2013年12月7日土曜日

固定電話なのにスマホでも通話可能。パナソニックのコードレス電話を買ってみた

これ、めっちゃイイですよ。我が家の固定電話機周りがスッキリしました。超オススメ。


さて本題。皆さん、固定電話ってまだ使ってますか?

スマホ(つか携帯電話)の普及以来、めっきり存在意義を失っている固定電話ですが、インターネットのために光やADSL回線を使う家庭では、電話機がおいてありますよね。まだ。

私の家でも、親機&コードレス子機1台という構成の電話機を使っています。しかし、これを使って電話を発信することはほとんどありません。宅急便の再配達を依頼する時ぐらい。

ここ10年ぐらいで、電話のかけ方って劇的に変化しましたよね。みんな携帯電話を持つようになって、電話番号を覚えるという習慣がなくなりました。よく電話する相手の電話番号を携帯電話に登録しておけば、ワンタッチで電話がかけられる。結果、多少料金は高くても、携帯からしか電話かけないようになっちゃった。だってその方が簡単で便利。電話帳のUIは、圧倒的に携帯(スマホ)の方が使いやすいわけで。

これはひとえに、NTTの怠慢ですよね。固定電話のインターフェースは10年以上、いや20年以上変わってません。電話機にスマホなみの使い勝手の良さがあれば、ここまでスマホに取って代わられることはなかったと思います。

このたび、我が家の電話機のうち、子機の方にトラブルが発生しました。充電しても、すぐにバッテリーが上がるという症状。要は電池を交換すればいいのですが、少し前にTwitterで話題になっていたパナソニックの電話機を買うことにしました。

親機(本体)に加え、iPhoneやアンドロイドを子機として使えるというふれ込みです。

単に固定電話の買い換えならば、そこら辺の適当な機種でよかったのですが、このコンセプトは画期的です。我が家には、型落ちのiPhoneやアンドロイドがゴロゴロ転がっています。iPhone3GS、iPhone4、Galaxy S II、Galaxy Note……。こいつらに、現役復活のチャンスを与えられるのではと思い、しめしめ一石二鳥とばかりにAmazonでポチ。


1週間ほど経って、こいつが到着しました。

iPhoneを乗っけた状態。USB端子が1個あり、iPhoneを充電することが可能です。充電用のケーブルは付属していません。


受話器を外した状態。

台に乗ってるiPhoneは、置いただけで充電が始まるわけではありません。しっかりケーブルを挿さなくてはなりませんので、まあ単なる充電器です。我が家では、固定電話のある場所と携帯を充電する場所が離れているので、あんまり意味がありませんでした。

マニュアルを取り出し、スマホを子機化する設定を行います。まず、本体をWiFiに接続します。これが意外に面倒(画面が小さいのと、テンキーをたくさん打たなくてはならない)。次にiPhoneアプリ(orアンドロイドアプリ)をインストールし、WiFiに接続すれば完了です。

iPhoneから親機経由で電話する場合は、こんな画面。


つまり、iPhoneを使って、携帯のキャリア(私はソフトバンク)からも電話できるし、自宅の固定の回線(私はNTT)経由でも電話がかけられるようになるんです。相手によって、通話料の安い方を選べばオッケー。

もちろん、受信もできます。固定電話にかかってきた電話をiPhoneで受信できる。即ち子機として使えるというわけです。

それから、これが一番嬉しい機能なんですが、iPhoneの電話帳をこのパナソニックの電話に転送できるんです。


この画面の「電話帳転送」ってところをタップして操作します。電話帳は、丸ごと移すことも可能だし、個別に選んで転送することも可能。

スマホは4台まで、子機として登録することが可能です。

当初、家の死に筋のスマホを子機として復活させようと考えたのですが、よく考えてみると、子機は子機で充電しておく必要があります。スマホは電池の消耗が激しいですから、固定電話の子機としてのみ運用するのはあんまり合理的じゃない。

つまり、日常使っているスマホを子機として兼用するというのが正解。なので、我が家の型落ちのスマホたちは、ゾンビのように復活することはなく、暗くて狭い場所に戻っていくしかありませんでした……。



Panasonic デジタルコードレス電話機 RU・RU・RUのご紹介でした。どこかから電話かかってこないかな……。

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