2014年12月18日木曜日

お風呂上がりをHack!珪藻土バスマットSOiLを買ってみた

週末、東急ハンズに行った折、以前から気になっていたこれを買ってしまいました。


珪藻土でできたバスマット「SOiL」です。どんどん水を吸い、すぐに乾く、画期的なバスマット!という紹介をかつてテレビ番組で見て以来、ずーっと私のショッピング・アプリにリストされていました。

ちょうど、家のバスマットを新調しようとしていた矢先なので、東急ハンズのバス・トイレタリー売り場で見つけて迷わず購入。私が買ったのは「BATH MAT wave」という、表面が波打っているモデルです。8800円。

早速使ってみました。風呂上りでSOiLの上に乗ると、足の裏がキュっと吸い付きます。瞬間接着剤が指に付着したときのような、引っ張られる感じ。ただし、引っ張られるのはほんの一瞬だけです。


2〜3分ほどたった状態。ご覧のように足形が残っていますが、これがどんどん薄くなっていき、30分後には完全に消えてしまいます。元の状態に戻ってしまう。

何だか不思議です。動画を貼っておきましょう。45秒。



手入れはほとんど必要なく、私の買った「wave」という商品は、時々日陰干しをすればいいとのこと。他に、天日干しを推奨しているモデルもあります。

汚れた場合は、サンドペーパーで表面を削るんだとか(水で洗ってはいけない。洗剤も使ってはいけない)。

これ、なかなか面白いソリューションですよ。銭湯とか、プールとか、サウナなんかはこれを採用してくれると嬉しいですよねえ。

風呂上がりのささやかなHackって感じで気に入ってます。




2014年12月8日月曜日

「6才のボクが大人になるまで。」をサッカーの試合に例えると?

昨日(2014年12月7日)は、J1昇格プレイオフ決勝を観戦しに、味の素スタジアムまで行ってきました。


結果は、ジェフ千葉 0 - 1 モンテディオ山形。我らがジェフ千葉は3年連続のプレイオフ敗退で、来年は、6年連続のJ2ということになりました。

3年連続の敗退というのも、勝負弱さを露呈していて相当情けないですが、個人的にもっと情けないと感じたのは、同じチームに2週連続で敗れていることですね(11月26日に天皇杯の準決勝に山形に2対3の敗戦)。

責任は選手ではなくクラブ(会社)にあるのは明白なので、シーズンオフについては、サポーターを黙らせるような補強を行ってくれることを切に願っています。

さて、昨日のこの試合は15時30分の開始でした。

で、今日は15時15分から日比谷シャンテで「6才のボクが大人になるまで。」を見てきました。試写で見られなかったので、いつか映画館で見ようと思っていたのですが、上映時間が2時間45分もあるので、なかなか時間が作れなかった。

このまま観賞できずに終わりそうな感じもあったのですが、直近のニュースでこの映画がニューヨーク批評家協会賞、ロサンゼルス批評家協会賞の作品賞を受賞したことを知りました。つまり、アカデミー賞に至る賞レースの先頭に躍り出たことが分かり、方針転換です。なる早で見ようと。


今日は、たまたま日比谷でのアポイントがいい感じの時間に終わったので、後ろの予定をすっ飛ばして日比谷シャンテへ突入です。

本作の監督、リチャード・リンクレイターは、「スクール・オブ・ロック」とか「恋人までの距離(ディスタンス)」とかで知られています。個人的に好きな監督ではあるんですが、全部がお気に入りというわけでもありません。一つ確かなのは、実験が好きな監督ですよね、「ウェイキング・ライフ」とかね。あと、Apple好き。今回の映画も、その2つの特徴が遺憾なく発揮されています。

何しろ、主要キャストを12年間にわたって撮影して、少年少女のリアルな成長(主人公は6歳から18歳になった)と、大人たちのリアルな経年変化を描き出しているのです。これだけでアイディア賞。ギネスブックにだって載るんじゃないかと。

12年にわたるキャラクターの変化の脇では、ガジェット(携帯電話→iPod→iPhone)やサブカルチャーの変遷、そして、アメリカ人の男女のパートナーシップや家族のあり方などの変遷も描かれ、ちょっと「フォレスト・ガンプ」を思い出させる趣もあります。

リンクレイター監督は、2時間45分、あまり飽きさせることなく一気に見せるのですが、一方で、積み重ねてきたメインストリームの流れをひっくり返すような大きなイベントもありません。

何とも爽やかでありながら、しかし、不完全燃焼を覚える人も多いであろうエンディングを経て、クレジットロールを眺めながら「この映画は、何に例えればいいだろう?」と考えていました。

ビッグ・カタルシスはない。だけど、満足感はそれなりにあって、監督のチャレンジはちゃんと伝わる2時間あまり。サッカーでいうなら、両チームとも持ち味を発揮しながら、ともに相手のゴールを割れなかったスコアレスドローのような映画かなという結論。玄人好みではあるが、スカっとしない試合。

