大いに盛り上がったSXSWを切り上げて、帰路LAへ寄り道です。目的は、日本食を食べることと日本で見られない映画を見ること。オースチンでもそうでしたが、LAでも「映画と寿司とラーメンの日々」が続きます。
まずはラーメンから行きますか。サンタモニカの「JINYA Ramen Bar」。漢字では「陣屋」です。全米で7店舗展開中、さらに7店舗が準備中。オースチンにも出店予定です。
メニューで人気No.1とうたわれている「Spicy Chicken Ramen」10.80ドルをオーダーします。
麺が細いせいか、注文したら5分と経たずに出てきました。
これがNo.1なのか。ちと意外。鶏ガラスープで、具材はチキン・チャーシューが3枚、ほうれん草、ネギ。ヘルシー路線でしょうか。日本人なら、どちらかというとトンコツスープの「JINYA Tonkotsu Black」か「Cha Cha Cha」がいいんでないかと。お店のWebを見るに。
翌日は「Daikokuya」。大黒家。LA近郊で4店舗展開中。この日はソーテル(Sawtelle)の店舗に行きます。
メニューの一番上にあった「Daikoku Ramen」をオーダー。8.95ドル。
トンコツラーメンです。チャーシューとネギと味玉が乗ってます。モヤシは生です。何でだろ。
普通に美味しいんですが、口の中でシャキシャキする生のモヤシが何とも気になります。うーむ。
夜の部では寿司屋に行ってみましょう。ソニー・ピクチャーズの近く、カルバー・シティの「K-ZO」にやってきました。
板さんが日本人です。安心して「おまかせ」を頼むことができます。最近、LAでも「Omakase」が流行してるんだって。
ホタルイカ、エビ、タコなどがおつまみで登場し、おなかが朽ちてきたあたりで握りに突入。
握り一皿目。おお、LAでコハダが食べられるなんて。エンガワもあるし。
二皿目。右端はミル貝。ミル貝は単品だと12ドル(2貫で)。
ここの寿司は美味しいですよ。参考までに値段表を貼っておきましょうか。
ミル貝とうにが、ちょいと高い。アワビを頼んでみたけど、トコブシだったな。高級ネタは、築地から空輸してる卸から買うそうです。
それにしても、LAでこのレベルの寿司が食べられるなんて、ちょっと嬉しいですよね。もちろん値段はそこそこ行っちゃいますけどね。
続いて、LAで見た映画から1本だけご紹介。テレンス・マリック監督の「Knight of Cups」です。撮影監督を、オスカー3連覇したエマニュエル・ルベツキが担当しています。そしてプロダクション・デザインはジャック・フィスク。
午後1時過ぎの回をサンタモニカの映画館で見たんですが、客が私ひとりだった(途中からひとり入って2人になった)。レザーのシートでエグゼクティブ気分です。
映画は、ハリウッドの脚本家(クリスチャン・ベール)が主人公で、彼の自由過ぎる女性関係を中心にした、自分探しであり真実の愛を探す物語って感じ。話は今イチ分からなかったんですが、ルベツキの映像は鉄板の美しさですね。基本、「レヴェナント」と同じ撮り方です。ワンカメ、手持ち、移動多め。照明も最低限しか使っていません。映像を楽しむ映画なので、余計な日本語字幕とかなくて、案外良かったかもしれません。
これ、日本でもう一度見ようと思ってますが、日本での公開がまだ決まってないんですよね。どうなることやら。
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