2024年7月8日月曜日

早起きして洗車したら、ドシャ降りになった件

 7月1週目の土曜日。富津市の家から東京に帰る日の朝、天気がよかったので朝9時ぐらいから自宅の庭で洗車をしました。そしたら、その日の午後に東京でドシャ降りの雷雨に遭遇したという話です。とにかく、もの凄い雷雨でしたよね。



ウチの洗車は、ホースとケルヒャーとMJJCフォームガンを使います。まず、全体に水をぶっかけ、フォームガンを使って車を泡(「神泡シャンプー」を10倍に希釈したもの)まみれにし、その後水で流すというルーティーンです。


全体にまんべんなく泡を吹き付けます。けっこう高圧で飛んでいくので、泡を放出している間は、消防士になったような気分になります。


吹き上げは、GYEONのシルクドライヤーというタオルが最強です。水分の吸収力が半端ない。気持ちよく水気がなくなっていきます。


トランクやフランクや、ドアも全部開放して、外から見えない部分を拭き取ります。この辺りは普通のタオルで問題ないですね。


およそ30分ほどで、バッチリキレイに仕上がりました。汗だくになったので、自身もシャワー浴びて東京に帰ります。

……しかし。


東京に戻ったら、雷を伴う激しい雨。

洗車あるあるってヤツですかね。車がキレイだったのは、わずか3〜4時間の間のことでした。ガックシ……。




まあでも、一夜明けて次の日に車に乗ったら、ボディはけっこうキレイなママでした。神泡シャンプー効果、意外に長持ちなのかも。これからは、天気予報をあんまり気にせず洗車することにしました。




ケルヒャー用フォームキャノンS+神泡シャンプー


GYEONのシルクドライヤー

2024年6月27日木曜日

森永卓郎の「書いてはいけない」はトンデモ本か

 ちょっと不思議だった読書体験を。

毎月、図書館で10冊〜20冊ぐらいの本を借りて読んでいますが、完読できるものは半分ぐらいです。2週間で返却(次の予約者がいなければ、さらに2週間延長可能)というしばりがあるので、時には速読したり、追い立てられるように読むのですが、予約したものが重なって届いてしまうと、積み上げただけで吐きそうになります。


そんな中、けっこう話題の森永卓郎「書いてはいけない 日本経済墜落の真相」は、面白くて一気に読んでしまいました。半日ぐらいで読み終わった。


▼ 「書いてはいけない 日本経済墜落の真相」(森永卓郎・著)

内容のダイジェストは、生成AIにまかせましょうか。「パプる」でおなじみ「perplexity」で聞いてみました。

▼ perplexity

森永卓郎の「書いてはいけない」はどんな本?

perplexity;
森永卓郎の「書いてはいけない――日本経済墜落の真相」は、日本の経済アナリストである森永卓郎が執筆した本です。この本は、彼の40年にわたる研究者人生の集大成であり、彼自身の遺書とも言える内容です[4]。