その観点からすれば、「ゴーン・ガール」なんかは、逆転また逆転、ロスタイムに追いついてさらに逆転って感じのスペクタクルな試合に例えられますね。

私にとっては、ここ数年、映画に費やす2時間とサッカーに費やす2時間は、同じ天秤ではかる対象になっているということが言いたかったんです。そして今年は、もう映画もサッカーも見るべきものがなくなってしまった。

また来年に期待ですね。

さあ、年末の旅行の計画でもしよう。

2014年12月5日金曜日

いま、韓国の露店でもっともホットな商品

2年ぶりの韓国ということで、是非とも訪れたかったのがここ。


かつて2008年に放火され、焼失した南大門です。きれいに修復されていました。めでたし。

南大門から明洞に向かってブラブラ歩いていると、露店でこんなものを見つけました。


自撮り棒ですね、セルフィースティック。


そこら中で売ってます。だいたい5000ウォン(約500円)ぐらい。


なんと、普通のカメラ店でも売られてます。こっちは4000ウォン。安い。

明洞に行くと、あちこちで自撮りする観光客が。


日本でも、メジャーな観光地に行くと、こんな光景をよく見かけるようになりましたよね。



11月末のソウルは、もみじが色づいていて、なかなかビューティフル。

で、紅葉の写真をアップしようとインスタグラムを立ち上げたとき、ちょっと気になって調べてみたんですよ。インスタグラムで流行ってるハッシュタグってどんなだろうと。

「#travel」が2762万3785件。なるほど多い。「#sky」は6357万0389件。こっちの方が多い。

動物に行きましょう。「#dog」が5307万3417件で、「#cat」が4635万5474件。ふむふむ。やはりここら辺も人気高し。

さらに上は、「#food」で1億4053万8566件。やはり、食べ物を撮ってアップしている人が断然多い。

そして、「#selfie」はなんと2億0183万6965件!

いやいやいや、自撮りブームは地球規模でっせ。ビックリしました。





2014年12月3日水曜日

今、ソウル行くならここでしょ!ザハ・ハディドの超絶モダン建築

今回、ソウルを訪れた最大の目的は「DDP」を訪れることです。東大門にある、Dongdaemun Design Plazaのことです。


東大門の駅に直結しており、地下道を通り抜けると、いきなりこの偉容が飛び込んできます。

まるで、地上に舞い降りたUFOのような建物です。一眼に三脚の人たちがたくさんいて、写真を撮りまくっています。


これは、「アンビルトの女王」ことザハ・ハディドが設計し、ちゃんとビルト(建立)された、新たなソウルのランドマークです。4000億ウォン(約400億円)の建築費と、4年半の建築期間を経て、今年(2014年)の3月にオープンしました。

ザハ・ハディドと言えば、2020年東京五輪の国立競技場の建築デザイン案コンペの勝者であり、そのプランの妥当性をめぐって反対意見が噴出しまくっている、まさに渦中の建築家。折しも、10月から12月までオペラシティでザハ・ハディド展が行われている最中でもあるのです。

「アンビルトの女王」ながら、こんなものをソウルでおっ立てていたなんて凄すぎです。

では、これは何なのか? どんだけデカいのか? コネストから引用してみましょう。

アートと憩いと観光が融合したDDP施設

敷地面積62,957平方メートル、建物面積25,008平方メートル、延面積85,320平方メートルに及ぶ広大なスペースは、大型イベントが開催できる「アートホール(アルリムト)」、韓国デザインと世界トレンドを発信する「ミュージアム(ペウムト)」、デザインビジネスの拠点となる「デザインラボ(サルリムト)」、文化体験やショッピングが楽しめる「デザインマーケット(ディジャインジャント)」の4施設からなります。

東京ドームは4万7655平米とのことなので、その倍近くあることになります。

建物の中に入ってみると、これがまたブッ飛びの景観があちこちに。


これは「デザインの小径」。まるで「2001年宇宙の旅」に出てくる宇宙ステーションのようです。


これはイベントホールですね。これも「2001年」してますね。



火災報知器は、白い壁に塗り込められています。ディテールまでしっかりデザインされている。


ショップ群のフロアの天井もイナズマ模様がいい感じ。



階段もこんなデザイン。これは「インセプション」的ですね。フロアを移動するのに、エレベーターでなく階段で行こうという気分になります。

建物の外に出てみると、施設があまりにデカすぎて全貌がつかめません。どこか、上から眺められる場所は近くにないかとあたりを見回すと、通りを挟んだ向かい側のビルにシースルーのエレベーターがあったので、写真を撮るために上ってみました。



ナマコ的な物体が2つ寄り添ってます。なんと、屋上は切り取られ、緑化されています。ここにも立ち入ることができるのでしょうか。この日は雨だったので確かめに行くのは諦めました。

