2012年12月28日金曜日

これで痩せる?ナイキ・フューエルバンドを買ってみた

ここ2カ月ほど、Nike + Fuelbandを使っています。


一言で言えば、多機能な万歩計のようなものです。腕時計のように、手首につけて使います。

実際このFuelbandは、歩数も計れます。消費カロリーも計れます。時計代わりにもなります。だけど、このガジェットのポイントは「フューエル/Fuel」というナイキが新たに提唱する運動カウントを計るものだという点です。

「フューエル」については↓こちらをどうぞ。
ナイキ・フューエルとは?

達成目標フューエルのデフォルト値は2000に設定されています。つまり、「毎日、最低でも2000フューエル分は運動しましょうね」というのが、この腕輪をつける目的です。この2000フューエルというのが、なかなか絶妙なんだな。

万歩計だと、腰のあたりにつけることが多いので、歩かないことにはカウントアップしません。ところが、このFuelbandは、手首に巻くので、車の運転をしたり、PCで原稿を書いたりしている時でもフューエルがカウントアップします。料理や掃除している時もカウントアップします。腕に巻いておくだけで、毎日の運動量を計測してくれる、ヘルスケア用のガジェット。


一見、ただの真っ黒なバンドですが、手前右に見えるボタンを押すと、表示画面が現れます。


メニューは、FUEL→CALS.→STEPS→TIMEの4つあります。それぞれ、当日午前0時からの消費数が数字で表示されます。

酒席などでこれ見せると、めちゃめちゃ受けますよ。「何それ?」「凄い」「なんだなんだ?」と人が寄ってきます。


腕輪の結合部分は、USBになっていて、PCのUSBポートに挿入すると、充電とデータのシンクが行われます。


Nikeが提供する専用アプリをDLし、毎日の消化フューエルを記録します。USBポートに刺せば自動で行われます。

到達目標フューエルは2000に設定してあります。


画面のフューエルは1372。「目標を達成できませんでした。次回頑張って達成しましょう」

到達するとこうなります。


「観衆が声援しています。目標を達成しました」ちょっと大げさ。

目標を大きく上回ると・・・。


さらに大きく上回ると・・・。


中央のリングがネオンのように輝いています。

ここら辺、Nike + iPodの時代から培ってきた、Nikeのモチベーション・アゲアゲ術がいかんなく発揮されている感じですね。

私はiPhoneを使うようになってから、腕時計をするのを止めてしまいました。だから、このフューエルバンドをつけるのは少し抵抗があったんです。解放された左腕が、また重くなるのはイヤだなあ、と。だけど、時計とはちょっと違う装着感だし、かなり軽いので、まあ我慢できます(夏場は分かりませんが)。そして何より、数時間おきに数値をチェックするのが習慣になるんですよ。毎日「何とか2000を達成しよう」という心理になるんですねえ。で、「今日は外出の予定がないから、ランチは少し遠くの店まで行こう」とか、帰宅の際も「このままでは達成が難しいから、一駅手前で降りて歩こう」という風に、意識的に運動するようになるんですね。

そんなこんなで、久々に運動へのモチベーションがわいてきました。週に1〜2度ですが、軽いジョギングをするようになったほど。

これ、日本ではまだ正規品が販売されてなくて、Amazonなどで並行輸入品が手に入ります。1万5000円前後。恐らく、来年あたりには日本でも正式に販売されるでしょう。そしたらバカ売れしそうなガジェットですね。


黒の他に、白のスケルトンモデルもあります。

あ、そうそう。フューエルバンドについてググってみると、Mac以外のPCではうまくシンクしないようなので、Windowsユーザーの方は購入の際お気をつけください。それから、専用のiPhoneアプリもあって、こちらはMacと同レベルでシンクできます。ブルートゥース経由で。

さてと、これで少し痩せられるかな。








2012年12月10日月曜日

Apple TV、ジーニアスバーで死刑宣告

今日は、朝っぱらからジーニアスバーです。今日の患者はApple TV(第2世代)。

我が家では、TV(ブラビア)にApple TVとBOSEのスピーカーを繋いでおり、音楽を聴くときは、MacBookかiPadからiTunesの楽曲をAirPlayでApple TVに飛ばしています。音楽を聴くだけなのに、TVの画面が立ち上がりっぱなしという非効率もありますが、ナショジオやフォトライブラリの写真をスライドショー再生する設定にしておくと、まあそれはそれで環境ビデオ(死語?)っぽい効果もあります。


