2015年12月18日金曜日

湾岸ドライブ5時間コース 竹岡ラーメンに川崎ブレードランナー

先週末の土曜日(12月12日)は、不動産絡みのヤボ用があって、ちょっと房総方面に暴走に行ってきました。

道路情報アプリで渋滞区間がないのを確認し、午後1時頃に自宅を出発。午後イチに出て、夕飯時までに帰って来るというコンセプトの小旅行ドライブです。

首都高に乗り、環状線→湾岸線→アクアライン→館山道というルートを走ります。今回、このエントリでは、おもにビジュアルとランドスケープにフォーカスします。

まず最初の見所は、首都高湾岸線の大井から入る東京港トンネル。このトンネルは、照明がお洒落なんですよ。


同じ光源が、直接照明と間接照明の両方を担っている感じですね。これは珍しい。

ちなみに、アクアラインのトンネルはこんな感じです。


味も素っ気もない。東京港トンネルの照明がいかにゴージャスかってことがよく分かります。

アクアライン、館山道と高速を1時間ほど走り、午後2時には富津竹岡インターを降りて、なじみのラーメン屋でランチ。


いわゆる「竹岡ラーメン」の名店、鈴屋という店です。竹岡ラーメンでは、富津にはもう一件「梅乃家」という常に行列している有名店があるのですが、私は鈴屋の方がお気に入りです。

食べログから引用すると、鈴屋=「汁にだしあり・生麺・薬味はネギ」、梅乃家=「汁はチャーシュー煮汁・乾麺・薬味はタマネギ」とけっこう違いがあるのです。

鈴屋もお昼時はけっこう混み合うのですが(駐車場が混む)、2時ならばだいたい待たずに入れます。食べログ3.52というハイスコアなので、内房方面に行かれる場合はランチの候補に是非。

そう言えば、鈴屋の向かいにプール付きのオシャレな家(たぶん別荘)が建っていて驚きました。去年はなかったと思います。おそらく今年建った家ですね。車庫にはロールスロイスが停まっていましたよ。

ランチを済ませ、用事もサクっと済ませた後は、「もみじロード」をドライブします。志駒川沿いに走る県道182号線。


富津市のHPを見ると、「延長約10キロに渡って、約1000本のもみじが生い茂り、見ごろである11月下旬には、晩秋の木漏れ日の中、鮮やかな紅葉が見られます」とか書いていますが、私たちが行った時には、紅葉はまばらで、車を停めて観光客が記念撮影しているスポットは1カ所しかありませんでした。行かれる際には、リアルタイムな紅葉情報を調べた上でどうぞ。

その後、東魁盛というお酒を造っている小泉酒造が経営する「酒匠の館ソムリエハウス」で正月用のにごり酒を買い、3時半頃には東京へと戻る帰路に。

アクアラインを激走し、4時過ぎに海ほたるに突入します。

海ほたる3Fのスタバでコーヒーを買ったら、すぐに店を出て4Fのデッキへ直行。外でサンセットを眺めるのです。12月は日没が4時半あたり。これ、湾岸ドライブで一番大事なところ。日没時間はマストで記憶ね。


デッキの左舷・西側に、夕陽をバックに羽田空港へと着陸する飛行機がどんどん降りていきます。成田空港から飛び立った飛行機も視界に入るので、運がよければ3機から4機の飛行機を1枚の写真に収めることも可能です。

この日は見られませんでしたが、冬場は西に富士山がドーンと見えることも多いので、「夕陽+富士山+複数の飛行機」というなかなかスペクタクルな1枚をものにするチャンスもあるということをつけ加えておきましょう。

そして、日が沈んだら速やかに海ほたるを撤退し、アクアラインを東京方面へ。ドライブの仕上げに入ります。

東京の都心に帰る場合、通常は浮島ジャンクションから湾岸線へのルートを取りますが、ここで私が強くオススメするのが、K6川崎線。

浮島ジャンクションで、左車線の「東京・横浜」方面ではなく、右車線の「川崎市内」方面へ行くんです。

すると、折からのマジックアワーに、車窓の左に見えてくるのが……。


まるで「ブレードランナー」のオープニングシーンのような、京浜工業地帯の夜景。

写真は、走行中の車から撮ったのでさすがに手ぶれしちゃってますが、この高速道路沿いに見える景色もなかなかスペクタクルです。「ブレラン」のサントラ流しながら走ると最高です。高速道路沿いの非常駐車帯に停まっている車もやたら多いという……。

しかしこのルートを使う場合は、殿町インターで一度高速を降りて、大師とか羽田で高速1号線に乗り直さなければ都心に帰れないという面倒くささがあります。まあでも、わざわざ遠回りする価値はありますよ。

そんなこんなで、午後イチ出発からおよそ5時間後には自宅に帰還。日の短い秋冬にオススメの、サクっと行って帰れるドライブコースのサンプルでした。



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