それにしても、アメイジングな建物です。ソウルにおけるお気に入りスポットの、ナンバーワンになりそうですよ。


これを間近で見てしまった今、東京の国立競技場も、当初のプラン通りにやればいいのにと思う次第です。それが競技場であれ何であれ、作っただけで人が集まってきますよ。

ちなみに、このDDPの外壁にはライトアップ用の照明も仕込まれていて、夜の景観もなかなかのものだそう。

今度は、夜に訪れてみよう。そして今週末は、オペラシティのザハ・ハディド展に行こう。

2014年12月1日月曜日

韓国で役に立ったアプリ、役に立たなかったアプリ

さて、韓国で使えるプリペイドSIM、EG Simが手に入りました。日本でふだん使っているiPhone 6 Plus(SIMフリー機です)からソフトバンクのSIMを抜き、EG Simを挿入して使います(この間、ソフトバンクの番号宛に電話がかかってきても出ることはできません)。早速、iPhone片手にソウルの町に繰り出してみましょう。


通常、海外でアプリを使う(=iPhoneを使う)シチュエーションは、ほとんどの場合、「移動」「食事」「記録」の3つに集約されると思います。即ち「目的地までの移動ルートを調べる」「美味しそうなレストランを調べる」「訪問先や食事の写真を撮る」という3点です。このうち、「記録」については、どこに行ってもデフォルトのカメラアプリとかインスタグラムを使いますので、ここでは「移動」と「食事」に関するアプリついて、韓国で役に立ったものをご紹介。

まずは「移動」です。世界の多くの国において、移動ルートの検索に使えるアプリは、圧倒的に「Google Map」です。これに現地の交通機関のアプリを組み合わせれば、だいたいどうにかなります。ただし、中国などGoogleがアクセス制限されている国では、地図アプリはGoogle以外のものを使うことになります(中国では百度 Baiduでした)。

今回の韓国滞在中は、当初Google Mapと地下鉄アプリ「SUBWAY KOREA」を使っていました。この地下鉄アプリがなかなか素晴らしい出来なんです。


この手のアプリって、地下鉄の路線図がドーンと画像データ1枚で展開されているだけってのがけっこう多いんですが、このソウルのアプリは、路線図の駅をタップすると、次の電車が何分後に到着するかとか、時刻表とか、駅の出口位置やトイレなどの施設情報とか、かなり情報が盛りだくさん。ムチャクチャ便利です。

また、出発する駅をタップして設定した後、目的地駅をタップすることにより、最短ルートをグラフィカルに表示させることができます。

例えば、金浦空港から私が泊まったホテルの最寄り駅までを表示したのがこれ。どこで乗り換えたらいいのか一目で分かる。しかも一番下に、運賃が1250ウォンと出ています。T-money(日本におけるSuica)の残高を管理するのにも便利です。



ソウル以外にも、釜山、大田、大邸、光州の路線図が収録されています。また、言語も韓国語、英語、日本語のトリリンガル対応。

いやー、このアプリは凄いですよ。色んな国の交通機関のアプリを使ってきましたが、ここまで高機能かつ痒いところに手が届いているものは見たことがありません。さすがIT大国ですね。

ところで、韓国において、Google Mapの地図は韓国語プラス英語での表記です。なので、例えば「東大門」と日本語で入れてGoogle Mapで調べると、結果画面の地図上には「Dongdaemun」と表記されています。ここで地下鉄アプリに切り替えた時、日本人は「Dongdaemun」→「東大門」と脳内変換しないと先に進めません。

これ、韓国を旅行する時の大きな落とし穴ですよね。日本から持って行ったガイドブック、あるいは、コネストやソウルナビなど、日本語の韓国ガイドサイトは、だいたい日本語+ハングルの表記が標準ですよね。ところが、Googleなどのアプリや地下鉄の中に貼ってある路線図には、ハングル+英語の表記しかない。ハングルが読めない日本人には、恐ろしく不便です。

なので、このSUBWAY KOREAを始め、韓国でアプリを使う場合は、言語を英語にセットしておくと便利です。Googleから読み替える時に、そのまま英語で済ませる。アプリ派トラベラーとしては、「明洞」とか「江南」ではなく、「Myeondong」「Gangnam」と英語表記になれることをオススメします。そうすれば、Trip AdvisorのCity Guideも使えるようになりますから。


Trip AdvisorのCity Guideは、日本を出発前に、当該都市のデータをダウンロードしておけば、現地でパケットなしでも使うことができます。レストランやおすすめ観光地、ショッピング情報など「このアプリ1本でどうにかなる」レベルの情報が詰まってますので、超オススメです。世界の主要都市が網羅されていますが、韓国だとソウルのみ、日本だと東京と京都のデータがダウンロード可能です。