### 内容概要
本書では、メディアで触れてはいけないとされる「3つのタブー」に挑戦し、その背景にある真相を明らかにしています。具体的には以下の3つのテーマが取り上げられています[4]:

1. **ジャニーズ事務所の性加害問題**
2. **財務省のカルト的財政緊縮主義**
3. **日本航空123便の墜落事件**

これらのテーマは、関係者の多くが知っているにもかかわらず、真実を語るとメディアから排除されるリスクがあるため、一般的には公にされていない内容です[4]。

### 著者について
森永卓郎は1957年東京都生まれの経済アナリストで、獨協大学経済学部の教授でもあります。東京大学経済学部を卒業後、日本専売公社(現在のJT)に入社し、その後メディア活動を通じて多くの経済問題に取り組んできました[1]。

### 執筆の背景
森永氏は2023年12月にステージ4のがん告知を受け、この本を完成させることを自身の使命と感じました。そのため、本書は彼の命を削って執筆されたものであり、非常に個人的かつ重要なメッセージが込められています[4]。

この本は、長年の疑問や隠蔽された事実に対する森永氏の率直な指摘が含まれており、読者にとって非常にわかりやすい内容となっています[1][4]。

Citations:
[1] https://www.amazon.co.jp/%E6%9B%B8%E3%81%84%E3%81%A6%E3%81%AF%E3%81%84%E3%81%91%E3%81%AA%E3%81%84%E2%80%95%E2%80%95%E6%97%A5%E6%9C%AC%E7%B5%8C%E6%B8%88%E5%A2%9C%E8%90%BD%E3%81%AE%E7%9C%9F%E7%9B%B8-%E6%A3%AE%E6%B0%B8-%E5%8D%93%E9%83%8E/dp/4866809361
[2] https://www.amazon.co.jp/%E6%9B%B8%E3%81%84%E3%81%A6%E3%81%AF%E3%81%84%E3%81%91%E3%81%AA%E3%81%84-%E6%A3%AE%E6%B0%B8-%E5%8D%93%E9%83%8E-ebook/dp/B0CWDJZJ5Z
[3] https://books.rakuten.co.jp/rb/17770370/
[4] https://www.forestpub.co.jp/author/morinaga_takurou/book/R-0084

いや〜凄く便利です、perplexity。出典を示してくれるので、ChatGPTみたいに騙されることはありません。

さて、本書の内容なんですが、1のジャニーズについては、例のBBCの報道以降劇的に風向きが変わって、もはやタブーではなくなりました。

2の財務省問題については、意外に知らなかったことも多くてそれなりに驚かされます。メディアが財務省の意にそぐわない記事を掲載すると、財務省は「税務調査」という制裁措置を行使するって話にはシビれました。経営者や経理担当者にとって、税務調査ほど不愉快なイベントはありませんからね。

そして、3の日航機123便の墜落事件。ここに書かれている内容について、私はまったく知りませんでした。1985年8月12日、御巣鷹山に墜落した日航機の事件は、当時私もテレビの報道で毎日のように見ていましたが、確かに墜落場所の特定に時間がかかったり、「金属疲労」とか「ダッチロール」とか、耳慣れない言葉が多く出てきたことは覚えています。

そして、この本の最大の衝撃は、この墜落事故についての、ある種の陰謀説が披露されていることです。あまり詳しく書きませんが、この123便の直後を自衛隊のファントム機が2機追尾していた事実があるそうです。他にも、証拠隠滅の形跡があったりなど、単に事故として片づけるには不審な点がたくさんあったと。

もっとも、こうした主張は、2020年に「日航123便墜落 圧力隔壁説をくつがえす」(青山透子・著)という書籍で提示されたもので、森永氏はその主張を支持する形で、追加情報とともに紹介しています。

以下は、Amazonにおける「日航123便墜落 圧力隔壁説をくつがえす」の説明文。
*本書が追求する問題点
●公式記録にはないファントム二機の追尾が目撃されている。
●日航機に付着した赤い形状のものが目撃されたが、それは何か。
●地元群馬県上野村の小中学校の文集に寄せられた子どもたちの目撃証言。
●米軍機が墜落地点を連絡したにもかかわらず、なぜ現場の特定が遅れたのか。
●ジェット燃料の火災ではありえない遺体の完全炭化から考えられるある種の武器使用の疑い。
●事故原因はなぜ意図的に漏洩されたのか。
●圧力隔壁修理ミス原因説への疑問。

疑惑の証拠隠滅につながる数々の証言をもとに、今まで隠蔽されてきた問題が次々と明らかとなり、この事故が「事件」であった可能性が浮かび上がっていく。(引用終わり)

▼「日航123便墜落 圧力隔壁説をくつがえす」(青山透子・著)

とても気になったので、Wkikipediaでこの事件のページ「日本航空123便墜落事故」を見てみると、そこは沼でした(笑)。コックピットの交信記録やら、米軍の輸送機が事故を空中から目撃して救助態勢を取っていた件とか、救助活動の件とか、実にいろいろな情報が沼のように溜まっています。

