今月上旬のある日、自分のタイムラインに「世界でもっとも小さな財布」というのが飛び込んできました。
「Mojito」というその財布は、アメリカ・アトランタのMalcolm Fontierというカバン工房が作っている商品で、25ドル(+日本への送料15ドル)で買えます。通販オンリーです。
折からの円高ってこともあり、海外通販サイトでもついついポチってしまう今日この頃。買ったのを忘れた頃(2週間後ぐらい)にブツが届きました。
確かに小さい。iPhoneの70%ぐらいの面積。財布というか、カードケースですよね。
クレジットカードや免許証や保険証など、合計6枚が快適に差し込めます。脱落しないように、ゴムのストラップを引っかけてカードを固定することができます。なるほど。
ひっくり返すと、ポケットがもう1つあって、ここにはお札(2〜3枚)を折って入れられる仕様。
なかなかイイじゃないですか。サイズと収容能力は概ね気に入りました。となると、問題はスイカですよ。非接触型ICカードが、ケースに入った状態で使えるか?
地下鉄の改札は、このケースに入れた状態で無事通過。コンビニは、認識する店としない店がありますね。セブンイレブンがほぼNG。ファミマはOK(スイカの場合)。
まあ、これはこれでアリですね。ジーンズのポケットが1つ軽くなった。
でもなあ、究極の小さな財布は、実はこれじゃないでしょうか。
輪ゴム。
Mojitoが実現している要件は、1本の輪ゴムでも実現可能ですよねえ。スイカはどこでも楽勝で通ります。何しろさえぎる物がない。そしてフレキシブルさもあります。名刺入れも兼ねられるとか。
いずれにせよ、Mojitoは「財布」というものの概念、つまり「支払い手段」の概念が変わりつつあることを象徴するプロダクトですね。しばらく使い込んでみようと思います。
【追記】このMojitoはもう販売されていません。小さな財布に興味ある方は以下を
▼ 世界一小さい財布をアップデートしてみた
http://naokomai.blogspot.jp/2014/04/blog-post_20.html