さて、Google Mapを使ってソウルの町を移動をしてみると、時々、目的地が検索結果にうまく表れない現象が起きることに気がつきました。さらに、検索結果は正しく表示されているが、経路が表示されない現象もよく起きます。ひょっとしたら、Google Mapが当局から何らかの規制を受けているのかも知れません。


そこで活躍するのが「NAVER MAP」というアプリです。

NAVERは、LINEをリリースしている会社、NHN Japan(現在のLINE株式会社)の親会社です。韓国最大のポータルサイトを運営していて、アプリも山のように出しています。このNAVERの地図アプリが、韓国におけるスタンダードみたいです。早速使ってみましょう。

表示はすべてハングルなんですが、このアプリが凄いのは、電話番号で目的地検索ができることです。

検索窓に目的地の電話番号を入力すると、はいこの通り。青いピンドロップが目的地で、現在地が赤い○で表示されます。


これなら、ハングルが読めなくても目的地へたどり着くことができますよね。

コネストなどで、行きたいレストランなどを調べたら、SUBWAY KOREAで最寄りの駅までの行き方を調べ、駅に着いたらNAVER MAPで電話番号を使ってレストランにたどり着く。この作戦がかなり有効でした。
続いて「食事」。今回、レストランアプリで何度か使ったのが「MANGO PLATE」。写真が印象的なアプリです。



ハングルと英語しか対応してませんので、英語に設定して使います。このアプリは、現在地から近いレストランを探す時に便利ですが、日本語ならば「焼き肉」「ソルロンタン」「冷麺」などで検索するところ、このアプリのサジェストワードは「Korean BBQ」「Soup」「Noodle」みたいな感じになりますので、慣れないと少し大変かも知れません。だけど、それぞれのレストランについて、ユーザーレビューが数値化されていますので、何らかの指標が欲しい時には選択肢のひとつになります。

レストランで外したくない場合は、現地のレストランアプリにおける評価とTrip Advisorのアプリの評価を比べ、両者で高いスコアを獲得しているレストランを選ぶのがオススメです。


さて、使えるアプリもあれば、使えないアプリもありました。

「TranScope」(翻訳アプリ)
この、オムロンが有料(350円)で販売しているアプリは、中国でも使ったことがあります。

北京で雲南鍋に舌鼓。翻訳アプリも使ってみた

http://naokomai.blogspot.jp/2012/12/blog-post_3.html

ただし、中国語版より韓国語版の方がデキが悪いですね。


この写真はたまたま正解をだしてますが、ほとんどの場面で全然ダメです。こんなんでお金取らないでほしいです。

韓国は、本当に近い国ですよね。私なんて、青森県のてっぺんにある実家に帰るよりも、ソウルの方が早く着くほど。なので、1~2年に一回という頻度で訪れるのですが、ハングルがまったく読めないのが最大のストレスです。今回、いくつかのアプリを使ってみて、韓国語を日本語に変換するのではなく、英語表記をたよりに行動するというアプローチの方が現地で動きやすいということを発見しました。

韓国は、ホテルのWiFiのスピードも速い。WiFiが速いと、ガラポンで日本のテレビもリアルタイムで見ることができます。



はい、ワールドビジネスサテライト。

ガラポンについては、下記のエントリをご覧ください。

地上波全番組を録画するガジェット、ガラポンを買ってみた
http://naokomai.blogspot.jp/2013/11/blog-post_19.html

時差もないし、日本のテレビも全部見られるし、日本で生活してるのと変わらないじゃん。

だけど、困ったこともありますよ。それは、ソウルの町を歩いていると、女の子の顔がみんな整形に見えちゃうんですよね。

別に困ることでもないか……。

人間の顔が、整形かそうでないかを判定するアプリがあったら楽しそうだな、なんて思いながら、ソウルの町をブラブラしてました。

2014年11月30日日曜日

韓国でSIMフリー 金浦空港編2014

2年ぶりに韓国にやって来ました。2年前の時点では、韓国ではプリペイドSIMは販売されておらず、空港などでWiFiルーターをレンタルするのが、手っ取り早く、しかも安価にネットに繋がる方法でした。


韓国でWiFiルーター > 韓国でSIMフリー 
http://naokomai.blogspot.jp/2012/06/wifi-sim.html

しかし月日は流れ、韓国でもプリペイドのSIMが簡単に手に入るようになったようです。

山根康宏氏のこの記事を参考にして、我々もSIMフリーiPhoneでソウルの町を攻略してみることにしましょう。

今回のフライトは、金浦空港に到着する便です。金浦を出国し、エスカレーターで地下フロアに下り、地下鉄5号線の改札を目指します。改札を横目に見ながら通過して、さらに進むと右側に「GS25」というコンビニがあります。


はい、右側に「Sim」の看板が立ってますね。どうやらこれは「EG Sim」という商品のようです。お店のお姉さんに突撃すると、店内にある「Prepaid SIM」のボードの前に連れて行かれ「どれが欲しい?」と聞かれます。


