先週の日曜日、奥さんの海外出張の見送りで、羽田空港に行った時のこと。その日は前日からノドが痛く、風邪の引き始めな感覚があったので、翌月曜日には自宅近所の内科医に診てもらおうと思っていました。
しかし月曜日の朝って、病院は激混みですよね。できれば行きたくない。
そこで思い出したワケです。確か、羽田空港にも診療所があったよなって。第1ターミナルにあったよなって。
念のためググってみると、第1ターミナルだけじゃなくて、第2ターミナルにも国際線ターミナルにも診療所があることが分かりました。おまけに、日曜日も営業しています。
早速突撃してみましょう。国際線ターミナルで奥さんを見送ったあと、1Fに下ります。
エスカレーターの脇に「Clinic」の文字が見えます。ここは、東邦大学の経営するクリニックのようです。
中に入ると、待合が7〜8席ほどでだいぶコンパクトな感じ。受付に行くと「これから出発のお客さまですか?」と尋ねられます。「いえ、飛行機にはのりません」と答えます。受付には「アフリカ方面で発生している感染症」やら「東南アジアで発生している感染症」に関するビラが貼ってあります。
続いて、保険証を提出しながら「ノドが痛いので、診察して欲しい」旨告げると、「はい、じゃあ熱を測って、こちらに記入してお待ちください」。問診票と体温計を渡されました。
測った結果、熱はありません。ノドが痛いだけです。私の前には一人だけ患者がいて、5分も待たずに私の番がやってきました。
若い医師がサクっと診療し、「ああ、ちょっとノドが赤いですね」ってことで、薬を処方してくれました。
受付に戻って、薬をもらい精算します。調剤薬局に出向かなくていいので楽チンですね。所要時間は10分程度です。
私の後にも一人患者が来て「これから出発のお客さまですか?」「いえ、近所に住んでいる者です」のやりとり。ふむふむ。
この診療所、大田区とか品川区にお住まいの方には、ある種の穴場ですよね。だって年中無休ですよ。しかも空いてる。
もちろん、風邪とか軽いケガみたいな、それほどシリアスな症状じゃなければって前提ですけどね。
ちなみに、国内線の第2ターミナルにも、国際線ターミナルと同じ東邦大学の診療所があります。ウィングの真ん中あたりに。
国内線第1ターミナルには「東京国際空港診療所」というのがあります。これはまた別の経営ですね。歯医者もある。
空港って、何でもあるんだね。暮らせるじゃん。そういえば、空港に住んでる人の映画があったよなあ。
▼ 東邦大学 羽田空港クリニック
▼ 東京国際空港診療所
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