2018年6月25日月曜日

日本vsセネガルは引分け。エカテリンブルグで民泊初体験

日本、H組2試合目は、残念ながら2対2でセネガルに引分けという試合結果でした。まあでも勝ち点は4となり、予選リーグ突破にまた一歩近づきました。次回、ポーランド戦は6月28日(現地時間)のキックオフです。


コロンビア戦の行われたサランスクと同様に、セネガル戦のエカテリンブルグもまた、私にとって「人生で一度だけ訪れる町」であることは間違いありません。


こんなオンボロのトラムに乗って、スタジアムに向かいます。レトロすぎます。昭和です。ソ連です。


エカテリンブルグのスタジアムは、ゴール裏に増設された「無理矢理すぎる仮設スタンド」が話題ですが、これ、本当に奇妙な座席群です。


反対側も見てみましょう。ジャンプ台のようにそびえるバックスタンド。

上空をぐるりと回る屋根の向こう側にある座席から、どんな風にピッチが見えるのか気になってしょうがない。

観客は、日本サポがかなり多かったですね。コロンビア戦に比べるとだいぶ増えた印象。とは言え、日本人は全体の30%ぐらいでしょうか。一方のセネガルサポは数百人ぐらいしかいなくて、残り60%は地元のロシア人、その他10%がそれ以外の国から来たサッカーファンというところ。


セネガルはフィジカル、スピード面で日本よりも遙かに強かったですが、1戦目の日本xコロンビア戦同様、日本は中盤を厚くして、後半に勝負をかける西野采配が奏功。セネガルにリードされながら、2度も追いつくというしぶといゲームを行いました。

次のポーランド戦で勝ち点1以上を取って、是非決勝トーナメントに進出してほしいものです。

さて、一生に一度のエカテリンブルグ。2月の時点で予約しておいた宿は、民泊の宿です。エアビーではなく、Booking.comを使ったのですが、どう見ても普通のホテルではありません。いずれにせよ、民泊は初体験ですね。


こんな、築50年以上って感じのオンボロの建物です。鉄の扉が、ソ連時代の公営住宅って感じを醸しています。

部屋はシンプルで素朴。元が住宅なので、キッチンもあるし、洗濯機もあります。


ただ、民泊なので管理人は常駐していません。私たちは住所を頼りにたどり着きましたが、宿の入り口がどこだか分からず右往左往してしまいました。同じブロックにある花屋さんに飛び込んだら、花屋のおばさんが管理人さんに電話してくれ、「鍵が届くまでそこのソファーで待ってていいわよ」ととても親切にしてくれました。

10分ほどで現れた管理人(つか、オーナーですね)のオバちゃんが、かなりエネルギッシュでよくしゃべる。

「私と息子で25の部屋を回しているんだけど、ワールドカップが始まっちゃってとっても大変〜。先週なんて丸2日徹夜で、車を運転してたら、眠くて事故りそうになっちゃたの〜」

「あなたたち日本人からはいただかないけど、ロシア人のサッカーファンが泊まるときは5000ルーブル(約8000円)のデポジットをいただくの〜。だって、ロシア人は部屋で一晩中大騒ぎしたり、部屋のものを壊したりするからね〜」

「今日の試合は、日本が勝つわよ! 応援してるからね〜。頑張って!」

ロシアでは、日本人の評判は悪くないです。そして、ロシア人は日本人にとても親切にしてくれます。


エカテリンブルグの変テコスタジアムは、試合終了後、ブルーにライトアップされていました。本来は、カッコいいスタジアムなんです。

あの仮設のゴール裏スタンドは、W杯終了後撤去されるそうです。大会期間中、事故など起こらないよう切に願う次第です。

エカテリンブルグ。日本は勝利をおさめることができませんでしたが、あの歪なスタジアムの形状とともに、一生記憶に残るに違いありません。

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