持参したiPhone 6 Plus(SIMフリー版)を見せながら、写真左側の緑色部分「データ1GB、NanoSIMコース、3万5000ウォン」を指さすと、当該のSIMを渡され、クレジットカードで支払い完了。購入は恐ろしく簡単です。しかし、設定(アクティベート)はちょっと手間がかかります。

設定は、その場でもできそうな感じでしたが、念のためホテルにチェックインしてからやることにしました。WiFiに繋がった状態でやった方がいいと、山根氏の記事にも書いてあった。

部屋に入って、持参のiPhone 6 Plusに買ったばかりのSIMカードを突っ込むと、左上のキャリア名のところに「olleh 3G」という表示が出ました。この時点でWiFiには繋いでいませんが、キャリアの電波をつかんでいるので、そのまま設定を続けることにします。

同梱のマニュアルが非常によくできているので、手順に従って設定していきます。


まず、m.egsimcard.co.kr にアクセスし、「日本語」を選び、必要事項を入力していきます。キャリアの電波はつかんでいますが、インターネットには接続していません。上記のキャリアのURLのみアクセスできる状態。


電話番号や個人情報を入力した後、パスポートのIDページをiPhoneのカメラで撮影し、アップロードしたら手続きは終了です。所要時間5分ぐらい。

で、この状態から10分ほど待っていると、SMSが飛んできて、めでたく開通となりました。実際には、写真をアップロードしてからしばらくウンともスンとも言わないので、10分ほど経ったところで試しにホテルのWiFiに繋いでみたら、すぐさまSMSが飛んできたという感じ。WiFi環境がマストなのかどうかはちょっと分かりませんが、WiFiが繋がる環境なら、繋ぎっぱなしでアクティベートした方が確実だと思います。


SIMの台には「LTE」と書かれていますが、端末の表示は「3G」のままでした。とはいえ、測ってみると6メガぐらいは出ているので、スピードはまずまずだと思います。

このEG Simは、専用のアプリも用意されていて、使用状況や残高を調べるのにとても便利。


SIM購入時、データ通信は1GBコースにしましたが、ソウル滞在中は1日で200MBぐらい使っていました。このペースだと、1GBは4〜5日で使い切る感じですが、必要に応じてこのアプリから追加のデータを購入することができます。アプリはiOS版とAndroid版があり、それぞれApp StoreとGoogle PlayでDL可能。アプリは、マストではありませんが、あると結構便利です。データの残高が簡単に分かるのがいいんですよ。


そうそう、Android端末でこのSIMを使う場合は、APNの設定が必要ですのでお忘れなく。設定方法はマニュアルに書いてあります。

最後に、このSIMを使うにあたっての最重要事項を記しておきます。それは「このSIMを、複数の端末で使ってはいけない」ということです。

私は、iPhone 6 Plusを開通させて2日ほど使った後、iPad Air 2(セルラーモデル)でも使えるか試してみようと、このSIMをiPadに入れてみました。

iPadでは問題なく通信できることが確認できたので、その後また元のiPhone 6 PlusにSIMを入れ直しました。そしたら、キャリア表示エリアには「圏外」と出るではありませんか。いろんな設定を変更したり、電源オンオフを繰り返しますが、その後ついにキャリアの電波をつかむことはありませんでした。

ここでさっきの専用アプリを立ち上げ、「よくある質問」をみてみると……。

Q. 他人に譲渡することは可能ですか?
A. EG SIM CARDの場合、勝手に他人に譲渡し、携帯電話の機器情報が変更されたら解約処理されるのが原則です。

というQ&Aが。

複数の端末で使うのは禁止なんですよ。テザリングは対応しているので、複数端末持ち込む方は、テザリングでいきましょう。

次のエントリでは、韓国で役に立ったアプリをご紹介。今回、アプリ方面もいろいろ発見がありました。


2014年11月20日木曜日

「インターステラー」は「2001年宇宙の旅」を超えたのか?

「インターステラー」の公開が近づいてきました。この正月、見るべき映画として「インターステラー」と「ゴーン・ガール」の2本は外せません。


「インターステラー」は、「2001年宇宙の旅」の現代版とでもいうべき代物です。「2001年」を見たことがある人は、「2050年宇宙の旅」というようなものを想像していただければいいかなと。「2050:A SPACE ODESSEY」です。

映画業界の飲み会などに参加すると、「あなたにとって、生涯のベスト映画は何?」という話で盛り上がることが時々あります。そんな時、私は迷うことなく「2001年宇宙の旅」と答えています。

なぜなら、これまでの人生でもっとも多く、何度も繰り返し見た映画だからです。


「2001年」を初めて見たのは、高校生の時でした。公開から10年以上経っていましたが、「2001年」は難解すぎて解釈できない、だけど絶対チャレンジすべき作品として、伝説の映画になっていました。しかし、地方ではなかなか見るチャンスがなく、私の場合、高校生活を送っていた青森市から、50キロほど離れた弘前市の名画座に見に行ったのを覚えています。

