6年ぶりにニューヨークにやってきました。宿はソーホーにとってあります。
往路のJAL便が、機内WiFiの使える便だったので試しに使ってみたのですが、WiFi電波は捉まえるもののインターネットに接続できません。
スッチーに聞いたら、「iOS7デスカ?」と聞くので「そうです」と答えたところ(iPad miniを使ってた)、何やらペラ紙を持ってきて「iOS7の場合、設定がチョト違います」と。
しかし、その紙に書いてある説明はまったく要領をえたものではなく、相変わらずネットには繋がりません。
iPad miniを諦め、ギャラクシー・ノートで試してみますが、それでもだめ。ブラウザを見てみると、画面の右肩の部分に「衛星接続無し」と出ています。機内のサーバーが衛星回線に繋げられなかったってことでしょうね。
まあ、新しいサービスなんて万事こんなもんです。JALさん、iOS7に罪をなすりつけてはいけませんよ。
いずれにせよ、JAL便でネットを使用する予定の方はくれぐれもご注意ください。このサービス、1時間で10.75ドル、24時間で19.75ドル(いずれもJALカード料金)って料金体系も納得感に欠けますね。24時間連続でフライトって物理的に無理だし。
さて、海外に出かける場合はお約束の、現地キャリアのSIMカードですが、今回はハードルの高い米国ということで、旅行前に調査した結果、AT&TのSIMを日本のAmazonから買うことにしました。正確にはマーケットプレイスの業者から購入。SIMは渡航の1週間ほど前に到着しています。
こいつを、香港で買ったiPhone4Sに入れて使います。バックアップのために、ギャラクシー端末も持参します。あわよくばホテルでWiFiを購入しなくても済むように、WiFiドングルも持参しておきます。
しかし、この日本で買ったSIMが、ニューヨークでiPhoneに入れても「圏外」でちっとも動作せず。
AT&TのSIMは、2年前にハワイで使った時もけっこう苦労した記憶があります。その時はAT&TのショップでSIMを買い、いったん店を出た後さらにサポートを受けに店に行って、結局はどうにか使えました。アンドロイドで。iPhoneではダメだった。
今回、iPhoneの設定画面にはこんな表示が出てます。「プロビジョニングされていないSIMです。」ってどういうこっちゃ。
こりゃアカンだろってことで、地下鉄に乗ってタイムズスクエアのAT&Tへ。
ショップのお姉さんに事情を説明しつつiPhoneを渡すと、ちょっと調べた後に「このSIMは死んでるわ。捨てておくからねっ!」とあっさり殺処分。Amazonで事前に購入作戦、大失敗です。新たにショップでSIMを買わなくてはなりません。
お姉さんが出してきたSIMは、Amazonのとまったく同じデザインのものでした。これに、米国内通話無制限(要らないんですけどね)、パケット2GB分をつけて60ドル。ちょっと高いし、現実劇にパケは1GBぐらいあれば十分なのですが、2GBの下は200MB程度まで上限が下がってしまうという実に巧妙な料金設定。有効期限は90日です。
60ドルコースで手を打って、iPhoneにSIMを投入。テザリングも行けそうですが、インターネット共有の設定画面に行くと、AT&TのWebで設定するか、電話で聞けとのアラートが。ショップのお姉さんに確認すると、「テザリング? できないわよ」と一蹴されました。
GALAXY端末でも試してみましたが、端末自体でのデータ通信はできるものの、やはりテザリングはできません。ま、しょうがないですね。
それでも、ハワイの時よりはだいぶマシです。特に設定を行う必要はないですし、何よりもiPhone(SIMフリー機)で使えるというのが大きい。
さて、武器も手に入ったことさし、さっそく行動開始です。今日のミッションは、10月の頭からアート好きのニューヨーカーを熱狂させている、バンクシーのゲリラ的パフォーマンス「BETTER OUT THAN IN」のハンティングです(続く)。
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