2017年12月22日金曜日

Alexaにも繋がるよ。Hueのヒモ状間接照明を買ってみた

我が家では、もうずいぶん前からスマート照明のHueを使っていますが、最近はAmazon Echoにも繋がって(EchoはUS版なので英語操作)、照明の点灯を毎日音声でやっています。

この便利さに慣れてしまうと、もうHue以外の照明器具(電灯)は買えなくなってしまうんです。

我が家では、これまで6個のHue製LEDランプを使っていましたが、今回、新たに間接照明用にこんな商品を買ってみました。


ヒモ型のLED「Lightstrip Plus」です。家具などの底面や裏面に両面テープで貼りつけて、壁面を照らす作戦。


内容物はこんな感じ。左がケーブルで右が照明本体です。ヒモ状の本体の長さは2メートルあります。別売の延長LEDを買うと、1メートル刻みで伸ばすことが可能。また、長すぎる分にはハサミで切って調整することが可能です。


床に置いて点灯させた状態がこれ。およそ5センチ刻みでランプが仕込んであります。ヒモ全体が光るわけではありません。

オーディオラックの背面に取り付けることにしました。ビフォー、アフターをお見せしましょう。


この木製ラックの天板の裏側、壁面に面した部分に、製品にもともと備わっている両面テープのカバーをはがし、接着していきます。貼るだけなので、とっても簡単。


点灯させると、こんな感じに壁面が光ります。ゴージャスですね。


Hueなので、色味も自由に変えられます。「アレクサ、照明をピンクにして」って具合に。しかしピンクにすると、部屋が一気にイヤらしくなりますねえ。


貼ったあとの、オーディオラックの裏面はこんな感じ。使うのを止める時は、ソケットを抜いてテープを剥がしていくだけです。けっこうイージーな仕様。日本のメーカーの製品じゃあ、考えられないよね。

ちょっとお値段は張りましたが、手軽に部屋をゴージャスに演出できるので結構気に入ってます。スマート照明領域では、やはりフィリップスが先頭を走ってますね。これからも、楽しい照明をどんどん発売して欲しいものです。

2017年12月18日月曜日

ディズニーがFOXを買収した日、「スター・ウォーズ」を見に行く

先週の金曜日(日本時間2017年12月15日)、ディズニーが21世紀フォックスの映画関連部門(以下FOX)の買収を発表しました。折しもこの日は、日本における「スター・ウォーズ 最後のジェダイ」の公開日。なんと感慨深い巡り合わせでしょう。

かつて、「スター・ウォーズ」は1作目から6作目までFOXの配給でしたが、ルーカス・フィルムをディズニーが買収したことで、7作目の前作「フォースの覚醒」から、配給はディズニーに移っていました。


で、今回のディールによって、FOXの「アバター」とか「X-MEN」とか「デッドプール」とかもディズニーに移ることになるわけですね。なんか違和感しか感じません。

ディズニーのCEO、ロバート・アイガーはテレビのインタビューで、「huluの株式を60%保有できることが最大のメリットだ」と語っていました。実はフォックスのブランドは二の次で、SVOD大手のhuluを手に入れることがこのディールのキモなんですよね。

実は、このディールが発表される前段階で、ディズニーはすでに自社のコンテンツをNetflixから撤収することを表明しています。FOXを手に入れたら、FOX作品も全部撤収することでしょう。

ちなみに、現時点でのhulu(US)の株主構成は、ディズニー30%、FOX30%、ユニバーサル30%、ワーナー10%です。これが、今回のディールでディズニーの持ち分が60%になる。過半数を握るので、編成も自由自在になるってことですね。今後、ユニバーサルとワーナーがどう出るかってのも見物です。

この後起きる「Netflix vs ディズニーVOD(+hulu)」。それって、つまるところ「シリコンバレー vs ハリウッド」のようにも思えますが、ディズニーはスポーツ専門のESPNなんかも傘下にあって、ここもオンデマンドが好調なんです。なので、今回のディールは「ディズニーがオンラインのプラットフォーム企業になる」っていう認識の方が正解じゃないかなと個人的には思っています。

さて、「スター・ウォーズ 最後のジェダイ」ですが、前作に比べてはるかに面白かったですね。正直、前半の1時間はかなりタルくて、ガム噛んだりしながら見てましたけど、後半の密度がなかなか濃密。驚くべきは、シリーズを通じてもっともスピリチュアルな「スター・ウォーズ」に仕上がっていたことで、これは結構意外でした。

しかし、根本的なネタ切れ感は否めず、ストーリーがループ状態になっているのは明白。次作ではレイが恋愛するか、妊娠するか、出産するか、のうちどれかが描かれないと、シリーズが続きません。

ジェダイ&レジスタンスの被害も甚大で、犠牲者が多すぎる。こちらも、少子化をなんとかしないといけません。「スター・ウォーズ、生めよ増やせよ運動」やんないと、もう続けるのは無理です。

しかも、次の9作目の監督は、またしてもJ・J・エイブラムスなんだよね。今のところ、悪い予感しかありません。まあでも、次も公開初日に見に行っちゃうんですけどね。


そうそう、今回の「最後のジェダイ」で、もっとも多くの見せ場をさらうのはBB-8です。もう断トツに美味しいとこ取り。この新しいスター・ウォーズ・シリーズにおける最高のイノベーションは、BB-8で間違いありません。


2017年12月11日月曜日

月額190円!iPad用にb-mobileのSIMを買ってみた

iPadはセルラーモデルを2台使っています。自宅用と会社用。自宅も会社もWiFi環境なので、パケットを使うことはほとんどないのですが、時たま、2〜3カ月に1回ぐらい外出先で使うことがある程度。なので、できる限り毎月の運用費は低く抑えたい。

2台のうち1台は、Freetelの「使った分だけ安心プラン」です。月額299円(+ユニバーサルサービス料+消費税で、324円)。

もう1台はSo-netの「0 SIM」を使っていたのですが、「3カ月間パケットの利用がなかった」とかで、自動解約になっていました。まあ、0 SIMは500MBまで月額無料という凄いサービスでしたが、通信速度も限りなくゼロに近い品質だったので、自動解約、上等です。


で、日本通信(b-mobile)が今月(2017年12月)から発売を始めた、「190 Pad SIM」 を購入することにしました。100MBまで月額190円というなかなかチャレンジングな料金。

Webで注文すると、2日ほどでSIMが自宅に届きました。月額は190円ですが、購入時に手続き代金3000円かかります。


早速iPadに挿入してみましょう。SIMフリーのiPadの他、ソフトバンクにロックされたiPadでも使えます。ソフトバンクのネットワークをつかうMVNOです。


APNの設定ファイルをダウンロードする必要がありますが、設定はそれだけ。このSIMはデータ通信専用なので、通話はできません。


料金の目安はこんな感じ。100MBを超えると、1GBまでが540円、以後、1GBごとに350円ずつ加算されていくモデルです。


スピードも問題なしです。東京都千代田区で14時頃に計測。下りが15MB、上りが30MB。

セルラーモデルのiPadをWiFi環境で使う場合は、エアプレーンモードにしてWiFiオンで使うのをオススメします。バッテリーの持ちが全然違うので。

さてと、次は実家のiPadをこれにして、光回線を解約する作戦です。月に2〜3回しかネットに繋がない母親の通信コスト削減ですね。

▼ b-mobile