しかし、伝説の名作初体験では、もう爆睡するしかありませんでした。

全く意味が分かりません。田舎の高校生には全然無理でした。猿が骨を振り回してたと思ったら宇宙ステーションに……意味分からん……でも音楽が気持ちいい……寝る。起きると、人工知能が歌を歌ってる……なんか大変そうだけど意味分からん……寝て起きると、宇宙空間に光の洪水。見るドラッグみたいな映像……気持ちいい。また寝る。起きると、ヨーロッパのアンティークな部屋に宇宙船がいて、老人が食事してる……何のこっちゃ。意味が分からないのでまた寝る。起きると、ラストシーンでデッカい胎児が宇宙に浮かんでいる。

私の頭の中には、特大の「?」マークが浮かんでいました。

何だか凄い映画だというのは分かる。だけど、全然意味が分からなくて悔しいからまた見る。やはり分からん。でも凄い。また見る……。

そんな感じで、映画館で何度か、VHSやDVDになってからは年に一回とか。とにかく、これまでに20回以上は見た映画です。

宇宙はどうなってんだ? 人類はどこから来てどこへ行くんだ? 神って何だ? 肉体って何だ? そういう形而上学的なところを学んでからでないと、理解できない映画なのかと痛感させられます。

一方、ストーリーが理解できなくても、傑作として成立する映画があるんだということも認識しました。

映画を解釈しようとせず、視聴覚を解放して右脳で楽しむ映画なんだと思って、繰り返し見ていたのです。

しかし、町山智浩氏が著した「映画の見方がわかる本」を読んだとき、目からウロコが落ちました。少し引用します。

「2001年宇宙の旅」がわかりにくい最大の理由、それは本来あったナレーションを後で削除したためだ。
キューブリック自身が書いたシナリオではストーリーを説明するナレーションが要所要所に入っている。たとえば、月面で発掘された謎の石版(モノリス)がノイズを発し、科学者たちが頭を抱えて苦しむシーンの後には、「月面から発射されたエネルギーが太陽系を貫いて飛んでいくのを(火星と木星の軌道のあいだに設置された監視ブイが)捉えた」というナレーションがあり、そのエネルギーを追ってディスカヴァリーが探査に向かったことがわかる。

キューブリックが省いたのはナレーションだけではなかった。

「2001年宇宙の旅」は当初、本編が始まる前に科学者や宗教家など専門家十一人のインタビューが十分間上映される予定で、キューブリックは実際に撮影もしていた。

ところが、彼はこの解説も最終的に使うのをやめてしまったのである。

なぜ、キューブリックはナレーションと解説を削除したのだろう?

「わざと」わかりにくくするためである。では、なぜそんなことを?

「マジック」のためである。

観客に理解させすぎるのは手品のタネをバラすようなものだとキューブリックは考え、最終的にナレーションを省いたのだ。

「わたしが狙ったのは視覚的な体験だ。言葉で整理することを避けて、潜在意識に直接突き刺さるエモーショナルで哲学的な体験だ」


キューブリック、恐るべしですね。あの映画に、しっかりとしたストーリーがあったとは驚きです。しかも、それをワザと分かりにくくするだなんてもっと驚きです。まさに「マジック」炸裂の一本。


さて、「インターステラー」です。これまたとんでもない映画です。

私はここ2~3年、テスラ・モーターズやスペースXを経営するイーロン・マスクに大注目していますが、彼のライフワークである「滅亡する運命にある地球から、人類を脱出させて火星に連れて行く」というミッションが、この映画の根底にあるテーマと共通しています。「インターステラー」の主人公たちは、環境破壊によって人類が住めなくなりそうになっている近未来、人類が居住できる惑星を探し当てるのがミッションなのです。

その宇宙探索という本筋の脇には、主人公である宇宙飛行士と娘とのストーリーがあって、スペース・オデッセイとメロドラマの2本の軸が交錯しながら映画は進んでいきます。

ストーリーは案外わかりやすく、キューブリックがわざとやったような難解さはありません。相対性理論や量子力学の話も出てきますが、それほど難しいとは感じません。とはいえ、もちろん「2001年」を意識しているシーンはたくさんあります。