昨夜もいつものように、iPadからApple TV(2010年購入)経由で音楽を再生していたところ、再生が突然終了し、ブラビアに「iTunesにプラグを刺せ」という画面が現れました。iPhoneのアクティベイトの時に出る画面と同じですね。

だけど、この状況はアクティベイトが必要ではないので、どういう意味か分かりません。ググってみると、「Apple TVを工場出荷時の状態に復元せよ」ってことでした。Apple TVって、物理的なスイッチが一切ないので、どうやってリセットするんだよって疑問が湧きますが、改めてボディを見ると、HDMI端子の下にマイクロUSBの穴がありました。「iTunesにプラグを刺せ」の意味がようやく飲み込めました。このマイクロUSB端子とMacBook AirをUSBでつなぎ、iTunesを立ち上げてApple TVをリセットせよとのことなのです。

しかし、Appleのサポートページに書いてある通りに操作しても、Apple TVの復元ができません。何度やってもエラー画面が出るだけです。

どうにもらちが明かないので、翌日(つまり今日)、ジーニアスバーに行くことにします。午前10:30のコマを予約。

で、今朝10:30ピッタリに銀座のアップルストアに行ってビックリです。1F、2F、そしてセミナーやってる3Fは人もまばらなんですが、4Fのジーニアスバーだけ大盛況。MacBookやらiPhoneやらを手にした老若男女で朝から大変な賑わい。みんな、Apple製品のトラブルで困ってる。

ほどなく、担当のおネエさんがやってきたので、症状について説明します。持参したApple TVをMacBook Proに繋いでもらって症状を再現します。が、そこから先は私の昨夜の状態と同じです。どうやっても復元できません。

ほどなくおネエさんから容赦ない死刑宣告。「Apple TVは、このやり方以外に復元の方法はありません」

保証期間が過ぎているので、修理は有償になるとのこと。5800円かかるとのことですが、私のApple TVは1つ前のモデルなので、8800円払って新品を買うことにしました。第3世代のApple TVは、CPUがA5になって、解像度が1020dpi(それまでは720dpi)になってるんですよね。

ま、しゃあないか。と言うか、これは完全に想定内の結末。4Fから2Fに降りて、早速新品お買い上げと相成りました。

かつてジョブズが「Apple TVはおもちゃだ」って言ってましたけど、その通りですね。2年ぐらいで壊れちゃうなんて。

だけど、気づいた時には、我が家のAVシステムはApple TVがないと機能不全に陥るようになってしまっています。テレビの視聴以外は、音楽も、Ustrreamも、ニコニコ動画も、すべてApple TV経由。

新しいApple TVよ、頼むから2年以上働いてくれよ。

2012年12月3日月曜日

ボーイング787に乗ってみた

さて、3泊4日の北京滞在もあっという間に終わり、一路東京へ帰ります。帰路は成田ではなく羽田着の便を選びました。

その理由。北京ー羽田は、ボーイング787が飛んでいるのです。

ちなみに、2012年11月現在、JALの787は、ボストン、サンディエゴ、モスクワ、シンガポール、北京の各路線しか飛んでいません。ANAだと国内線でも乗れるのですが、JALマイラーの私としては、北京かシンガポールを狙うのが妥当。今回、尖閣の影響もあってか、北京便は空いてて選び放題だったため、迷わず787にしたというわけです。


はい、こちらが外観。ぱっと見、787だと気づく人はあんまりいないんじゃないでしょうかね。

窓ガラスには、シェードがありません。窓の下にある円形のツマミで、窓の色味を調整できます。


これがデフォルト。もっとも明るい状態。


MAX暗くすると、こんな色になります。凄いね。


モニターもデカい。iPadよりデカいんじゃないかな。10インチ近くあると思います。


お? USBがついてます。充電もできるのかな。黄色いピンジャックもあるから、充電はできなさそうな気も。

外部映像入力ってことですね。操作画面もありました。しかし、これ、誰か使う人いるのかな? iPadとかNexus7持ち込んでそのまま見ちゃうって時代だと思うんだが……。


