2024年3月12日火曜日

館山〜熱海をジェット船で往復。運賃8000円で激安だった件

ここ数年、旅行に行ったら、船に乗るというのを心がけています。今回、目的地は熱海です。

今年(2024年)2月のある日、ドライブで館山を訪れた際に、以前から気になっていた「渚の駅たてやま」に寄ってみました。


さかなクンが全面協力しているこの施設に「ジェット船のりば」という看板があったので、早速突撃してみます。海に面した渚の駅には、ジェット船が接岸できる埠頭はないのですが、乗船受付カウンターがありました。そこで見つけたのがこのチラシ。


「館山・伊豆半島 早春の花めぐり」という東海汽船のキャンペーンがあって、館山〜熱海間の往復きっぷが8000円って書いてあります。これはお得じゃないかというのと、ジェット船に乗ってみたいのと、熱海に行ってみたいというトリプルなモチベーションで、チラシを持ち帰りました。実施期間は(2024年)2月3日から3月24日です。

そして、3月8日(金)から1泊2日で熱海のホテルを押さえ、東海汽船のWebサイトをチェック。しかし、Webにはどこを探して8000円のコースはなく、「館山〜熱海(ジェット船)」は片道8400円と書いてあります。

東海汽船に電話で聞いてみた結果、「チラシの料金は電話のみ受付」「Webから購入すると往復で1万6800円で倍以上」「往復の便をそれぞれ確定し、予約せよ」「チケット代金は乗船当日渚の駅にて支払い」「乗船場所が2箇所あって当日じゃないと分からないから、出港時間の40分前に渚の駅に集合。埠頭まではバスで送迎」という諸々の段取りが明らかになりました。この8000円の往復チケットは、毎日運行している定期便のヤツを、期間限定でディスカウント販売しているものだと分かりました。

結果、以下の1泊2日の館山〜熱海の往復チケットを押さえました。
3月8日09:35館山発〜10:45大島経由〜11:30熱海着
3月9日14:20熱海発〜15:20大島経由〜16:20館山着
(タイムテーブルは毎月変わります。天候状況によっても変わります。それぞれ、東京の竹芝桟橋と館山を結ぶ便もあります)

3月7日に新宿区から富津市の自宅に移動、8日の朝に自家用車で渚の駅たてやまに行き、乗船者用駐車場に車は1泊します。駐車料金は無料です。


前夜から当日はあいにくの雨模様でしたが、搭乗時間にはほぼ雨は止み、ジェット船も予定通りに出港。30名ほどの乗客がいます。まずは経由地大島へ。

このジェット船、時速80キロぐらい出るそうです。フル加速すると船体が持ち上がって、揺れも少なく走れるんだとか。乗客はシートベルト着用がマストなので、船内を歩き回ることはできません。これはちょっと残念です。楽しめる景観のバリエーションと、船の速度(目的地に早く着く)がトレードオフになっている。

驚いたことに、大島に着いたら、私たち2人以外は全員が下船してしまいました。15分ほどしたら、大島から熱海に行くお客さんが数名乗り込んできます。


館山→大島が1時間。大島→熱海がもう1時間。出発からおよそ2時間で熱海に着きました。人生初めての熱海ではないのですが、前にいつ来たのか思い出せません。会社の旅行とか、何かの団体旅行で来た、ぼんやりとした記憶しかありません。なので、気分は初熱海です。


熱海港から歩きましょう。20分ほど歩いて、熱海駅前の商店街まで行ってみたら驚愕の光景が。もの凄い人混みです。平日なのに。これは衝撃でした。「熱海プリン」の行列には50人ぐらいの若者が! 男子も多いよ。何ということ。


とにかく、着いてみたら観光客があまりに多くて驚いたよ、熱海。それではこれから、観光&食事に行ってきます(Part2へ続く)。