2026年10月14日水曜日

2度目の飛鳥クルーズ。種子島上陸は失敗も、桜島の噴火が大迫力すぎた

 クルーズ旅も通算で3度目となりました。今回は、昨年(2025年)の11月以来、約1年ぶりの飛鳥IIIです。「秋の種子島・長崎・鹿児島クルーズ」10月4日から6泊7日の旅程です。


2026年は、台風が洒落にならないほど多く発生したこともあって、出発前は、果たしてクルーズが催行されるのかハラハラしましたが、10月4日、無事に横浜港を出航。今年の7月に乗船したダイヤモンドプリンセス体験との比較、また、昨年の飛鳥III初乗船の記憶の反芻などあって、クルーズシップでの旅に関する理解と経験と課題が深まった旅となりました。



基本的に、「飛鳥IIIのクルーズ旅は大変楽しい」というスタンスは変わりませんでしたが、いろいろ想定外の出来事もあったので、簡単に振り返っていきましょう。

大さん橋の駐車場が満車でアセった


今回、出航は17時、乗船開始は15時です。私たちは14時40分ぐらいに自家用車で横浜の大さん橋ターミナルに着き、駐車場に入ろうとしたら、まさかの「満車」表示。入庫待ちの車が10台ほど並んでいます。「これはヤバい」とアセりましたが、列の後ろについて待っていると、2〜3分に1台ぐらいの割合で出庫する車があるので、MAX30分ほど待てば入庫できるだろうと読みました。


待っている間、ウチの奥さんがググったところ「クルーズ乗船客は優先的に入庫できる」という情報をゲット。助手席を降りた奥さんがターミナル館内に行って係員に突撃した結果、隣のゲートを開けてもらい、無事に駐車できることになりました。入庫する際に「乗船券を見せてください」と言われますので、すぐに取り出せるようにしておきましょう。「Tips情報その1」です。

種子島には上陸できず。折からの強風のため


このクルーズのメインの寄港地は種子島でした。私たちは、JAXAのロケット打上げサイトを見学するツアーにも申し込んでありました。

飛鳥IIIには毛利衛さんがゲストで乗船していて、種子島到着の前日には、宇宙飛行士としての体験を披露する講演会もシアターで行われ、大いに気分もアガりました。


しかし10月6日朝、朝サウナから部屋に戻る途中「種子島港周辺は強風のために接岸を断念しました」という船長のアナウンスが!

何ということでしょう。船長判断で、JAXAの基地は船上からの見学ということになりました。これは本当に残念でしたが、まあ、また次回チャレンジすればいいか。


船は種子島と屋久島の間を通って次の寄港地の長崎港へと向かいます。


上陸する前提ですから、当日の午前中〜午後に船内レクリエーションは何も設定されていません。しかし上陸キャンセルとなった関係で、急遽映画の上映や館内ツアーが組まれ、スタッフさんは大忙しでした。

船内新聞のBefore Afterを貼っておきましょうか。こちらがBefore。前半(左側)部分は枠が空っぽ、何もない。


こっちがAfter。ボツボツと予定が入っています。映画は「パイレーツ・オブ・カリビアン」と「レ・ミゼラブル」が追加されてます。


壁からの軋み音で、部屋をチェンジ


種子島へ行く前日は、終日航海の日でしたが、我々の部屋(10デッキ)ではTVの後ろ付近の壁のあたりでキシキシと何かがたわむような異音が朝から休みなく聞こえていました。台風の影響で船はずっと揺れており、このキシキシ音も一向に止みません。

あまりに気になったので、スタッフを呼んで調査してもらうことに。エンジニアを含む4〜5人ぐらいのスタッフが30分ぐらい調べてくれましたが、結局原因はわからず。さらなる調査のためには、壁や上階の床を剥がすという大がかりなものになるからと、部屋のチェンジを提案されました。


他に選択肢はありません。部屋をチェンジすることになり、荷物の移動を行いました。同じフロアの数軒先の1036号という部屋でしたが、そこではキシキシ音がなりません。そこはOKです。その代わり、頭上からゴリゴリとなにかを引きずるような音が聞こえます。けっこう頻繁に聞こえるので、原因究明のため、上のフロア(11デッキ)を見に行ったら、我々の部屋の真上はプールでした。プールサイドの椅子やテーブルをスタッフが片付けるときに、脚を引きずる音がするんだね。まあ、これは原因がはっきりと分かったし、1〜2分我慢すれば音がしなくなるのでヨシとします。クルーズ船の船室における騒音の発生と、その因果関係について学習しました。

長崎は年に2度目。来年もまた来るかも?


