2010年7月12日月曜日

スペイン優勝、フェイスブック、iPhone4

ワールドカップ南アフリカ大会は、タコのパウルの予言通り、スペインがオランダを下して初優勝。ファウルの多い、あまり気持ちのいい試合ではありませんでしたが、優勝に相応しい方のチームが勝利したという結果でした。スペインは、決勝トーナメントの4試合、辛勝もありましたが、辛勝に見える楽勝もあり、いずれもスコアは1-0(ウノセロ)。華麗なパスまわしが売りのチームでしたが、裏を返せば、守りが非常に堅かったということになります。

ワールドカップが終わりにさしかかった週末は、読書にさく時間もありました。そこで一気に読み切ったのが、「フェイスブック」という本。「世界最大のSNSでビル・ゲイツに迫る男」という副題(キャッチコピー?)ですが、ビル・ゲイツを引き合いに出している時点で、ちょっと前時代的なセンスを覚えます。




この表紙のお兄ちゃんが、フェイスブックの創設者のマーク・ザッカーバーグ(現在26歳)です。推定資産、4000億円。彼はハーバードの学生だった頃にフェイスブックを立ち上げたのですが、今やGoogleのアクセス数をもしのぐ巨大サイトが、いかにのし上がっていったかを赤裸々に描く話です。一気に読めますが、ITに詳しい人にはやや物足りない、逆にITに詳しくない人には、カタルシスに乏しい、半端な本だと言えましょう。権力闘争の話やら、お姉ちゃん絡みの話とか、もっと大げさに書けばいいのに、描写が控えめなんですね。

ところがこの本、「ソーシャルネットワーク」というタイトルで現在映画化が進んでいます。監督は「パニックルーム」「ファイトクラブ」のデビッド・フィンチャー。私の予想では、映画の方が絶対に面白くなりそう。これが映画のビジュアルです。



「A FEW ENEMIES」の「A FEW」がことさら強調されてます。4000億円の資産を作った天才(勝者)と、それに群がり苦汁をなめさせられた男たち(敗者=A FEW)、という分かりやすい物語になっていたら面白いかも。日本では2011年1月の公開。

そういえば、6月に予約したiPhone4の「在庫が確保できた」というメールがSBから届きました。Web経由で早速注文。アンテナ問題とか、持ちにくいとかいろいろトラブル含みのiPhoneではありますが、昨日ビックカメラでちょっと実機をさわってみて、モニターの解像度にいたく感激していた矢先のメールでした。iPhone4のSafariは、3GSのSafariとは別物だと断言できます。老眼の目にも、ブラウザの小さな文字がクッキリ読めるのです。


0 件のコメント:

コメントを投稿