▼「日本航空123便墜落事故」
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E6%97%A5%E6%9C%AC%E8%88%AA%E7%A9%BA123%E4%BE%BF%E5%A2%9C%E8%90%BD%E4%BA%8B%E6%95%85

そして、この123便には坂本九らの著名人が乗っていたわけですが、「搭乗予定だった著名人」という項もありました。そこには、明石家さんま、浅野ゆう子らに加えて、ジャニー喜多川の名前もあったんです。

思わず「おおっ」と声が漏れました。森永卓郎の「遺書」とされる書籍で、ジャニーズから始まり、財務省を経て、日航機事故に到った点と線が、ぐるっと回ってジャニーズへとループしたんです。とても不思議な、ある種のカルマを感じるループ。

かつて、トンデモ本として認定された「買ってはいけない」という本がありました。この「書いてはいけない」も見方によってはトンデモ本かも知れません。しかし、筆者が命を削って書いている感じは行間のそこここに漂っていて、妙な説得力を醸し出しているのもまた事実。

日航機123便事件、これからまた、何らかの新事実が出てくるかも知れませんね。差しあたり、青山透子の本も読んでみようかなと思います。

2024年5月31日金曜日

初ラスベガスの覚え書き。クレジットカード詐欺にも遭った件

もう半年ほど経ちますが、今年(2024年)1月、初めてラスベガスを訪れ、初めてCESに参加しました。来年もおそらく参加すると思うので、再訪時に備え、例によって覚書を残しておくことにします。帰国してからしばらくして、クレジットカード詐欺に遭ったことも発覚。その顛末も記します。


・ハワイアン航空が安かった。ホノルルとの気温差がネックといえばネック。
東京からラスベガス(LAS)は直行便がありません。LA経由とかSF経由とかいろいろありましたが、一番リーズナブルだったのが、ホノルル経由のハワイアン航空。羽田からホノルルまでがCクラス、ホノルルからLASまでがYクラスってやつ。


ホノルルでの乗り継ぎが若干トリッキーでした。何故なら、ホノルル発はネイバーアイランド行きの便がほとんどで、メインランド行きはラスベガス行きしかない。なんで?って思いながら、色んな人に「ハワイアン航空のラスベガス便の出発ターミナルどこ?」って尋ねまくってターミナルを移動しました。

・1月のラスベガスは寒い。東京と変わらない気温なので真冬の装備で。
そうなんです。夏は40度ぐらいまで暑くなるそうですが、私が行った1月は凍える寒さでした。ダウン推奨とは言え、乗り継ぎのホノルルの件もあるので、重ね着作戦が有効かと思います。


あとで分かったことには「ハワイの人はラスベガスが大好きなんですよ」って。ハワイ人にとって、メインランドで一番の人気デスティネーションがラスベガスなんだとか。

・コリアン率異常に高し。ホテルの売店でも韓国語で話しかけられる。
ホノルルからのフライトも、韓国人が多かったんですが、ラスベガスの街でもCES会場でも、韓国人が多かった。日本人も多いけど、その3倍いましたね。

それもそのはずCES会場で、パナソニックとかソニーとかシャープとかの展示は、良くも悪くも枯れていて、勢いはないんです。しかし、サムスンとかLGとかハイアールなんかの韓国や中国勢は遙かにギラギラしています。


ホテルの売店で買い物してレジに行ったら、レジのお姉さん(白人です)が「アンニョンハセヨ〜」って挨拶してきましたからね。

・ラスベガスの街はフラットでだだっ広い。
今回、宿泊はルクソールというホテルでした。ピラミッド型の建物で、ホテルの外にはスフィンクスとオベリスクが聳えています。


もちろん、カジノを通らないと部屋には行けません。


帰国の際に気がついたことには、空港のターミナルからもルクソールが見えるんです。泊まっているホテルが空港から見えるという経験は生まれて初めてでしたね。とにかく街がフラットでだだっ広い。