次の寄港地、長崎港には、7月のダイヤモンドプリンセスに次いで、今年2度目の寄港です。

ターミナルから徒歩で行ける「四海樓」というレストランのちゃんぽんが美味しかったです。


あと、グラバー園や稲佐山の展望台も訪れ、長崎の町を満喫しました。7月よりも涼しく、非常に気持ちが良かった。年に2度目の長崎でしたが、クルーズ旅を続ける以上、これから何度も訪れることになる予感もしますね……。次回は夜景を見ることにしましょう。


桜島の噴火は凄かった。四合目までバスで行ける


3つめの寄港地は鹿児島港です。我々は桜島を観光する寄港地ツアーに申し込んであって、バスに乗って桜島フェリーに乗り、桜島の四合目まで登ってきました。


すると、うまい具合に桜島が噴火。立ち上る噴煙にツアー客も大興奮です。この日(2026年10月8日)は、朝から4回の噴火を記録したそうです。ガイドさんに聞いたら、「桜島は毎日噴火する」「家が痛むので、鹿児島に移住してしまった人が多い」「噴煙が多い日は、翌日に眼科が混む」など、色々現地の情報を教えてくれました。

サウナ、磁石、スターリンク


2度目の飛鳥IIIで再確認したこと。その筆頭はやはり、船首にあるサウナが最高だってことですね。


大浴場「Gand Spa」はサウナの他にも半露天の大浴場などあって、海を眼下に見下ろしながらの入浴が楽しめます。

脱衣所からも海原が見下ろせます。


あと、船内のインターネットはスターリンクWi-Fiが常時繋がり、しかも高速です。部屋のTVがBSしか映らないので、私は持参したiPadでテレ東ビズを毎日見てました。そんなわけでスターリンクは最高なんですが、最大のストレスもまたスターリンクです。接続から6時間で強制的に切断されるので、6時間おきにログインし直しが必要なんだよね。

私は、PCとiPadとiPhoneの3台を持ち込んでいたので、これらを接続し直すのが超めんどくさかった。


飛鳥IIIは、壁に磁石がくっつくので、磁石つきのホワイトボードを貼って、そこにURLとユーザーネームを手書きでメモってました。船の旅に磁石を持っていくのは、よく知られたTipsらしく、フックつきの磁石を天井や壁に貼って、洗濯物を吊るしたりとかやってました。「Tipsその2」ですね。

「Tipsその3」は、乗船カードを入れるネックストラップを持っていくと便利だってことですね。ダイヤモンドプリンセスの「メダリオン」は秀逸なルームキー運用スキームでしたが、飛鳥はそこまで進化していません。ICチップつきのカードがルームキーなので、首からぶら下げるネックストラップがあると大変便利。飛鳥船内でも売っていますが、1800円とかするので、百均とかMUJIとかので十分だと思います。


以上、2度目の飛鳥III体験でした。今回、乗客数は480名ぐらい。我々が帰ったすぐあとのクルーズは、週末3連休にかぶるやつで、そっちは600名以上が乗るんだとか。前回の飛鳥クルーズに比べて、フィリピン人クルーも日本語および接客スキルがだいぶ進化しており、非常に充実したクルーズになりました。


寄港地に上陸できない、騒音による部屋チェンジなど、想定外もいくつかありましたが、それらもまたクルーズ旅の醍醐味ということで無問題でしょう。

クルーズのリスクと2027年の展望


今回、3度目のクルーズを終えて思ったのは、日本近海におけるクルーズ旅の最大のリスクは「台風との遭遇」ではないかと。我々は、船が多少揺れたレベルで済んでいますが、ネット情報を見ると、「そもそも出航できなかった(ツアー自体がキャンセル)」。とか「目的地や寄港地が変更になった」など、よりヘビーな事例をいくつも見かけます。

それでもまた、次回のクルーズ旅はどうしようかと日々旅行先を検討していますが、できるだけリスクを避けたいので、来年の台風やクルーズのベストシーズンについてAIに聞いてみました。
「2027年の台風予報は、例年5〜6月頃に気象会社から発表されるため、まだありません。来年は少なめの可能性があるが、油断はできません」とのこと。



日本・アジア発着で、クルーズのベストシーズンを聞いてみましょう。

「ベスト:4月〜6月上旬、10月下旬〜11月。台風が少なく、気候も穏やかです。春は桜や新緑、秋は紅葉と、寄港地も楽しめます。

避けたい:8月〜9月。台風のピークで、寄港地の変更や欠航が起きやすい時期です。7月と10月前半も注意が必要です。

冬(12〜2月):台風はほぼありませんが、日本海側や北海道航路は季節風で海が荒れやすくなります。太平洋側や沖縄・台湾方面なら比較的安定しています」


以上です。参考にしよう。