないでしょうか?」

「おいおい、何も話しかけてないって!」

ホント、だめなヤツなんです。AI以前に、マイクの性能が悪いんだね、恐らく。

Google Homeに関しては、今後もGoogleマップやGoogleカレンダーやGメールとの連動など、夢が広がるのは間違いないです。お値段は1万5120円(税込)。Google Home miniなら6480円(税込)。音楽用のスピーカーとして使わないのであれば、miniで全然問題ないと思います。miniは10月23日発売。

さあ、あとは大本命のAmazon Echo待ちですね。まだ日本での発売時期は未定ですが、年末のボーナス商戦に間に合わせて日本語バージョンを投入してくるのは確実かと。どんな価格で、どんな機能で、そしてどんな性能に仕上げてくるか。とても楽しみですね。 


Googleは、最大のライバルが登場する前に一気に市場を取りに来ています。有楽町のビックカメラに行ったら、駅構内にガンガン広告を打っていますし、店頭に特売コーナーができていましたからね。 

いよいよ日本でもこのジャンルが本格化していきそうで、ガジェッターとしては楽しみでしかありません。 

▼ Google Home 

▼ LINE WAVEが届いたんだが、クローバはまだ何もできないんだな
▼ 未来キタ!Amazon Echoを買ってみた

2017年10月16日月曜日

ホノルルに行ったら、これだけは食べたいB級グルメ。グルテンフリー編

今年(2017年)の1月から、食事はグルテンフリーを続けています。とはいえ、特にアレルギー体質ではないので、それほど厳密ではありません。不可抗力的に出る小麦粉料理はいただきます。だけど、積極的には食べない。自分では注文しない。そんな感じです。

ホノルルでも、このポリシーは変わりません。ホテルの朝食はフルーツとヨーグルト、卵を中心に、時々白米と納豆とか。そんな感じで余裕でクリアできます。

問題は外食ですね。ホノルルも、和食屋さんがたくさん開店しています。ラーメン、うどん、天ぷら、豚カツ、全部NGです。小麦粉だからね。ハンバーガー、ホットドッグ、パンケーキもNGです。小麦粉だからね。

じゃあ、何食べてたの?ってことで、今回食べて大満足だったB級グルテンフリーグルメを4品紹介します。

まずは「いやす夢」のおむすび。ハワイの鉄板B級グルメです。


店主にも取材しましたが、一番人気は「アボカドベーコンエッグ・スパムMUSUBI」だそうです。2.99ドル。これは安いわ。意外にボリューミーだし。いやす夢アラモアナ店でいただきました。

お店に隣接したイートインテーブルで観察していたところ、地元のOLちゃんが、これ1個とお水でランチ済ましてるケースを多数目撃。リーズナブルだよねえ。日本円なら一食350円ぐらい?

いやす夢は、今回の滞在中に2回訪れました。

続いては、「朝日グリル」のオックステールスープ。これも定番系。


朝日グリルには、ロコモコとかチャーハンとかいろんなメニューがありますが、お客さんの半分以上がこれを頼んでいます。半透明のスープに、ホロホロになるまで煮込まれた牛テール肉、香菜とネギが浮いています。別皿でライスが2スクープついてきます。13.95ドル。

たっぷりのショウガと醤油を小皿に取って、まずはテール肉をほぐし、そこに浸して食べます。スープ飲みつつね。ライスは、お肉と一緒に食べるもよし、あとでスープに投入しておじやみたいに食べるもよし。そこら辺はフリースタイルで。

3つ目は、ベトナムのフォーです。チャイナタウンの「The Pig and The Lady」。これはオシャレな店ですよ。ニューヨークのブルックリンみたいな。


名物は「バインミー・フォー・フレンチディップ」というヤツで、フォーのスープにもちもちフランスパンを浸して食べる料理。しかし、グルテンフリーな私はパンを食べませんので、牛肉のフォー(Pho Bac)を頼みました。15ドル。チキンのフォーは、Pho Gaで14ドルです。


フォーのお店って、もやしや香草やライムが別皿で出てくるパターンが多いのですが、ここは最初から具が全部どんぶりに入っています。ラーメンみたいに。

スープもオーガニックで絶品。パクチーが苦手な人もこれならOKなんじゃないかな。けっこうボリューミーでお腹いっぱいになります。ここはオシャレな店なので、今度は夜に来てみよう。

4軒目。マウイ・マイクスのローストチキン。


ここは、ホノルルからちょっと離れています。地図を載せましたが、カイルア店とワヒアワ店があります。私たちは、レンタカーでノースショアに遊び行った帰りに、ワヒアワの方に行きました。