このインストラクション画面見る限り、iPodから動画を再生するってニーズを想定していたんでしょうかね。ガジェット陣営の進化が思ったより速すぎたってことでしょうか。

そうそう。トイレにウォシュレットがついているという情報でしたが、私の乗った機材にはウォシュレットはありませんでした。エコノミークラスだからかも知れません。でも、トイレはとても広かった。

787、なかなかいいですね。機内も広々しているし、何つったってまだ新しい。座席周りにしても、前の座席の背中にある機内誌が入っているポケットの、そのさらに外側に小ぶりなポケットが2つついてます。その上部には、テーブルをたたんだ状態でも使えるドリンクホルダーがついていたりと、意外に気が利いています。

次はいつ乗れるかな。シンガポールに用事作ろうかな。

……何の用事だよw

北京で雲南鍋に舌鼓。翻訳アプリも使ってみた

さて、北京と言えば北京ダックが有名ですが、寒い季節は、鍋関係も大人気です。


こちらの鍋は、雲南省の鍋料理で「大理火鍋」というものです。

この店は、南鑼鼓巷というエリアに行った時に、昼食を摂る予定で訪れたカフェがあまりに俗っぽかったので、急遽ググって見つけた店です。正確に言えば、Googleは使えないので、百度のアプリで見つけたと。



百度地図の現在地から、「附近捜索」というボタンを押すと、ご覧の画面が現れます。ここで「美食」というのをクリックすると、近所にあるレストランが★評価つきでリストアップされます。今回、もっとも★の多かったこの店「束河人家」は、北京中央戯劇学院のそばにありました。

さて、メニューをもらってオーダーするのですが、この店のメニューは中国語しか表示がありません。お店のおネエさんも英語が今ひとつ。そこでこいつの出番です。

オムロンのリアルタイム翻訳アプリ、「Transcope」です。AppStoreで350円払って買いました。iPhone版とAndroid版があります。


どうですか。確かに翻訳しています。かつて、韓国でこんなアプリも使ったことがありますが、韓国語→日本語では、まったく実用レベルには達していませんでした。このオムロンのアプリのいいところは、ネット環境がなくても翻訳できるということ。つまり、1万語強の代表的な語彙がアプリ内辞書に収録されているので、ネットに繋がっていなくてもリアルタイムで翻訳が可能なんだそうです。


だけどなあ。なかなかピントが合わないというか、翻訳エンジンが今ひとつシャープじゃないというか。スキャンから文字が出るまでに時間がかかりすぎです。

結局、このアプリがメニューの解読に役立ったかと言えば全然そんなことはなく、これを使っていると、店員や回りの客が集まってきたという結果だけでした。

さて、先程の大理火鍋ですが、野菜に海鮮に団子に羊肉と次々に出てくる具材を、キノコ出汁(絶品!)でいただきます。なかなか満足。

北京では、この手の店だと100元ちょっとでお腹いっぱいになるのですが、ワインが相対的にちと高い。300元とか400元します。


だけど、中国産のワインなら、150元ぐらいでまずまず飲めるものが出てきますので、我々はもっぱら中国ワインでしたよ。

2012年12月2日日曜日

北京のインターネット事情に開いた口が塞がらない

北京では、アップルストアにも行ってみました。この王府井のアップルストアは、アジア最大規模ってことらしいです。


地下1階、地上2階と確かにデカいですが、総床面積では4フロアある銀座店とあまり変わらない印象でしたけど。

王府井は「北京の銀座」とよく言われますが、「北京の渋谷」と言われる西単にもアップルストアがあります。


ここも店がデカい。パノラマ撮影じゃないと全景が入りません。


店内はご覧のような大賑わい。若者が多い。

日本でもそうですが、アップルストアに行くとパスワードの要らないWiFiが飛んでいるので、iPhoneがあればメールをチェックしたりWebを見たりすることができます。もちろん、WiFiなのでSIMなしでも大丈夫。

