カーチェイス版「ラ・ラ・ランド」って言われている映画があるよって聞いて、楽しみしていた一本がありました。「ベイビー・ドライバー」という映画です。
配給会社からの案内を見ると、「ロッテントマトで驚異の100%フレッシュ」って書いてあるので、「ウソだろう〜」と思ってサイトにアクセスしてみたら、本当に100%フレッシュです(6月21日現在)。もう、これは早めに見に行くしかないと決めて、プレス試写に行ってきました。
ストーリーはこんな感じ。
主人公「ベイビー」は、20歳そこそこの男子。少年の頃の交通事故が原因で、耳鳴りに悩まされる日々を送っている。そして彼は、音楽が大好きで、超絶ドライブテクニックの持ち主でもある。お気に入りの音楽をiPodで流し、ドリフトをキメながら走っている間は、耳鳴りに煩わされることなくノリノリの時間を楽しめるのだ。そんなベイビーの才能に目をつけたのが、ある強盗組織のボス。現金強奪の現場から、車で逃走する運転手にベイビーをアサインし、「実行犯が強奪→ベイビーのドラテクで逃げ切り」というシノギを繰り返していた……。
オープニングの「強奪→逃走」シークエンスが最高にクールです。車はスバル。ベイビーはエンジン全開、アドレナリンも全開で、走行車線、反対車線、道路脇の土手と自由自在に走り回ります。パトカーとチェイスになっても全然捕まらない。スピンターン一発決めて、180度方向転換し、パトカーをその場におきざり。
いやあ、痛快です。「ラ・ラ・ランド」を引き合いに出すのは十分に理解できます。「ラ・ラ・ランド」のオープニングは、ハイウェイで止まってる車の脇で人間が踊っていましたが、「ベイビー・ドライバー」は車が踊ってる。ロックのリズムに乗って、ベイビーの運転する車がダンスしているって感じ。
トレイラー貼っておきましょう。US版。2分19秒。
監督はエドガー・ライト。「ホット・ファズ 俺たちスーパーポリスメン」とか「ワールズ・エンド 酔っぱらいが世界を救う」で知られるイギリス人監督。サイモン・ペッグ一味ですね。実はこの映画、今年のSXSWでワールドプレミアされてたんですね。オースティン行ってたのに、全然気がつかなかったw
しかし、ベイビーのやってることは、誰がどう見ても犯罪です。本人も罪の意識は感じていて、しかも最近「運命の女子」と出会っていい感じになってたりして「いい加減足を洗わなきゃ」と思っていた矢先、「最後の仕事」に担ぎ出されます。そして、映画は一気にクライマックスへ……。
強盗団の親玉にケビン・スペイシー、キレまくる強盗実行犯にジェイミー・フォックスと、脇も何気にゴージャス。主人公ベイビーのアンセル・エルゴート、「運命の女子」のリリー・ジェームズはともにフレッシュでラブリーです。
個人的には、エンディングのコンセプトが気に入らなかったんですが、トータルでは大いに気に入った作品。選曲のセンスがハンパないんですよ。
例えばこれ。YouTubeのライブ音源を貼っておきますが、フォーカスっていうプログレバンドの「Hocus Pocus」。4分37秒。かなりキテますw
この曲をバックに、ベイビーのドラテクが炸裂するというシーンにいたって爆笑→号泣。中学生の頃に聞いてたロックの名曲に、21世紀になった今、こんな形で再会するなんて感涙ものです。
フォーカスは、「ヨーデル・ロック」って言われてましたよね。上の動画の歌詞みつけた。
Joladadijoladadijoladadijoladadi
Joladadijoladadi-jo-o-ooh!
Joladadijoladadijoladadijoladadi
Joladadijoladadi-jo-o-ooh!
Oooooh-oooooh-oooooh-oooooh…
歌詞じゃなくて、呪文だよ!