1人ならQuarter Chicken(写真のもの・6.89ドル)、2人ならHalf Chicken(9.19ドル)で十分でしょう。サイドは、フライドポテトかライスを選べます。


ソースは7種類から選べます。私たちはBBQ Smokeyを選びました。

チキンはかなり美味しいですよ。いかにも地鶏って感じで。美味しいんですが、フレンチフライがちょっと冷めていて固かったのが残念。

マウイ・マイクスは、インターネットからもオーダーできます。

以上、ホノルル周辺のB級グルメを4品紹介しましたが、値段が微妙ですよね。スパムMUSUBIの2.99ドルは別格の安さ。マウイ・マイクスのチキンも7ドル前後でかなり良心的。一方、ベトナム料理は、フォーで15ドル周辺、朝日グリルのオックステールは14ドル。

そう、ハワイで昼メシ食うと、1500円から2000円ぐらいは普通に飛んでいきます。日本における、牛丼380円とか、立ち食いそば300円とかって、いかに驚異的か分かりますよね。

なお、ここで紹介した料理は、グルテンフリーであることを確認したわけではありません。スープに醤油が使われていたりなど、小麦粉を含む場合がありますので、あくまでご参考に。

▼いやす夢

▼Asahi Grill Ward by食べログ

▼the Pig and The Lady

▼Maui Mike's

2017年10月12日木曜日

世界一ショボいアップルストアが、ハワイにあった

旅先にアップルストアがあったなら、必ず巡礼するのがアップル信者の務め。ハワイはと言えば、ホノルルに3店舗のアップルストアがあります。

そのうち、アラモアナ店、ワイキキ店には行ったことがあったのですが(ケツにリンク置きます)、今回はカハラ店を初巡礼です。

カハラモールの1階の一画にアップルストアはありました。訪れて驚いたことには、このアップルストア、とってもシンプル。つか、恐ろしくショボい。


間口は、幅7メートルぐらい。奥行きが15メートルぐらい。以上です。銀座店のワンフロアぐらいの面積が、このアップルストア・カハラ店のすべてなんです。

これまでに、ニューヨークとかサンフランシスコとか、上海とか香港とか、色んな街のアップルストアに行きましたが、これほど存在感の希薄なアップルストアは初めてです。何というか、ただの電機屋とかわらないじゃんって感じ。となりのバナナリパブリックの半分ほどの面積しかないし。お客さんも少ないし。

日曜日に再訪したら、けっこう賑わっていました。だって、新しいiPhoneが発売されたばかりだしね。iPhone 8がね。


ちなみに、世界中のアップルストアには無料のWiFi(パスワードなし)が飛んでいますので、現地でネット環境のない方は、アップルストアに行けばタダで好きなだけネットができます。


このアップルストアの隣の建物には、(アマゾンが買収した)ホールフーズマーケットがデーンと構えていて、ハロウィーンに向けてカボチャ山積みで売ってました。アップル対アマゾン、カハラではアマゾンの勝ちだな。

▼ホノルルのアップルストアを巡礼。南国仕様でいい感じ

2017年10月11日水曜日

ホノルルのお洒落エリア、カカアコのグラフィティめぐりはbikiが最高に便利

2年ぶりのホノルルなんですが、いろんな情報サイトに「カカアコ」がホットだって記事を見かけます。アラモアナセンターの西側のエリアですね。

かつて、自動車修理工場とか倉庫とかが集中していたエリアで、2012年頃から若者が集まる街を目指して再開発されているそうです。

そのカカアコで、毎週土曜日の午前中にファーマーズ・マーケットが開催されるという情報をゲット。ちょっと覗きに行ってみることにしました。


マーケットでは、野菜やらコーヒーやらフルーツやら色んな食材が売っていますが、今回は自炊生活ではないので、何も買うものがありません。グルテンフリーのパンを売ってるお店が賑わっていましたが、ちょっと試食しただけでこちらもパス。買ったところで、ハワイ滞在中に食べきれないし。