私も、早速WiFiに繋いで「北京のアップルストアなう」とTwitterでつぶやいてみますが、どうも様子が変です。うまく繋がりません。Facebookでチェックインしようとしても同じです。WiFiはOKなんですが、どうしてもFacebookにアクセスできません。

そうなんです。ここは中華人民共和国。グレート・ファイヤーウォールが人民の自由なアクセスを遮断している国家なのでした。

ホテルに帰って、改めてPCからネットに繋いでみると、その不自由さを如実に感じることができます。

Googleは普通に検索できます。しかし、その検索結果のURLをクリックして外部サイトに行こうとすると、何分も待たされたあげく「リクエストされたURLは回復しません(The requester URL could not be retrieved)」というエラーが出ます。

検索結果は表示するが、そこから先には行かせない。何というか、「ググっても無駄」なインターネットがそこにはありました。日本で、いや世界中で普通にネットやってる人からしたら、もの凄いストレスです。Google経由だと、ほぼどこにも行けない。

検索結果ページのサマリーの文で用を足すか、あるいは、検索結果ページに表示されたURLをブラウザにコピペして飛べば、目的地にたどり着ける確率は上がります。それにしても面倒くさい。

ソーシャルメディアにしても、Twitterはダメ、Facebookもダメ、mixiもダメ、Google +もダメ。これはPCもスマホも同じなんですが、InstagramとFoursquareはアクセスすることが可能でした(スマホから)。

Googleについては、Gmailは大丈夫でしたが、Bloggerはアクセスできません。なので、私のブログは見ることも更新することもできない。

では、どうするか?

百度(baidu.com)を使うしかありません。百度の検索結果ページには、すでに検閲済みのリンク先が並びますので、ストレスなく検索結果ページに辿り着くことができます。Google経由でどこにも行けないのがウソのよう。問題は、日本語で検索してるのに、中国語のページばかりが出てくることですね。

もっとも、このグレート・ファイヤーウォールにも抜け道があって、PCからはダメなリンク先でも、iPhoneやiPadなどタブレットからだと行けるページがけっこうあります。タブレット/モバイル用のユニークなURLを持ったページについては、検閲が行き届いてないってことでしょうか。

もっと確実な抜け道は、中国以外のサーバーを経由してアクセスするやり方です。日本語でもサービスしているVPN屋さんがいくつかありますが、これはこれで多少の利用料がかかるので、今回は試しませんでした。

北京で我々をアテンドしてくれたTさんの同僚で、中国人の若い女子に話を聞いたら、SNSはウェイボー(微博)、最近はボイス・メッセージを送れるウェイシン(微信)、ショッピングはタオバオ(淘宝)と、みんな相当ヘビーにネットを使っているそうです。TwitterにしてもFacebookにしても、中国独自の同様なサービスがあるんですよね。

ちなみに彼女は、中国ではまだ売ってないiPhone5を持っていました。香港まで買いに行ったんだとか。そのiPhoneですが、盗まれたり無くしたりして、今度のiPhone5で5台目だと言ってました。地下鉄の中とか、iPhone盗まれるから気をつけてくださいと注意喚起してくれました。

GoogleもFacebookもTwitterもない(使えない)中国なんですが、いわゆるGang of Four(Amazon、Apple、Facebook、Google)の中で、唯一Appleだけが存在価値を見せつけているということですね。



2012年12月1日土曜日

北京で思いがけずSIMフリー。使えるアプリもご紹介

前日から続く。

さて、例によって北京でもSIMを買ってiPhoneを使いまくる作戦なのですが、中国では、中国移動(China Mobile)、中国聯通(China Unicom)、中国電信(China Telecom)という3つのキャリアがiPhoneを販売しています。私が持参した香港ゲットのiPhoneは、中国移動か中国聯通のSIMが使えるようです。GSM陣営ですね。(追記・訂正:中国移動はiPhoneを販売していません。ただし、同社のSIMはSIMフリーiPhoneで使える模様)

ところが、北京で入手可能なプリペイドSIMについてググってみると、案外使い勝手がよくないということが判明しました。

「データ通信を契約したら、翌月からでないと使えなかった」というのが、先人たちの代表的な失敗談です。それ以前に「英語が通じないのでこちらの意図が伝わらない」というのも結構多い。