思うに、ラスベガスはアメリカでもっとも浮ついた街ですね。みんな楽しみに来ている感じがそこここに見られます。ホテルのレストランでも、テレビ中継されてるフットボールの試合で若者たちが大騒ぎしてました。

ラスベガスは人口68万人だそうですが、めちゃめちゃ活気があって、その10倍ぐらいの規模に感じます。ちなみに、同じくインバウンド依存の町、ホノルルの人口が35万人。
ラスベガスは、とにかく歩く町です。私たちはレンタカーも確保していましたが、連日2万歩以上歩いてました。「ここからシーザースパレスまで、どれぐらいかかる?」「歩いてたったの45分だよ」みたいな会話をリアルに聞きました。


CESの会場を結ぶ「ヴェガスループ」は、なかなか微妙な乗物でした。イーロン・マスクのトンネル会社のプロダクトですね。走るテスラは、全車ドライバー付き。これが無人になったら凄いんだけどねえ。


ベラージオの噴水は、15分おきに5分間。ドバイの方が凄いかも?


CESのパスは、空港のアライバルロビーでゲットが定番! QRコードを用意しておけば、1分でパスが出ます。

スペイン料理、「EDO」が美味かった。ダリみたいな口ひげのお兄さんが印象的でした。


・クレジットカード詐欺、発覚
日本に帰って2〜3カ月。クレジットカードの明細をWebでチェックしたら、海外利用(米ドル決済)で身に覚えのない項目がありました。

2024/1/15
MYFITBODIES.COM WATFORD 1回払い 7,452 7,452 49.95 USD

当該のURLにアクセスしてみると、オンラインのフィットネスジムみたいなサービスでした。まったく使った覚えがありません。7452円請求されてます。そして、翌月の請求ではなんと……

2024/1/23
URMEDIAZCOM BIRCHINGTON 1回払い 3,033 3,033 19.97 USD

2024/2/15 M8096
MYFITBODIES.COM WATFORD 1回払い 7,690 7,690 49.95 USD

先のフィットネスジムに加えてもう一件、見知らぬアカウントからの請求が追加されていました。こちらはサービスの内容すら不明です。2件で1万円超えてます。

翌月も同様に2件の請求が来てましたので、これはもうカード会社に電話するしかありません。カード会社のサポート担当とやりとりの結果、詐欺に間違いないだろうとのことで、当該のカードは利用停止に。新しいカードを発行してもらうことになりました。もちろん、詐欺で支払った金額は、全額返金してもらいます。

悪質だなあと思うのは、1件通ったら、翌月にもう1件違う請求を乗っけてくるところです。利用者が気がつかないと思って、じわじわ請求を増やしてくる。しかもこれ、当該の会社のWebに行くと「サービス停止の手続きはこちら」ってメニューがあって、クリックすると、ログインIDとPWDを入力する口が切ってあって、そこにIDとかPWDとか入れた日には、それらも盗まれること確実です。トラップだらけ。

番号を盗まれたと思しきカード詐欺は、過去にも経験があるのですが、その時は六本木のレストランだと確信しました。では今回、果たしてどこで番号を盗まれたのか? CES会場の近くにあったメキシコ料理の屋台かな? それとも、晩メシを食った中華料理屋かな? と記憶を辿りつつ、カード会社の担当に聞いたら、請求されたMYFITBODIES.COMには、1月8日にカード番号が紐づいた記録があるとのことです。それから1週間後、15日に利用金額がチャージされてる。

1月8日って、ラスベガスに着いた日じゃん! 当日、着いたのが夜だったので、外出とかしてません。クレジットカードを使ったのは、ホテルのフロントと、ホテルの中のレストランと、ホテルの中のコンビニぐらいなんですよ。割かしちゃんとした店で、番号を盗まれた可能性が濃厚。

