2023年11月28日火曜日

東京→伊豆→房総 ドライブ&フェリー2発の旅

 (2023年)11月、文化の日の3連休で、東京→伊豆→房総とテスラでドライブ&フェリーに2回乗るという1泊2日の旅をしました。飛行機にも鉄道にも乗りませんが、フェリーに2回(2航路)乗るというのはちょっと斬新です。


11月2日(木)、休日の前日に東京を出発。まず最初の目的地は横浜の青葉スーパーチャージャー(SC)。東名高速には久しぶりに乗りましたが、テスラの充電には、町田とか海老名とかいろいろ選択肢があっていいですね。


青葉SC、ご覧の通りガラガラです。スーパーマーケットの屋上PにV3が6機敷設されています。ちょうどランチ時だったので、近所のカフェでハンバーグランチ。食べ終わらないうちに満充電になり、一旦プラグを外しに駐車場に戻りました。V3の250kWはパワー凄いっすね。

お腹も車も満腹になったので、次の目的地、小田原の「江之浦測候所」に向かいます。相模湾を見下ろす丘の上に測候所はあります。


測候所って名前がちょっと不思議ですけど、ここは凄い所ですよ。アート好き、建築好きの皆さんはマストビジットです。日本を代表する建築家でありアーティストである杉本博司が、10年以上かけて構想し、土地を見つけて造成し、建造したミュージアム。建物も含め、その中に収蔵された作品も含め、周辺一帯がアートなんです。類似の施設がちょっと思いつきません。


一日の入場人数は制限されています。チケットはオンラインで購入してコンビニ発券という敷居の高さ。でも、そんなちょっとした面倒なんて軽く忘れてしまうほどの素晴らしい体験が待っています。


相模湾を望むギャラリー棟は、実に長い直方体です。海を視界に残しながら外に出ると、コロッセオ形式の舞台があります。


また違う直方体が伸びていて、中はトンネルみたいになっています。夏至の日や冬至の日に、太陽が枠の中を上っていきます。これが「測候所」の由来なのかも知れません。


ビジターは、ギャラリー棟、石舞台、光学硝子舞台、茶室、庭園など、敷地内を歩いて見学します。


ほかにも、杉本博司が収集した化石を展示した収蔵小屋とか、うっそうと繁る竹林とか、あちこち巡っていてちっとも飽きません。よくぞこんな凄い施設&庭園を造ったもんだなあと感心しきり。


私たちは、午後3時半ぐらいの入館だったため、1時間ぐらいしか滞在できなかったのですが、次回は2時間以上の余裕をもって再訪しようと考えています。

暗くなってきました。そろそろ宿へと向かいましょう。今日は湯ヶ島の「おちあいろう」に一泊します。その後、フェリーに乗ることになります。