あっという間にマーケット散策が終了。「カカアコ、何か他にないの?」

あるんです。カカアコは、建物の壁面に描かれたウォールペインティングが大変有名なんです。グラフィティだね。

もう、そこら中グラフィティだらけでうんざりするほどなんですが、その中から鑑賞に堪えるものを2〜3紹介しましょう。


これはけっこう有名なヤツ「ABC STORES WALL」。Google mapで「カカアコ+女性の顔」でググると出てきます。


これも有名「RISK AND SONNY BOY WALL」。よく見ると「Aloha」って書いてあります。通称「レインボーストライプ」。


これは、「カラフルモンスター」と呼ばれているヤツ。「KEVIN LYONS WALL」。家族連れが、これをバックに写真撮ってました。


最後。「MR. JAGO WALL」。日本人の女子2人がこの壁をバックに、代わりばんこに何枚も何枚も写真を撮ってました。SNSのカバー写真用かな。

POW!WOW!のサイトにマップがあります。


地図を見ると分かりますが、ここに紹介したグラフィティは割と点在しています。徒歩で回るのはかなりシンドい。だって、ハワイは暑いんです。

そこで活躍するのがこれ。シェアバイクの「biki」です。自転車です。


ロンドンのシェアバイクとおんなじヤツです。使い方とかドックの形状とか。

ワンショットで借りる場合、シングルライド・チケットが3.5ドルで30分有効。30分を過ぎてしまったら、延長料金が30分ごとに3.5ドルかかります。それ以外に、20ドルで300分とか、1カ月で15ドルとか、いくつかの料金プランがあります。旅行者なら、さし当たりシングルライドをオススメします。


このモニターを見ながらチケット購入しますが、ちょっとコツが要ります。画面を指でタップしても、なかなか判別されにくいのです。なので、爪を立てて当該メニューを爪先でプッシュする感じで操作してください。

支払いはクレジットカードでOK。1枚のカードで、2人分のチケットを同時に購入することも可能です。


専用アプリもあります。もちろん、どのステーションに何台自転車が残っているかリアルタイムで分かります。私たちは、このグラフィティめぐり以外でも、何度かbikiを使いました。西は出雲大社あたりから、東はダイアモンドヘッドのふもとまでステーションが散らばっているので、ワイキキあたりを散策するのに意外と便利。

2017年の6月に始まったばかりで、ステーションもそれほど混んでない。空っぽのステーションは1カ所もなかったし。

ちょっと料金が高い気もしますが、とっても便利なので、ホノルルに行かれる方は是非使ってみてください。ただし、bikiは自動車同様右側通行です。交通ルールを守って、事故には十分に気をつけて走りましょう。



2017年10月10日火曜日

初めてのバリ島。のはずが、噴火懸念でハワイにチェンジ!

9月の終わり、遅めの夏休みでハワイに行ってきました。本来、バリ島に行く予定でエアもホテルも3カ月前に押さえてあったのですが、島の東側にあるアグン山が噴火の兆候を増し、「警戒レベルが最高の4段階に!」「住民10万人以上が避難!」「山からサルやヘビが続々下りてきている!」など、いつ噴火してもおかしくないレベルまで危険度が高まったので、バリへの渡航を断念、急遽行き先をハワイに変更したというワケ。

実現していれば、初めてのバリ島だったのですが、エアアジアのチケット(NRT〜DPS)はキャンセルし(返金ナシ)、ホテルの予約をリスケして、次の機会を待つことにします。今年の年末に再チャレンジ予定です。噴火次第ではありますが。


そしてやってきたハワイ。夏休みのプランBです。いつだって、ハワイは旅先のプランB筆頭ですよね。「ヨーロッパはテロとかあって危ないらしい……。じゃ、ハワイにすっか!」「オーストラリア行こうと思ったのに、今は冬じゃん。寒いじゃん。……やっぱハワイにしよ」ってな感じ。日本人には、鉄板のデスティネーション。みんなハワイ大好きだし。

私たち夫婦にしても、ハワイは大好きだし何度も来たことがありますが、今回は急に決めたので何にもプランがありません。「プランB」イコール「ノープラン」。

まあ、こんな旅も珍しいよねってことで、敢えてネイバーアイランドなんかには行かず、ホノルル5連泊にしました。喧噪のワイキキから少し外れ、カハラに5連泊です。「ドルフィンビュー」という部屋が、3連泊すると1泊タダってプランを見つけて深く考えずに予約。4泊分の料金で5泊できる。


このドルフィンビュー、なんと、イルカのいるラグーンに面した部屋で(ラグーン越しにオーシャンビューでもある)、これがなかなかオモロかった。写真中央、イルカがジャンプしているの見えますか?

そんな、イルカの見える部屋にどっかり居座り、外出は基本的に1日に1回のみ想定。あとはビーチでワインを飲んだり、ラナイで読書をしたり、ときどきヨガをしたりなどして過ごすことにします。


バリ島の噴火情報を日々チェックしながらね。