いや〜、恐ろしいですね、油断も隙もない。ラスベガス。

また来年もCESの時期にラスベガスに行こうと思っていますが、「カード番号は盗まれて当たり前」って前提で考えた方がいいかもです。有効期限をできるだけ短くするか、限度額を思いっきり減らすか、あるいはデビットカードがいいのか。いずれにせよ、後でカード番号が変わるのは相当に面倒なので、公共料金の支払いみたいな、毎月レギュラーに使用しているカードじゃないカードを持参するのが良さそうですね。


ラスベガスは、私にとっては「Sphere」の街です。この球体のディスプレイを眺めているのが最高に楽しい。今回は、99ドル払って中に入ってダーレン・アロノフスキーの監督作品を鑑賞しましたが、来年はまた新しい作品が見られるのか。今から楽しみですねえ。



2024年4月23日火曜日

熱海ジェット船の旅Part2。古民家改築のイタリアンでディナー

 熱海にやって来た件、Part2です。館山からジェット船に乗って往復8000円の旅でした(運賃だけね)。

熱海は坂が多い街です。徒歩の移動ばかりだとヒドい目に遭います。


熱海港から上り坂をエッチラ歩いて20〜30分、熱海駅の商店街の混雑ぶりに大いに驚き、ランチは「囲炉茶屋」。アジのまご茶膳、2200円なり。まずはそのままアジ丼で、続いて出汁を注いでお茶漬けに、さらにお茶漬けにアジの干物を投入と、2度の味変を楽しみます。うむ。普通に美味しい。ご飯がやや多いけど。注文は、テーブルからQRコードで行います。DX進んでるなあ、熱海。


ランチの後は、カフェでコーヒー。その後「起雲閣」を訪ねます。「熱海の三大別荘」と言われる邸宅で、根津美術館の根津さんも一時オーナーだったことがあるそうです。


旅館として営業していた時代には、島崎藤村や三島由紀夫、寛一お宮の「金色夜叉」の尾崎紅葉などが利用したそうです。太宰治が入水する3カ月前に泊まった部屋なんてのもありました。

仏像が彫ってある暖炉、けっこうレアじゃないでしょうか? 初めて見ました。


金曜日に1泊する旅ですが、熱海でグレードやや高目のホテルは1カ月前にはほぼ満室。なので、今回ホテルは海沿いだけどシャビーなヤツにして、ディナーを奮発しました。

「アロマフレスカ」です。高台の上に立つ古民家をリノベーションしたイタリアン。入口は,旅館の玄関みたいです。


和の雰囲気を醸し出すイタリアン。シーフードと旬の野菜が上品です。前菜も盛り合わせではなく、一品一品提供されます。食器もエレガント。


窓から熱海の街の夜景を見下ろせるのですが、写真がうまく撮れていなかった。残念。

ここは再訪決定ですね。お風呂付きの部屋もあるそうです。イタメシ&温泉がパッケージできるって凄い。まあでも、お風呂は入らなくていいか。


翌日の朝。「来宮神社」も大変な人出です。ここは、自撮りのためのスマホスタンドがあちこちの台に置いてあります。みな、タイマー使って撮影してます。


お土産の干物は「釜鶴」か「アオキ」かって感じですが、義母に電話したら「釜鶴で買ってきて」とのことでした。骨なしアジがオススメです。

ランチはお寿司。生け簀から取り出してさばいたアジがうまい。握りもうまい。


帰りの船は、14:10熱海港発、大島経由で館山港に16:05着。


富津の家に帰ったら、ぶ厚い雲の下に富士山が見えました。


1泊2日熱海の旅。次回はいつ行こうかな。東海汽船の公式サイトによると、館山港出発便は、4月から9月までは設定がないみたい。また来年ですかね? 毎年春の恒例旅行になりそうです。

2024年3月12日火曜日

館山〜熱海をジェット船で往復。運賃8000円で激安だった件

ここ数年、旅行に行ったら、船に乗るというのを心がけています。今回、目的地は熱海です。

今年(2024年)2月のある日、ドライブで館山を訪れた際に、以前から気になっていた「渚の駅たてやま」に寄ってみました。


さかなクンが全面協力しているこの施設に「ジェット船のりば」という看板があったので、早速突撃してみます。海に面した渚の駅には、ジェット船が接岸できる埠頭はないのですが、乗船受付カウンターがありました。そこで見つけたのがこのチラシ。


