2021年1月28日木曜日

房総に無印良品「陽の家」を建てる件

 10年ほど前に買った房総半島の土地があり、そこに、ようやく家を建築する運びとなりました。東京湾を見下ろす高台にある土地です。



実は2011年にも、家を建築しようとしたことがあります。MODERN LIVINGなどによく登場する建築家に、かなり攻めた感じのRC造ガラス張りの建物を設計してもらい、地鎮祭の日程まで決まっていました。

しかし、その年の3月に東日本大震災が起きたことに衝撃を受け、建築はキャンセルしました。津波の心配はないエリアなのですが、津波の被害を連日テレビで見ているうちに「家を建てる」というマインドが失せてしまった。

それから10年が過ぎ、以前作ろうとした家とは180度コンセプトの違う、木造平屋の家をネットで見て、一発で気に入りました。無印良品の手がけた「陽の家」です。


このモデルハウスを見学し、「いいじゃんん、いいじゃん」って発注することを決め、2020年の2月に住宅ローンの仮申請。と、そこで新型コロナ禍に見舞われます。

前回は大震災で、今回はコロナです。「オレが家を建てようとすると、災害が起こる件ww」。追い打ちをかけるように、千葉県の信用金庫からは「ローン審査、結果はNG」のお知らせが! マジかよ〜。

しかし、ここで諦めるワケにはいきません。この逆境を必ず克服すると腹をくくり、資金調達のやり直し。信販系のローン審査にチャレンジしたり、会社で取引のある銀行に相談したりしましたが、(2020年)4月頃になると、投資しているNASDAQ株(AAPLとかTSLAとか)がじわじわ上昇していることに気づきました。このタイミングで「そうか、この株売って、キャッシュで家建てればいいじゃん」と資金計画も大胆に変更しました。ご存知の通り、NASDAQ銘柄はその後爆上げしています。

そして、このコロナ禍を最大限活用。まず、夫婦2人が快適にリモートワークに対応できるよう、陽の家の間取りを検討し直します。また、私たちは2人とも出張が多いので、普段なら2人揃って頻繁に打ち合わせに出向くのは難しい。しかし、コロナ禍では2人とも外出しませんので、建築家との打ち合わせもサクサク進みます。Web会議で毎週実施。


思ったより早く設計が終了し、地鎮祭も無事に済ませ(2020年11月)、今は大工さんの到着を待っている状態です。

天気がいいと、冬場は富士山も望めるというナイスなロケーション。ここに、陽の家が完成するのは、今年(2021年)の5月ぐらいの予定です。


新宿区に住む我々は、この家を週末のセカンドハウスと想定していましたが、今や出勤しなくなってしまったので、どっちがメインになるか分からない。富士山を望み、海を見ながらZOOM会議だなって今から楽しみにしています。