今回、現地で我々をアテンドしてくれたTさんと、SIM調達の作戦会議をしていたところ、「あ、そう言えばこないだ中国聯通に利用料を払いにいった時に、お店の人にもらったSIMがある」ってことになり、それをもらえることになりました。思いがけずSIMがタダで手に入ってしまった。


これがそのSIMですね。今回、持参したSIMフリー端末はiPhone4です。SIMカッターも持参してます。ガッコンとSIMをカットし、iPhone4にブチ込むと、あっさりアンテナが立ちました。データ通信も……ちゃんと使えます!

超ラッキー。店員とのやりとりとすったもんだは、それはそれで楽しいのですが、今回はあまり上手くいく気がしなかったので、もらいものSIMであっさり妥協。早速町に出かけます。

今回、北京用にDLしたアプリはこんな感じ。


まず、北京(中国全般)でネットを使ってみて驚愕することには、中国はGoogle文化圏ではなく、百度文化圏ということですね。別のエントリで改めますが、「中国では、ググっても無駄」なんです。当然、Google MapやGoogle +も何の役にも立ちません。だから、百度(Baidu)を使うことになります。


上のスクリーンショット(以下スクショ)が百度の地図アプリです。「百度地図」ってやつですね。

現在地から目的地へのルートを検索してみます。北京は地下鉄もかなり発達してますが、町が碁盤の目なので、バスを使うのもそれほど難しくありません。このスクショでいけば、東の方からバスで移動してきて、バスを降りたら「188メートル歩いて、西四駅に到達」そこから地下鉄で「終」地点まで移動する、というルートを提案されています。

北京はタクシーがつかまりにくいので、地下鉄とバスを駆使するのがスマートです。となると、この百度のマップアプリが相当威力を発揮します。


そうそう、百度地図は、日本の漢字も簡体字に自動変換してくれます。これが超便利。このスクショで「過客」というカフェを探していますが、「過」という文字は、簡体字で「过」です。上のバーには「過客」と私の検索したワードが表示されていますが、真ん中の検索結果には「过客」と自動変換されて表示されてるんですわ。これは何気に凄いこと。現地で、北京の人に道を聞くときや、タクシーの運転手に行き先を告げる時なんかも使えますね。

バスを使わずに、移動を地下鉄に限ってしまうなら、「北京メトロ」というアプリがオススメです。


こんな感じで、UIが東京の地下鉄路線図並みに洗練されています。また、駅周辺のグルメスポットやATM、デパートなどの情報も網羅されており、これが意外に使えるんです。


あとは外貨換算ソフトですかね。1元=13円ぐらいなので、暗算でもどうにか行けますが、暗算が苦手な方は、こういうものを使うといいでしょう。


上のスクショは「どこどあ北京」というアプリに付属する換算機能ですが、このアプリ自体は有料なので、もっと探せば無料のものが見つかるかも知れません。

ちなみに、ここで計算している27元というのは、北京のスタバにおけるカフェラテの値段。354円って、東京とほとんど変わらない。

あと、アプリでは翻訳ソフトもまあまあ使えるものを発見しましたが、その話はまた今度。


そう言えば、北京の安定門という駅の近くで偶然コミュニティ・バイクを発見しました。パリやロンドンのような公共の自転車です。仕組みがよく分からなかったので利用しなかったのですが、北京のコミュニティ・バイクのいいところは、地下鉄用のICカードで支払いができるところ。ステーションは1カ所しか見かけませんでしたから、どれぐらい普及してるかは未知数。次回北京に行くことがあったら、是非使ってみたいですね。

以上、ラッキーなSIMゲットの成果を中心に綴ってみましたが、北京でiPhoneを使いこなすためには、現状、モバイルWiFiルーターを借りるのが近道だと思います。成田や羽田渡しでも、料金はだいたい一日数百円(1000円未満)なので、海外パケ放題よりも安価にネットに繋ぐことができます。WiFiルーターの業者は、容量制限をかけている場合もありますが、北京ではデータ通信の速度はとても遅く、私も、今回の滞在中は一日に20MB程度しか使いませんでした。

さらに続く。