終盤に大きなカタルシスがあるのですが、ここは賛否が分かれるところかも知れません。時空を超えて、宇宙探索と親子のドラマが交錯する、もの凄いシークエンスです。

ホント、「よくこんなこと思いつくよなあ」って感じ。

自作のタイムラインをアップしている人がいたので貼ってみます。


    凄い労作。ナイスなインフォグラフィックス。

    映画のエンディングも、ちゃんとしたハリウッド・エンディングになってます。見た人の満足度、というか達成感もそれなりに高いと思いますよ。

    だけど本当のことを言えば、キューブリックのような観客置いてきぼりにする「マジック」をもうちょい期待してたんですよ。

    でも、今のお客に「マジック」が果たして通用するかというと、これまた疑問です。

    まあ、今作のノーランは、キューブリックにはかなわいまでも、結構いい勝負してると思いましたね。11月22日公開。




2014年11月3日月曜日

iPad Air 2ゲット。DocomoのSIMを切断してブチ込んでみた

iPad Air 2を買いました。WiFi+セルラーのSIMフリー版です。iPhone 6 Plusを購入したことがきっかけで、自宅における通信デバイスの構成を見直すことにしたのです。

これまで:iPhone 5s/GALAXY Note3/iPad mini/Mac Book Air

これから:iPhone 6 Plus/iPad Air 2/Mac Book Air

iPadは初号機以降、iPad2、iPad3、iPad miniと4台使って来ましたが、セルラーモデルを買うのは初めてです。早速アクティベートしてみましょう。iCloudにアクセスし、今使っているiPad miniのバックアップデータを使って設定していきます。

iPad Airのセルラーモデルは、iPhoneとは違ってSIMがなくてもアクティベートが可能です。もちろんWiFiは必要ですが。

なぜか、アプリの復元が中途半端なところで止まってしまいました。


ご覧のように、アイコンが暗い状態になっているものが7個あります。これらは、アプリが復元できていないのです。アイコンをタップしても、本体を再起動しても、何をやっても復元されません。

原因はよく分かりませんが、もしかしたらSIMが必要なのかも知れません。確証はありませんが。

どれどれ、そんなら試しにSIMを入れてみようじゃないのということで、iPhone 6 Plus(SIMフリー版)で使っているソフトバンクのSIMを抜いて、iPad Air 2に入れてみます。


はい、左肩にSoftBankと出ました。SIMは認識されました。

しかし……。


データ通信はできません。何でだろ? LTE対応のはずなのに、3Gって表示されてるのも変だ。

そこで、私がもう一枚使っているSIM、DocomoのLTE対応SIMを使うことにします。

さあ、ここからが今日の本題です。

私がGALAXY Note3で使っているSIMは「マイクロSIM」です。AppleがiPhone 6やiPad Airで採用しているのは「ナノSIM」といって、それより小さい。つまり、マイクロSIMをナノSIMサイズに切断しないと、iPadに入らないのです。


じゃじゃ〜ん。ここで、SIMカッターの出番です。ホチキスみたいな形状をしてます。Amazonで1000円ぐらいで買えます。


ここで、それぞれのSIMをご覧ください。右上のマイクロSIMを、左のナノSIMサイズに切ってしまうと、金色のメッキ部分もある程度切ることになります。果たして、メッキ部分が欠損してもちゃんと使えるのでしょうか? かなり不安を覚えます。

NAVERまとめに参考になるページがありました。
iPhone用にSIMカット(microSIM, nanoSIM)

どうやら、金メッキ部分が多少欠損しても、中心となるエリアが残っていれば大丈夫そうです。となればここは予定通り、カットする方向で行きましょう。勇気を持って。


しかし、SIMカッターにマイクロSIMを入れてみると、金メッキ部分が思ったよりも多くカットされてしまいそうな雰囲気。下の方に、ピンク色のプラスチック地も多めに露出しています。このままじゃアカン。

ここは、プラスチック部分をヤスリで削って、金メッキ部分が最大限残るように処置しましょう。家庭用の爪切りについているヤスリでSIMの縁をジョリジョリ削り、よきところでカッターに挿入してみます。


いい感じに削れました。カッターに入れてみると、窓いっぱいに金メッキ部分が見えています。この状態で勝負です。

カッターのグリップを強く握って、「ガッコン!」と切断。


はい、こんな感じに切れました。金メッキ部分、やはりだいぶ削られていますね。下にあるiPhone用の正規のナノSIMと比べると一目瞭然です。ホントに大丈夫なんでしょうか? 早速iPadに入れてみましょう……。


はい、左肩をご覧ください。DocomoのSIMは無事に認識されました。LTEの表示も出ています。ネットもちゃんと繋がりました。見事に開通です。

しばらくたって画面を見てみると、当初復元されていなかったアプリもすべて復旧していました。ミッション・コンプリートですね。

それにしても、ソフトバンクのSIMは何でiPadで使えないんでしょうか。

新iPadのセルラーモデルは対応周波数に注意
http://news.livedoor.com/article/detail/9370144/

こんな情報もあったりして、周波数の問題なのかも知れません。私のSIMはもともとiPhone 5s用のSIMなので、何かキャリアが意図的に悪さしている可能性もありますけどね。

通常、SIMフリー端末に買い換えた場合は、キャリアのショップに持っていって対応してもらうのが普通です。その際、新しいSIMを発行してもらうと、SIMの代金が大体2000〜3000円かかる。だったら、SIMカッターを買ってSIMを切っちゃった方が安上がりなんだと。

まあ私の場合は、キャリアのショップが大嫌いなので、自分でカッターで切ってしまったということなんですが。

基本「動けばOK」主義なので、キャリア推奨の手続きは無視してこのまま使ってみようと思います。ただし、このDocomoのSIMは通話もできるタイプなので、iPadで使い続けるのはもったいない。いずれデータ通信のみのタイプに変更する計画です。さあ、次はMVNOの研究だな。




2014年11月2日日曜日

AppleのTime Capsuleを買ってみた……待っていたのは設定地獄!