「館山・伊豆半島 早春の花めぐり」という東海汽船のキャンペーンがあって、館山〜熱海間の往復きっぷが8000円って書いてあります。これはお得じゃないかというのと、ジェット船に乗ってみたいのと、熱海に行ってみたいというトリプルなモチベーションで、チラシを持ち帰りました。実施期間は(2024年)2月3日から3月24日です。

そして、3月8日(金)から1泊2日で熱海のホテルを押さえ、東海汽船のWebサイトをチェック。しかし、Webにはどこを探して8000円のコースはなく、「館山〜熱海(ジェット船)」は片道8400円と書いてあります。

東海汽船に電話で聞いてみた結果、「チラシの料金は電話のみ受付」「Webから購入すると往復で1万6800円で倍以上」「往復の便をそれぞれ確定し、予約せよ」「チケット代金は乗船当日渚の駅にて支払い」「乗船場所が2箇所あって当日じゃないと分からないから、出港時間の40分前に渚の駅に集合。埠頭まではバスで送迎」という諸々の段取りが明らかになりました。この8000円の往復チケットは、毎日運行している定期便のヤツを、期間限定でディスカウント販売しているものだと分かりました。

結果、以下の1泊2日の館山〜熱海の往復チケットを押さえました。
3月8日09:35館山発〜10:45大島経由〜11:30熱海着
3月9日14:20熱海発〜15:20大島経由〜16:20館山着
(タイムテーブルは毎月変わります。天候状況によっても変わります。それぞれ、東京の竹芝桟橋と館山を結ぶ便もあります)

3月7日に新宿区から富津市の自宅に移動、8日の朝に自家用車で渚の駅たてやまに行き、乗船者用駐車場に車は1泊します。駐車料金は無料です。


前夜から当日はあいにくの雨模様でしたが、搭乗時間にはほぼ雨は止み、ジェット船も予定通りに出港。30名ほどの乗客がいます。まずは経由地大島へ。

このジェット船、時速80キロぐらい出るそうです。フル加速すると船体が持ち上がって、揺れも少なく走れるんだとか。乗客はシートベルト着用がマストなので、船内を歩き回ることはできません。これはちょっと残念です。楽しめる景観のバリエーションと、船の速度(目的地に早く着く)がトレードオフになっている。

驚いたことに、大島に着いたら、私たち2人以外は全員が下船してしまいました。15分ほどしたら、大島から熱海に行くお客さんが数名乗り込んできます。


館山→大島が1時間。大島→熱海がもう1時間。出発からおよそ2時間で熱海に着きました。人生初めての熱海ではないのですが、前にいつ来たのか思い出せません。会社の旅行とか、何かの団体旅行で来た、ぼんやりとした記憶しかありません。なので、気分は初熱海です。


熱海港から歩きましょう。20分ほど歩いて、熱海駅前の商店街まで行ってみたら驚愕の光景が。もの凄い人混みです。平日なのに。これは衝撃でした。「熱海プリン」の行列には50人ぐらいの若者が! 男子も多いよ。何ということ。


とにかく、着いてみたら観光客があまりに多くて驚いたよ、熱海。それではこれから、観光&食事に行ってきます(Part2へ続く)。

2024年2月22日木曜日

サイバートラック、豊洲で見物。その後はどこで見られる?

