今回、サンディエゴは2泊しますが、2日目は郊外のテメキュラという町でワイナリーめぐりをすることにしました。ちょうど今、ブドウの収穫時期なんです。
3日前にVeltraでツアー参加のリクエストをしたら、翌日に返事が来て、無事に予約完了できた。
今回の半日ツアーも、日本人ガイド兼ドライバーさんに、客は私ひとりという贅沢仕様。例によってホテルから目的地までの道中、サンディエゴの経済やビジネスについていろいろ取材できたので、その成果はまた覚え書きで残すことにします。
ちなみにテメキュラは、サンディエゴから車で1時間、LAから1時間半という立地です。LAからも来られるのね。
さあ、テメキュラに到着しました。サンディエゴは昨日も今日も曇りで少し肌寒い感じだったんですが、テメキュラに着いたら青空が広がっていて日差しも強い。ヤシの木とブドウの木が同時に繁るという、なかなかシュールな光景。
最初のワイナリーに突撃しましょう。「Bella Vista」というワイナリーで、テメキュラで一番古いワイナリーだそうです。ハンガリー移民の夫婦が経営する、家族的なワイナリー。
早速、テイスティングいってみましょう。まだ朝の10時なんですけど、ガンガン行きます。テメキュラでは、テイスティングは15ドルで5杯が相場です。
まずはスパークリングを1杯、朝シャンだな。その後赤を4杯。なかなかの実力と見ましたよ。
中でもこれが一番美味しかった。09年のピノノワール。Vivinoでも高評価。うん、ウマい。
2軒目。「Chapin Family Vineyards」。
ここは、オーナーが発酵とか微生物について学んだそうで、化学的なアプローチでワイン作りをしているという珍しい理系ワイナリーです。自分たちのワインを出荷するようになってまだ10年という新しい作り手。
ここでは赤ワインを4杯テイスティングしました。
中でも、こちらのシラーがお値打ちでしたね。テメキュラのワインは、あんまり世界中に流通していないみたいで、VivinoのDBでヒットするワインがあんまり多くない。
古〜いフォードのトラックがありました。1947年製。まだまだ現役です。
Chapinからの帰りがけ、すぐ隣にあるワイナリーが気になったので、ついでに立ち寄ります。なんで気になったかと言うと、建物の壁面にバイクがたくさん陳列してあるんです。
ここは「Doffo」という、イタリア系アルゼンチン人だかアルゼンチン系イタリア人が経営する畑。
ジャケットはオシャレ系。スコアもブラボー。
おまかせで5杯飲みましたが、最後がスパークリングでした。締めシャンね。気が利いてる。
しかしオーナーのバイク好きも、ここまでやるとリスペクトの対象になるようで、来る客がみんなバイクの写真を撮ってます。今日回った3軒の中では、ここが一番お客が多かったしね。
以上でワイナリーめぐりは終了。かなり酔っぱらってヘロヘロです。でも、帰る道中、ふと思い当たったことが。
1軒目のワイナリー、ハンガリー出身の作り手って言ってましたよね。てことは……トカイがあったかも! すぐに思いつかなかったんですが「ハンガリー」ってワードに引っかかりを覚えてて、帰りに思い出した。後でガイドさんに聞いたら、「そう言えば、メニューには載ってないんですが、甘〜いデザートワインを作ってますよ」だって。
失敗した! まあいいや、また来るか。トカイ飲めるんなら、回る順番は最後にして欲しいよね。
失敗した! まあいいや、また来るか。トカイ飲めるんなら、回る順番は最後にして欲しいよね。
今日まわった3軒のワイナリーは、どこも美味しいワインを飲ませてくれました。しかし、3軒ともまったく知らなかったわけで。テメキュラって、すごい穴場なのかも。今度調べてみよう。
さあ、サンディエゴに帰って、ランチに中華でも食べよう。これで大体イベントは終了、明日は帰国です。
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