ひとつ前のエントリーで、自宅の回線を光ギガにアップグレードした件を書きましたが、実はこれに合わせて、別の買い物をしてありました。


どーん! 右側にそびえ立つのは、AppleのAirMac Time Capsule(タイムカプセル)です。WiFiルーターとハードディスクが一体になったものです。左にあるAirMac Expressがずいぶん小さく見えますが、縦横のサイズは一緒です。これをぐーんと10倍ぐらい引き延ばすとタイムカプセルになります。タイムカプセルと同じ外観で、ハードディスクを内蔵していないAirMac Extremeという商品もあります。

これを購入したのには、ちょっとした原因がありました。自宅でMacのバックアップ用に使っていた外付けハードディスクドライブが、この半年で立て続けに2台故障したのです。いずれもコネクタ部分の不具合で、ディスクの中身は無事に救出できたのですが、どうやら小型のハードディスクドライブは、どのメーカーの製品もコネクタが弱点だということに気がつきました。いずれも、マイクロUSBで接続するタイプです。

そもそもマイクロUSBって、端子があまりに小さくて薄っぺらなので、けっこう不安です。私が持っていたケーブルでも、端子部分が折れ曲がってしまって使えなくなっているものが2〜3ありました。つまりマイクロUSBは、凸部分も凹部分も問題をはらんでいる規格だってことですね。とにかく、挿入するときに表裏が簡単に判別できなくてストレスフルですし。

そこでタイムカプセルです。こちらはMacとWiFiで接続しますので、コネクタ問題から解放されます。接続速度もAirMac Expressの3倍というふれ込みなので、自宅の回線を速くした暁にはこれに変えようと決めていました。



背面はこんな感じ。OUTはイーサネットが3発と、INでUSBが1発です。ハードディスクドライブを繋いでNASとして使うこともできます。

タイムマシーンのバックアップは、こちらに切り替えました。これでひとまず安心(かな?)


ところで、ここからが本題なんですが、WiFiルーターを入れ替えると、それにぶら下がっている機器の設定をすべて新しくしなくてはならなくて、我が家の場合はこれが超絶面倒でした。

何しろ、WiFiに繋がっている機器がこんなにある。

iPhone、iPad
TV(ブラビア)
Bluray HDD
ガラポン(ワンセグ放送全番組録画機)
Withings (ヘルスメーター)
Apple TV
ChromeCast
プリンター
スキャナ
Hue(LED照明)

これらを、新しいWiFiにシコシコ接続していくわけです。もう、一日がかりっすよ。

iPhoneやiPadなんかは設定がかなり簡単ですが、ガラポンとかWithingsのヘルスメーターなんかはハードル高いです。

昔、オーディオを新しく買った時に、ラックの裏側に回って赤とか白とか黄色のピンジャックを抜いたり刺したりして汗だくになったことを思い出しました。接続し直しですから、本質的にはこれと同じですね。

しかしこれは、IT業界の今後の課題ですね。WiFiに接続する機器ってさらに増えて行くと思う。ルンバ(掃除機)とか、冷蔵庫とか、さらに色んなものをWiFiに繋ぐ世の中になるのは明白です。設定画面が、もっと簡単なユーザーインターフェースになっていかないと、使いこなせないですよねえ。

ところで、今回の一連の光回線のアップグレードとタイムカプセル設置における大誤算がひとつ。

実は、NTTが持ってきた光ギガ用のモデムには、WiFiルーターが内蔵されていたんです(カードを刺して使うタイプ)。で、こっちの方がタイムカプセルの2倍ほどスピードが速いという皮肉な測定結果が。まあ、通信機の根本から直接電波を飛ばせるので速いのは当たり前っちゃ当たり前なんですが、せっかく買ったタイムカプセルに、WiFi基地としての優位性がなくなってしまった……。もちろん、バックアップ機器としてはグッド・ソリューションなんですが。

工事のおっさんは、電波が干渉する可能性があるから、どちらかひとつだけ使ってくださいと言っておりました。

なので、モデムに刺さっていたカードを抜いて、タイムカプセル一本で使っています。ええ、遅い方のWiFiです。

世の中、なかなかうまく行かないことってありますね。日常生活のちょっとしたところでね。