 テスラのサイバートラックが日本に来ています。2月25日まで豊洲の「チームラボプラネッツ TOKYO DMM」で展示され、その後は全国のテスラの拠点をツアーする流れ。

私も今週、小雨の降る中見物に行ってきました。


ギャラリーが列を作っていますが、行列しているのはチームラボに入ろうとしているお客さんたち。サイバートラックは、その手前にデーンと鎮座しています。誰でも無料で見ることが可能です。



いやあ、デカいっすねえ。しかもポリゴンみたいなソリッド感。これほどの偉容を醸し出す車は、過去に一台もなかったと感じます。

デザインは「ブレードランナー」に影響を受けたらしいですが、確かに「レトロフューチャー」ってイメージがぴったりですね。20世紀のSF映画のプロダクトデザインを思い出します。


ステンレススチールで作られた車は、過去にデロリアンのみ。「バック・トゥ・ザ・フューチャー」でタイムマシンを担ってたアレですよ。


ステンレススチールは、塗装ができないので、サイバートラックの色味はシルバーのみ。北米では、ブラックやブルーなどのラッピングが純正で用意されています。

実は昨年(2023年)の3月に、LAのピーターセン自動車ミュージアムでも見ていますが、そこにあったのはプロトタイプ。あの、鉄球をガラスに投げたらヒビが入ってしまった時の車両ではないかと言われています。まだ、ドアミラーもなければ、ワイパーもなかった。


サイバートラックが、日本で発売されるかはまだ決定していません。豊洲にあった車体が、日本の交通法規をクリアできるかの審査にも臨むことになります。

豊洲のチームラボでの展示は、2月25日で終了。その後はさいたま新都心、新宿サザンテラス、東京国際フォーラムなどを巡業します。詳細なスケジュールはテスラジャパンの公式ページに掲載されているので、是非見たいという方は、最寄りの拠点へお出かけください。愛知や大阪にも行きますよ。3月31日までのスケジュールが出ています。

https://www.tesla.com/ja_jp/event/cybertruck_japan?redirect=no&utm_locale=ja-JP&utm_campaign=cybertruck_exhibition&utm_content=sales&utm_medium=email&utm_source=sendgrid.com&utm_term=24q1_tokyo

2024年1月31日水曜日

ラスベガスから小一時間ドライブ。フーバーダムに行ってみた

 2024年1月、CESに参加するためにラスベガスにやって来ました。CESもラスベガスも初めての経験で非常に面白かったのですが、ラスベガスの街にずーっといても旅情を感じられないので、同行していた友人と一緒にドライブに出かけることにしました。


グランドキャニオン? 片道5〜6時間かかります。じゃあ、セドナ? これまた片道4〜5時間。ということで有名なパワースポットへの旅は諦め、パワープラントへの旅にシフトしました。そう、発電所です。ダムです。


レンタカーのテスラモデル3で、ラスベガスから南東方向に車で45分。フーバーダムを目指します。

荒涼とした、代わり映えのしない大地を眺めながら走っていると、前方左側に湖が見えてきます。

こんな、傾いた送電線が林立する脇の道路を通ってフーバーダムのビジターセンターへ。


ツアーガイド付きの見学コースは、30分と1時間の2コースあります。すぐに出発する方はどっち?と聞いて、30分コースに参加。

水力発電所の建物の中を見学します。ダムの中を通る配管が巨大です。


「このダムは世界恐慌中の1931年から建設が開始し、36年に完成した」とのこと。恐慌で仕事がなくなった人たちをたくさん集めてダムの工事に従事させたんですね。エジプトのピラミッドみたいなもんか。


発電所はバリバリ現役で、アリゾナ州とネバダ州と、カリフォルニア州に電気を供給しているとのこと。


フーバーダムの貯水量は400億トン。琵琶湖の貯水量が280億トンとのこと。琵琶湖がまるごと貯水池に収まる計算。


川にかかるコロラドリバーブリッジは、北米で最長だそうです。なかなかスペクタクルな景観です。日本の大林組が建設に関わっているそうです。2010年に完成。


お土産屋さんもチェック。ネバダ州なので、エリア51関連のグッズが充実しています。実際のエリア51は、ラスベガスの北北西約200kmあたり。


およそ小一時間滞在し、来た道をラスベガスへと戻ります。往路1時間、現地1時間、復路1時間なので、ざっくり3時間の小旅行。

ラスベガスでの滞在の、ちょっとしたアクセントになりますね。オススメです。レンタカーでどうぞ。