ロッテンが100%フレッシュってことは、アメリカでも相当ヒットしたのかなって思ってIMDB見たら、まだ公開前でした。6月29日全米公開。日本は8月19日です。ロックと車が好きな人に(だけ)オススメw
▼Rotten Tomatoes BABY DRIVER
https://www.rottentomatoes.com/m/baby_driver/
配給会社からの案内を見ると、「ロッテントマトで驚異の100%フレッシュ」って書いてあるので、「ウソだろう〜」と思ってサイトにアクセスしてみたら、本当に100%フレッシュです(6月21日現在)。もう、これは早めに見に行くしかないと決めて、プレス試写に行ってきました。
主人公「ベイビー」は、20歳そこそこの男子。少年の頃の交通事故が原因で、耳鳴りに悩まされる日々を送っている。そして彼は、音楽が大好きで、超絶ドライブテクニックの持ち主でもある。お気に入りの音楽をiPodで流し、ドリフトをキメながら走っている間は、耳鳴りに煩わされることなくノリノリの時間を楽しめるのだ。そんなベイビーの才能に目をつけたのが、ある強盗組織のボス。現金強奪の現場から、車で逃走する運転手にベイビーをアサインし、「実行犯が強奪→ベイビーのドラテクで逃げ切り」というシノギを繰り返していた……。
オープニングの「強奪→逃走」シークエンスが最高にクールです。車はスバル。ベイビーはエンジン全開、アドレナリンも全開で、走行車線、反対車線、道路脇の土手と自由自在に走り回ります。パトカーとチェイスになっても全然捕まらない。スピンターン一発決めて、180度方向転換し、パトカーをその場におきざり。
いやあ、痛快です。「ラ・ラ・ランド」を引き合いに出すのは十分に理解できます。「ラ・ラ・ランド」のオープニングは、ハイウェイで止まってる車の脇で人間が踊っていましたが、「ベイビー・ドライバー」は車が踊ってる。ロックのリズムに乗って、ベイビーの運転する車がダンスしているって感じ。
トレイラー貼っておきましょう。US版。2分19秒。
監督はエドガー・ライト。「ホット・ファズ 俺たちスーパーポリスメン」とか「ワールズ・エンド 酔っぱらいが世界を救う」で知られるイギリス人監督。サイモン・ペッグ一味ですね。実はこの映画、今年のSXSWでワールドプレミアされてたんですね。オースティン行ってたのに、全然気がつかなかったw
しかし、ベイビーのやってることは、誰がどう見ても犯罪です。本人も罪の意識は感じていて、しかも最近「運命の女子」と出会っていい感じになってたりして「いい加減足を洗わなきゃ」と思っていた矢先、「最後の仕事」に担ぎ出されます。そして、映画は一気にクライマックスへ……。
個人的には、エンディングのコンセプトが気に入らなかったんですが、トータルでは大いに気に入った作品。選曲のセンスがハンパないんですよ。
例えばこれ。YouTubeのライブ音源を貼っておきますが、フォーカスっていうプログレバンドの「Hocus Pocus」。4分37秒。かなりキテますw
この曲をバックに、ベイビーのドラテクが炸裂するというシーンにいたって爆笑→号泣。中学生の頃に聞いてたロックの名曲に、21世紀になった今、こんな形で再会するなんて感涙ものです。
フォーカスは、「ヨーデル・ロック」って言われてましたよね。上の動画の歌詞みつけた。
Joladadijoladadijoladadijoladadi
Joladadijoladadi-jo-o-ooh!
Joladadijoladadijoladadijoladadi
Joladadijoladadi-jo-o-ooh!
Oooooh-oooooh-oooooh-oooooh…
歌詞じゃなくて、呪文だよ!
ロッテンが100%フレッシュってことは、アメリカでも相当ヒットしたのかなって思ってIMDB見たら、まだ公開前でした。6月29日全米公開。日本は8月19日です。ロックと車が好きな人に(だけ)オススメw
▼Rotten Tomatoes BABY DRIVER
https://www.rottentomatoes.com/m/baby_driver/