2012年12月3日月曜日

北京で雲南鍋に舌鼓。翻訳アプリも使ってみた

さて、北京と言えば北京ダックが有名ですが、寒い季節は、鍋関係も大人気です。


こちらの鍋は、雲南省の鍋料理で「大理火鍋」というものです。

この店は、南鑼鼓巷というエリアに行った時に、昼食を摂る予定で訪れたカフェがあまりに俗っぽかったので、急遽ググって見つけた店です。正確に言えば、Googleは使えないので、百度のアプリで見つけたと。



百度地図の現在地から、「附近捜索」というボタンを押すと、ご覧の画面が現れます。ここで「美食」というのをクリックすると、近所にあるレストランが★評価つきでリストアップされます。今回、もっとも★の多かったこの店「束河人家」は、北京中央戯劇学院のそばにありました。

さて、メニューをもらってオーダーするのですが、この店のメニューは中国語しか表示がありません。お店のおネエさんも英語が今ひとつ。そこでこいつの出番です。

オムロンのリアルタイム翻訳アプリ、「Transcope」です。AppStoreで350円払って買いました。iPhone版とAndroid版があります。


どうですか。確かに翻訳しています。かつて、韓国でこんなアプリも使ったことがありますが、韓国語→日本語では、まったく実用レベルには達していませんでした。このオムロンのアプリのいいところは、ネット環境がなくても翻訳できるということ。つまり、1万語強の代表的な語彙がアプリ内辞書に収録されているので、ネットに繋がっていなくてもリアルタイムで翻訳が可能なんだそうです。


だけどなあ。なかなかピントが合わないというか、翻訳エンジンが今ひとつシャープじゃないというか。スキャンから文字が出るまでに時間がかかりすぎです。

結局、このアプリがメニューの解読に役立ったかと言えば全然そんなことはなく、これを使っていると、店員や回りの客が集まってきたという結果だけでした。

さて、先程の大理火鍋ですが、野菜に海鮮に団子に羊肉と次々に出てくる具材を、キノコ出汁(絶品!)でいただきます。なかなか満足。

北京では、この手の店だと100元ちょっとでお腹いっぱいになるのですが、ワインが相対的にちと高い。300元とか400元します。


だけど、中国産のワインなら、150元ぐらいでまずまず飲めるものが出てきますので、我々はもっぱら中国ワインでしたよ。

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